DOUBLE DECKER! ダグ&キリルを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
ポンコツ警官たちのおふざけコメディはここまで!
死刑執行と司法取引、法の天秤がぐるぐる踊る中、巨大犯罪組織・エスペランサの真相を巡って、事件が踊る。
幾重にも張り巡らされた罠と謀略。迫るリミット。
エイクロイドを殺したのは誰だ?
そんな感じのシリアス回である。もともと結構シビアな世界で、ギリギリの綱渡りで法務執行しているのは見て取れていたが、コメディの糖衣を剥ぎ取って展開する今回、作品の重たい部分がグッと迫ってきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
その冷たさがダグの余裕を剥ぎ取り、キリルが相棒っぽく振る舞うチャンスを作りもして面白い。
ヒーローの魅力を引き立てるには、強大な悪が大事になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
世界観間違えてるレベルで超強い、バンブーマンのインチキ加速戦闘。ZにしてAであるラスボスの謀略と狂気。
エスペランサが本格的に始動する今回は、敵役のキャラがぐんと立つエピソードとなった。
何しろタイトルが”A・クロイド殺し!”なので、なんらか叙述トリックが仕込まれているだろうことは推測がついた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
Aの死体が足を損壊している当たりで、大体のトリックは見えたけども、最後まで伏せ札を丁寧に載せ、Zの凶悪さを巧く引き立てる作りとなった。
Bからアンセムの反応が出なかったということは、SEVEN-0の捜査特権に引っかからない可能性がある、ということ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
今回綺麗にハメられちゃったこと含めて、後々煮え湯を飲まされそうなマッチングとなった。きっちりザベル・フランケンを殺しているあたり、Zの犯罪は抜目がないなぁ…。
こんなの相手取るにはクールな頭脳が必須なわけだが、ダグはエスペランサ絡みだとホットになっちまうようで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
むしろそのほころびに人間味が見えて良かったが、命取りの隙にもなりそうで怖い。そこを純情大型犬系バディ・キリルくんが真っ直ぐな想いで埋めてく関係なのかな。
ここまでキリルが引っ張られるばっかだったけども、冷却役を担当することで立場が逆転、しかも決め手になったのは『事件に引き込まれすぎるな』というダグ自身の言葉。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
バディの関係性もちと複雑になってきて、作品に奥行きが出てきた感じがある。
楽しいコメディ、ダメ後輩とタフな先輩の関係性も面白いけども、それ一本だと飽きが来る。若造の成長劇、傷追い人の癒やしが加わったことで、持ち前の明るさに陰影がついて、より面白くなる…と良いな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
少なくとも、今回のシリアスの扱い方は重くなりすぎず、上滑りもせず、ちょうどいい塩梅だった。
キリルのねーちゃんも毎回強調してるし、エスペランサ関係者として出てくるんだろうなぁ…ダグの最初の相棒と合わせて、過去を乗り越えていくことがバディの課題か。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
デリックで一回スカしておいて、本当にシリアスな傷があるって見せてくる運びは、結構好き。
己を葬り、闇に潜む。悪党の計略に綺麗に引っかかった形だけども、今後リベンジのチャンスは来るのか。敵の悪辣さ、凶悪さも巧く印象づけ、今後が更に楽しみになるお話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月29日
AがZでZがAってのが、”ユージュアル・サスペクツ”めいたどんでん返しを巧く象徴してて、いいネーミングよね。