ガルパ履修記録。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
イベスト千日回峰往くぞッ!
・いつか、届け、アタシの詩
湊友希那に全てを捧げる献身の女、今井リサ。クッキーとベースと青春だけじゃ足りない! つ~感じで、作詞に挑戦することになるのだが…。
リサの作詞修行を通じ、”歌詞”に対する各バンドのスタンス・メソッドを書くお話。
今井くんの限界感情が表に出てるけども、見せたかったのは各バンドのソングライティングかなー、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
こういう部分でディテールを積むことで、”バンド”の存在感、リアリティは上がっていく。話自体はトンチキでも、そこには個性と努力と工夫がある。
皆自分なり真剣に作詞してて非常に良かったが、奥沢くんの『ほんっとこころのイメージって独特で困りますよね。通訳できるの自分くらいなもんですよハッハッハ』って顔が、一番面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
キミはホント、後方理解者ッ面で後ろに控えて、愚痴のフリで自慢するのが好きね…。
リサの挑戦がちゃんと跳ね除けられて、直ぐに結果に結びつかないところも好きだ。発展途上のまま、しかし希望は残して話を次に繋ぐ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
ガルパくんらしい幕引きだったし、”作詞”のシビアさを結果に残したことで、頑張る作詞担当少女たちの尊さも際立った気がする。
商業バンドであるパスパレが一切関わらないのも、逆にパスパレのスタイルを強調していて面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
5バンドで唯一、曲をバンド外部から供給され、そのイメージをパフォーマンスする”プロ”なんよね、パスパレは。そら素人のサポートには来ないわな。
・Happy Poppin Xmas
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
クリスマスには楽しい歌を! ポピパのみんなが楽しく迎える、聖夜の友情。
ポピパらしい明るいキャッキャが照らす季節イベントだが、真顔で日頃の感謝を伝える姿がグッドナイス。あとCHiSPA。
散々やかましく走り回った後、マジ顔で日頃の感謝を伝えられると狼狽え始める香澄の脆さが、彼女らしくて面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
距離感が過剰に近いグイグイ女なのに、好意をぶつけられると焦るのよね。そこら辺の防御力の低さが、等身大の女の子っぽくて面白い。
サプライズとしてCHiSPAが出るのも、嬉しい想定外だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
バンドリ一期はぶっちゃけ沙綾エピのし上がりが異常に良くて、彼女の過去に絡むCHiSPAの印象も非常に良い。こういう形で再登場して、動き出した時間を共有している様子を見せられると、心がほっこりあたたかい。
全体的に季節イベは空気の抜きどころというか、あんま重たくない楽しいエピソードを投げ来るガルパ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
しかしそこにもちゃんと、登場するキャラ固有の魅力、解像度の高い人間解釈を入れてくるのが、油断ならない信頼感である。読み飛ばせる話がないッ!
・紺碧、星煌めいて
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
ど真ん中青春バンドが、超絶商業主義バンドと交わる時、新たな音が生まれる!
名曲・YOLO誕生までの過程を追うことで、Afterglowらしさを彫り込み、五人の距離感を確認していくエピソード。パスパレとの対比も鮮明。
パスパレバンストにドン引きするアフロが面白すぎるエピだが、曲が生まれるまでの過程、そこに向き合う真剣さ、誠実さは揺るぎない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
『いつもどおりのAfterglow』ではちょっと背負いきれない、別バンドへの曲提供という課題。これに悩む過程は、彼女たちが”音楽”に向き合う姿勢を強く照らし出す。
『自分ら金とか名声のためにバンドやってないんで…パスパレとは違うんで…』とばかりに尖る蘭ちゃんだが、事務所の思惑を飛び越え、自分たちとよく似た青春を送る、自分たちと違うバンドをちゃんと見据える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
停滞に甘んじていると思いきや、結構新しい風を望んでいるのよね蘭ちゃん。
5人が肩寄せあって、一歩ずつコンセプトを進化させ、より善い音楽のために意見を出す過程は建設的かつ着実だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
時々ゆるい掛け合いを挟んで、頭が良くなりすぎないよう巧妙に空気を抜いていくのが、プロの仕事だなぁ、と思った。
論の組立自体は堅実かつ適度に迷っていて、非常に上手い。
これを最適化してお出しすると、アフロが背負う『等身大の青春ど真ん中バンド』という強みが掠れてしまうわけで、適当に茶化す部分とか、ネタっぽい部分とかで適度にコスる必要がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
ダイアログの組み立て、バランス感覚が凄く鋭くて、プロはチゲーなって感じ。
新しい挑戦に尻込みする仲間を、第一に引っ張るのがつぐなのも良かった。やっぱキミの野心が、Afterglowに風を生んでいるわけですよ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
つぐが生んだ出会いが蘭ちゃんに届いて、『世界が広がるのも悪くないかな』と思わせたこと。それが素直に曲になったこと。仲間内のコール&レスポンスが非常に良い。
このイベント、2nd第6話の前景でもあって。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
夕日を超えた先にある一番星のモチーフは、このイベストから来てんだなぁ…やっぱガルパ学履修したほうが、アニメ120%で楽しめるな。
付け焼き刃を付けるコストがマジ高くて、今ヒーヒー言ってますがね! 最高に楽しいですけども!!
