・FUN! FUN! CiRCLING FIVESTAR!
ガルパ履修記録。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
プレイ開始一ヶ月にして、協力ライブの効率の良さを知る。下手っぴプレイで迷惑かけるのを恐れず、ジャンジャンやってきたい。
・FUN! FUN! CiRCLING FIVESTAR!
大型フェスにCIRCLEの看板を背負い挑むポピパ。世間の厳しい目にさらされつつ、それでも負けない少女たちの戦い。
ゆるふわ女子高生仲良しグループではなく、バンドとしてのPoppin'Partyを描くガチ目なエピソード。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
こういう状況になるととにかくおたえが強く、厳しい風にも負けず”音楽”に挑み続けたギタリストの凄味が全面に出てくる。そらレイヤさんも拗らせるわ…。
フライヤーをゴミ箱に捨てられ、世間の厳しさに涙をこらえる香澄の甘さに対し、おたえは『そういう事はフツーにあるよ』とシビアに答える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
香澄が未だ浸っている幼年期の夢を、ふわふわに見えるおたえはひと足先にくぐり抜けている。その時、ギターだけが彼女の武器だった。
普段香澄の真っ直ぐな夢、そこに込められた幼さが強く輝くグループだけに、それが陰りそうになった瞬間おたえがニュッと顔を出して『負けねーから。私のギターも、CIRCLEの看板も、ポピパの音楽も』と胸を張るのは、マジでカッコいい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
ここら辺の成熟度の差異は、仲良くしてるとなかなか表に出ない。
無名のJKバンドの祈りをゴミとして投げ捨てるような、シビアでリアルな世間に向き合うことにしたからこそ、香澄の脆さとおたえの強さが強く出る展開であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
そういう経験を一歩ずつ踏み越えて、ポピパの女の子たちは笑顔以外の表情、涙の飲み込み方を覚えていく。それが彼女たちをもっと優しくする
そういう青春ど真ん中の荒波を、五人でスクラムくんで新しい体験に飛び込みながら乗り越えていく”バンド”が、非常に眩しく力強かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
”巡り続ける世界”とポピパは歌う。様々な人に貰った絆が、巡り巡って自分たちを前に進める。愛を受け取って、今永遠の途中。この五人で進み続ける。
そんな音楽が、ポピパに目を向けない世界の横っ面を張り飛ばせたのか。観客を”自分たちの曲”で目覚めさせられたのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
多分デキたんじゃないかなぁ、と思う。そうやって、ポピパの認知度は上がり、ファンも増えていく。その代表として六花がいると思うと、アニメ二期に別の味わいも出てくるな。
六人目のポピパとしてのまりなさんエピでもあり、少女たちが今まさに走り抜けている青春のど真ん中で敗北し、楽器を置いてしまった”元少女”のワンスアゲインとしても、非常に鋭いエピソードだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
傷ついた。諦めた。でも、音楽から離れられなかった。だから、ライブハウスにいる。
自分が置き去りにしてきた夢を、今まさに背負って走るポピパ。自分がたどり着けなかった場所へ、皆で飛び出していくその手助けが出来たら、青春の逆襲が終わるかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
そんなまりなさんのエゴは、同時に凄まじく綺麗な夢、かけがえのない無私の支えと裏腹で、切り離せない。
いつかポピパの五人も、あの頃が青春であったと遠く思い返す時があるのだろうか? それとも永遠に鳴り響くロックンロールの中で、足を止めることなく駆け抜けていくのだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
それは多分描かれない、僕らが想像するしかない物語だけども、歩みを止めたまりなさんの音楽だって、まだ終わらない。
まりなさんからCIRCLEの看板、大人だからこその優しさを手渡されて、自分たちなり必死に誠実に走り抜けたポピパの疾走は、彼女たちに夢を託したまりなさん自身の歩みにもなる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
ひどく身勝手で、身を切るほどに優しくて、諦めたはずなのに熾火のように燃える、色あせた夢。
それがまだ鳴り響いていることを、ポピパの物語は証明できるのか。背負うものが一つ増えた少女は、それを重荷ではなく力に変えて、どこまでも駆け抜けていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
まりなさんと同じように、僕もその眩しさに目を細める。でも瞳を閉じずに、自分の前にある曲がりくねった道をまだ、見据えたい。
そう思わされるエピソードだった。まりなさんをエピソード・ゲストとして配置することで、年齢差が生み出す遠近法が生まれ、少女を脱却しつつあるポピパの苦しさ、強さがクリアに見えたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
やっぱこういう、青春と音楽にど真ん中なエピソードがいっとう好き。
