キラキラ☆プリキュアアラモードを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
長き雌伏の時を経て、今! プリモード真のマスコットが本気出す!!
そんな感じのペコリン回。多分幼稚園児相当の健気さを全開に、色々頑張るデコッパチはなかなか可愛かった。ここまでのザックリした扱いがなければ、もっと刺さったと思うがな!
というわけで、マスコットなのに悪者センサーも必殺技製造装置も担当せず、一言も喋らなかったことすらあったペコリンのメイン回である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
第7話からちょうど30話、合間にビブ公とかジュリオとかシエルとかどんどん割り込んできて、光の当たらなかった彼女にようやくメインが回ってきた…厳しいなぁ
お話としてはかなり素直なベイビー頑張り物語であり、(デコッパチすぎるデザインは横において)子供サイズを巧く強調した仕草が愛らしかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
自分よりベイビーな赤ちゃん相手にはお姉さんぶってみたり、涙をこらえて問題解決に自分なりに邁進してみたり、等身大の頑張り描写がナイスであった。
中学生組は至近距離から直接、高校生組はホームでどっしり見守るスタンスとか、久々に顔出した妖精コミュニティが落ちこぼれペコ公を身内として扱ってる様子とか、ちと優しさが過剰な感じもあったが、なかなか温もりがあったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
いちかは失われた母を、自分が母になることで再獲得しとるのだな…
(その仕事が果たせたかどうかは不可知領域だが)ペコリンはメイン視聴者層の共感の乗せ場であり、プリキュアにガチでおめめキラキラ出来るピュア世代の代弁者。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
素直に憧れを口にして、コンパクトに頑張って報われ、戦闘面でも救済しちゃう大盤振る舞いは、彼女通り越して色んな人に届く…のかな?
あ、ただし一つ気になったことがある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
パワーを使い果たして人化できなくなるのは、今後の取り回し考えても納得は行く。のだが、人間状態こそがゴールであり、妖精状態はマトモに夢も叶えられない劣等動物みたいなヤバさをこすってるまとめ方は、ちとどうかと思った。二級市民扱いかと。
ペコリンは別に人化できなくても、彼女なりに小さく頑張って、それがプリキュア観音のご功徳で人化という奇跡に届いた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
それは結果ではあっても結末ではなく、夢の後先に妖精か否かは、あんま関係ないと思う。ピカリンと同じように、妖精状態での頑張りも肯定的に描いてよかったんじゃなかろうか。
まぁこのアニメプリキュアでスーパーヒーロモノであり、『選ばれた特別な存在』を高い位置に置き、低い位置から見上げる凡人ポジションにペコリンがいるのはよく分かる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
しかしそれが『人間/妖精』という区分を巻き込んでしまうと、色々ヤなところに照射されるなぁと、勝手に感じた。難しい所だが。
今回の経験を経て、少しベイビーじゃなくなった妖精ペコリンが、サラリと今後描写されるなら良いんだが、プリモードはマジそういう部分は期待できない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
人間は人間なりの、妖精は妖精なりの尊厳があり、それは異質でありつつ価値としてはフラットなもんだ、という描き方してくれると好みなのだが。
そこら辺は復活フラグが描かれたジュリオが、バトンを受け取る部分なのかもしれんが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
アバンの墓参り、一番チビなペコリンが人間が捨て去ってはいけない部分を守り続けてくれていたありがたみに正直、軽く涙が滲んだ。それにピカリンが乗っかることで、彼女の人徳も上がったしな。
あ、忠犬ディア公は暴力主義者に理性を奪われ、心のないエネルギーとして心のないマシーンと良いように融合され、哀れ通り越した末路過ぎました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
すげーなグレイブ、色んなもんを踏みつけにしすぎて、もう死ぬしかない領域まで驀地だぜ…来週、復活なったジュリオの装飾になって消える感じかな…。
というわけで、色々小さな引っかかりはありつつ、ちっちゃなベイビーがベイビーなりに頑張って、優しくされるいい話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月29日
ど真ん中のベタな展開なんだけども、実際やられると結構好きだな、こういう話。『途中の描写が妙に宗教がかってて怖い』『釈迦涅槃図みたい』とかは言うな!
来週も楽しみ。