Afterglowって蘭ちゃんの防波堤が第一義だから、簡単に身内で停滞しちゃう。でも他ならぬ蘭ちゃんが、外界にビビりつつ出会いと成長を求めてもいて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
『いつもどおり』でいるためには、前進し続けるしか無いバンドでもあるんですよね。そんなアフロの新境地として、『他人のために書く』のは良かった。
あと蘭ちゃんに冷たくされて『ひーちゃ~ん』って泣きつくモカちゃんが三京点くらい叩き出していたので、今後も壊れない程度に雑に扱って、面白い泣き声を出させて欲しいと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
でも、モカちゃんのことは大事にしなきゃダメだよ、蘭ちゃん…。
・波乱のおみくじニューイヤー
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
ヤベー奴らが神社に集合!
振り袖新衣装が可愛いお正月イベント、ドタバタ元気に参りましょう!
そんな感じの季節イベント。状況をグルグルぶん回すのに、ほんとこころちゃんは便利だな。宇田川のテキトー加減とかも面白い。
季節イベは接点なかったキャラに接点増やしていく機会でもあって。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
どっかで共演させておくと、次のイベントを転がすテコにもなるし、バンド内部で環境が閉じない風穴にもなってくれる。
季節イベの参加メンバー選ぶ時に、世界が広がるよう繋ぎを作るのは上手いなぁと思う。
お話はこころちゃんがブンブンぶん回して、イヴちゃんが厄介なことに巻き込まれ担当。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
何事もポジティブに捉えまくり、笑顔(スマイル)は幸福(ハッピー)を呼び込むと主張し続けるこころが、一見理解不能なエイリアンにも見える。
しかしイヴちゃんは素直に心のハロハピイズムを受け入れ、凧揚げしたり餅つきしたり、正月を精一杯楽しむ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
二人の笑顔が宝物を本当に引き寄せたのか、気休めの思い込みなのか。どっちとも取れるが、魔法を信じたほうが多分、世界は豊かだ。
暴走するこころの外付け制御装置として、当然のように参加している奥沢くんのやれやれ顔、良いところでレシーブ&トスぶっこむワザマエはいつもどおり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
『アタシには関係ないんで』ってツラしつつ、スゲーいいタイミングと視力で状況制御する辺り、やっぱヒーロー気質だと思う。
ガルパの世界は結構世知辛さや厳しさもあって、そこまで優しい世界でもない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
押し寄せる荒波を前に、状況をどう受け止めるか。自分をどう保つか。問われるのはそれで、試練を超えた先に変化と成長が待っている話が多い。
今回こころが主張しているのも、その変奏だ。こころ語なんで判りにくいけど。
バンドごとキャラごとにいろんな語り口があるし、見えてくる社会の形、その広がり方も様々だけども、『認識が世界を作る』というルールは共通だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
世界を照らしも曇らせもする認識をどう仲間と共有し、見知らぬ出会いと繋げていくか。より善く変化し、自分を保つか。
思春期はその方法論を実地で学ぶ道場であり、少女たちは皆、そこの門下生だ。そんな子達の幸福な新年を、明るく楽しく走っていくエピソードで、とても良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月16日
こころも薫もイヴちゃんも、みんな特異なキャラが”ツクリ”ではなく大マジなのが強いよなぁ。いつも本気。だから素敵。