※実況
Roselia履修中。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
YUKINAとかSAYOとか、モブ客の意識大会系顔いい女への扱いが快感♥フレーズみたいで面白い。(別にローマ字で言ってない)
この尖りまくった状態からアニメ二期まで行ったなら、そら感慨深いよなぁ…俺は追いつけるのかな、バンドリ学の星に…(空を見上げるボーイ)
二秒前までツンケンしてたYUKINAとSAYOが、ガチ勢ゆえの共振を初めてあっという間に呼び捨てになる流れ死ぬほど面白いな。完全に番長漫画じゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
あと白金はアレなの? ネトゲオフで中学生をゲットしてウッハウハなの? エイの裏側なの?(これだけ知ってる)
頼れる姉御顔してる今井クンの重力が五話の段階で重てぇ。こいつぁとんだ重力弾頭だぜ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
あとYUKINAさんのパパは確実に死んでるオーラ漂ってるんですが、音楽で音楽を殺す仇討ちストーリーになっていくんでしょうかね。
”姉”という地雷ワードを投げ込まれただけで中学生にキレ散らかすSAYOさん、ちょっとロックンロールすぎませんかね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
そんな妹はバンドでピンクのお山相手に『人間って面白っ!』とか言ってるし…天才が自我境界線を引き直す話多いなぁガルパ。
※総論
ガルパ履修記録。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
Roselia一章第10話まで。
笑顔を忘れた少女のシャウトが、狼達を引き寄せる。
妹の影に怯え、テクニックに尖るギター。姉の背中を追いつつ、自分を探すドラム。鍵盤に思いを叩きつけ吠え声を求めるキーボード。そんな虎狼達を見守る、捧げすぎなベーシスト。
そんな感じの、ピーキーに尖った本格バンドストーリーである。センターボーカルであるYUKINAさんの尖ったオーラに引き寄せられ、全体的に”ロックバンド”への引力が強い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
なぜ音楽なのか。なぜバンドなのか。その意味を語る言語が結構細やかで、独自の味わいがある。
パスパレは企画に流されるままのアテブリバンドとして始まったし、ハロハピは『世界を笑顔に!』というミッションのためのメディアとして”音楽”を選んだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
その楽器、その音楽でなければならない意味を強く抱え、ど真ん中から切り込むRoseliaは、僕には新鮮な味わいである。
友希那さんは孤高の天才ボーカリストって感じで自分の道を歩き続けている(その果てにある孤独に、今井くんが全身全霊で抵抗している)わけだが、身近なところに反発対象がある紗夜の当たりっぷりが尋常ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
”姉”の一言で年下相手にあそこまで噛み付ける。まさに狂犬であるな。
灰色と緑の意識高いツートップが出会い、運命のバンドメンバーがぞろぞろ引き寄せられていくRoselia序盤。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
彼女たちを頑なにしているのは亡き(?)父の、あるいはひょいひょい天才で追い抜いて自分をあざ笑う妹の幻影である。自分ならざるものに支配され、自由と己を見失っている。
そういう状態からスタートしたRoseliaだが、何かと他人にツンツン当たる割に顔の良い女TWO突風は感性に素直で、どんだけ否定したくても”運命”が眼の真絵にやってくると背骨が震える。素直に掴み取る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
それは尖りまくったからこその感性であろうし、根っこの素直さの発露なのかもしれない。
バンドに紛れ込んでは『もっと真剣にやれよ!』と吠えて場を乱す。一時期の赤城みたいになってるSAYOがどんだけ『お前と音楽やるの息苦しいよ…』と言われたか想像すると、YUKINAと運命的に出会ったのは彼女の救い出会ったように思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
お前らは、ソロでやれる宿命にはねーんだよ。
凸凹凸凹、技術はあっても人間ベイビーな自意識の爆弾達。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
氷川家の冷え切った関係と、宇田川家の柔らかな日常の対比が無惨である。あこがれから同じ楽器を選ぶもの、唯一の道とギターを取ったもの。
あこちゃんへのキツい当たりは、シスター・コンプレックスの裏返しか。
あこちゃんの『世界で二番目に上手いドラマー』という自称が、姉への無限大リスペクトを感じさせマジで”ヤバ”である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
そこにプライドを感じ取れない当たりが現状の友希那さんの優しくなさ、余裕の無さ、強くなさであり、これは今井クンのケアを当たり前と飽食する態度にも通じる。
お軽いギャル調子で鎧いつつも、全人生を友希那の笑顔のためにオールインする今井スタイルは激重であり、バンドが仕上がって友希那が離れそうになった瞬間、ネイル外してピックで武装する押取り刀っぷりに、凄まじく危ういものを感じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
オメー以外の存在は全員オメーじゃねぇんだぞ今井ッ!
父の代理人として音楽に復讐戦を挑む友希那を、今井リサは心配する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
しかしそんな彼女自身が、友希那の才覚ゆえの欠損を補う生き方、誰かのスペアである生き方に安楽を覚えている。
ここら辺の矛盾、むせ返るような激重感情とそれに勘付かない友希那の未熟を、今後掘るのか否か。
ピーキーに尖りきった立ち居振る舞いを見るに、しばらくは”ありふれた日々の素晴らしさに 気づくまでにふたりはただ いたずらに時を重ねて過ごしたね”って感じだろう(”Your Voice”大好き人間)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
抜き身の刃のようなセンターの才能と脆さ。それがRoseliaの独自性となっていくのか、危うさを呼び込むか。
その出会いが特別な引力を持ち、生まれる音楽がスペシャライズドであることは、”音”を描写する表現の分厚さからも感じ取れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
バンドをやってる時のヴァイブスみたいのが、ちょっと過剰でやりすぎな内面セリフでガッツリ叩きつけられるのは、バンド物語のど真ん中って感じでいい。大袈裟に行けッ!
白金燐子は二期の生徒会長っぷりからは想像もつかないブルブル小動物で、このはわわっぷりがRoseliaの荒波でどう鍛え上げられていくかも楽しみだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
あこりんは微笑ましい距離感、支え合いでスゲー良いんだが、”中学生”の三文字がかすかなアモラルを連れてくる…導火線に火は付いてる…どうなっちまう!
SAYOがあこちゃんに投げつけた『オメー姉貴の背中追ってるだけじゃねぇか! 知ってる緑色に似ててイラつくんだよ!』というビーンボールも、あこちゃん真面目だから本気で探求しちゃうと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
Roselia内部に答えがあるのか、はたまたそこからはみ出したストーリーで掘り下げるか。どーなるかな。
家族やバイト、学校など様々な社会を通じて、バンドで世界を完結させないようキャラの関係性を編んでいく筆は、ガルパ独自の色合いだなぁと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
あこ-巴-リサ-友希那とラインが組まれて、感性尖り人間がオーディションを受け入れる流れとかね。それはバンドで閉じてると、生まれない繋ぎだろう。
バンドの話なんだから当然、バンドの五人が太い。だけどライブハウスだけで状況を閉じず、商店街とか血縁とかに関係性を伸ばし、あるいは学校での緩やかな知己で状況を転がす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
それは自我の境界線を引き直し、世界の在り方を書き直す時代を描くには、大事なことだ。
世界は既に見知ったもの、閉ざされた場所の特別な圧力と同時に、呑気で開かれたパブリック・スペースへのアクセスでも成り立っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
バンド内部のバチバチを大事にしつつも、色んな可能性に少女たちが広がっていく様子を大事に、マップ会話で時折思い出させるUXの作り方とか、アプリ独特だなと思う
まぁRoseliaのバンストは意識高い限界人間を中心に、その音楽的引力が運命を巻き込んでいく熱さが売りであろうから、ガンガン狭く細く危うく突き進んでいけばいいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
それが何か広くて優しい場所に繋がる気配は、既に色んな書き方で用意されている…んだが、それを一番背負う今井クンの書き方がな
モノローグ権限をリサにかなり譲って、彼女の抱え込んだ純情、決意、危うさをバシバシ叩きつけるのは、公平さを感じて善いとも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
『友希那のお世話役』というロールは、当然大事だ。あんな火薬庫一般社会に放置したら、即座にどんぱち大惨事であろう。危険物管理人は大事。
しかしその役割に押し止めず、今井リサもまた変化し成長しうる思春期の少女なのだと、欠点も弱さも危うさも備えた一人格なのだと見せることで、そこから生まれる物語の分厚さ、世界を見据える視座のクリアさに期待を抱かせる。良い序章の運びだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
まだ女たちは、運命に出会ったばかり。しかしソロよりも強く激しく鳴り響く”音”の真実は、否定しようなく血を震わせる。頑なな己を切り崩し、何かに生まれ変わらせる期待と不安に揺れている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月23日
そういうパワーあってこその”ロックバンド”だと思うので、Roselia非常に面白いですな。