・Neo Fantasy Online -旅立ち-
・Neo Fantasy Online -旅立ち-
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
NIHONGO GA SYABERENAI。
ポピパが真っ向勝負を仕掛けてくるなら、Roseliaはどポンコツで勝負だ! とばかりに、ネカフェの闇の中で展開するトンチキゆるゆるストーリー。すっかり仲良し集団となったRoseliaのオフタイムが、楽しく過ぎていく。
YUKINAとSAYOのポンコツ力が極限を超え、今井は電子のアバターでも友希那への重たい感情を唸らせ、ネトゲ経験者組はド素人にブンブン振り回される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
勢いが良くて楽しく、そういう気楽な空気をRoseliaが共有できるようになったのが、ほっこり嬉しい良いエピソード。
ネトゲの話になると超高速で喋り倒す白金クンのだめオタクっぷりはまぁ横に置くとして、今井の過保護っぷりがホント凄くて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
自分のアイデンティティを『友希那のヒーラー&アダプター』に預けすぎているのほんと危ういなと思う。幸福は幸福なんだろうけども、足場がモロすぎる…。
まぁそこは後で掘るんだろうけども、狂犬集団として生まれたRoseliaがどーでもいい時間を共有し、ダラダラ過ごしているのはやっぱ良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
紗夜さんのクソ真面目っぷりでひとしきり笑った後、新しい趣味が増えていて良かったねって感じ。
楽しいことが増えていく。それはやっぱ素敵よね。
・ドタバタハッピーバレンタイン
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
とんだボタンの掛け違いで、友チョコが大騒動を巻き起こす季節エピ。
『そうはならんやろ…』という強引な展開であるが、まぁ賑やかで楽しいからよかろうよ。強調される『友チョコ』にある種の欺瞞を感じなくもないが、まぁそこら辺は黙っておこう。
友希那の猫キチがバレたり、モカちゃんマイペースだったり、脇役のクスグリも悪くないが、やっぱり有咲の純情ツンデレパワーが高い。マジ高い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
『やっべ…気合い入れすぎた…』と一瞬引くんだけども、ガチで感動したポピパの女たちが有咲可愛い祭りを開催し、可愛い神輿神輿で練り歩く様は感動と幸福
今井クンは『女子力が高い』と形容されてたけども、こんだけ万能面倒見キャラだと『人間力が高い』のであろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
自分の思いや優しさをしっかりラッピングして、他人が喜ぶ形に仕上げる。ホスピタリティの高い高校生であるな。それを一番活用するべき相手とだけ、人間力がバグる所が面白さか。
・はじめての!? ウィンタースポーツ
・はじめての!? ウィンタースポーツ
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
ガルパ名物、季節の異業種交流回。今回のお題はウィンタースポーツだよ!
って感じで、やべー感じの連中が集まってゲレンデに繰り出すエピソード。奥沢くんのやれやれ顔も最高潮だ。
意外な連中で意外なことをやった結果、なかなか楽しい化学反応が多数。
まずはぐみちゃんが『言葉で何かを伝える』という苦手に取り組んで、麻弥ちゃんに色々教えようと頑張ったのが偉い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
長嶋茂雄式の天才言語から、なんとか他人に通じる言葉に翻訳して、自分の強みを他人に分け与えようとする。偉い。非常に偉いことだよはぐみちゃん。
まーた大和麻弥が状況把握能力・言語のレシーブとトス上げ能力が悪魔的に高くて、伝わりにくいはぐみの言葉を適切に理解し、自分が理解していることを的確に表現して、コミュニケーションを成立させる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
地頭が異常に良いので、分かりにくパーツを喋ってる当人より的確に再構築すら出来てしまう。
そんな麻弥もフィジカルは弱く、出来ないことに苛立ってちょっと言葉が荒くなったりする。これは非常にレアなことで、意外な側面が見れて面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
まぁ属性的にはナード&ギークなんで、運動苦手なのはある意味納得なんだよな。パスパレの活動では、その弱点が目立たんだけで。
苦手に挑んで色んな顔が見えるのは、それがポジティブでもネガティブでも大事なことだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
そうやってちょっとずつ人格の筋肉をつけることで、色んな局面に対応したり、自分すら知らなかった自分にも出会っていくのだろう。
麻弥が『雪残ってる内に集中して通って、身体記憶を焼き付けておきます!』と言い出したときには、あまりの意識の高さに卒倒しそうになったが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
鉄は熱いうちに打て。記憶曲線が下がらない内に、強めの反復でスキルを心身に刻み込んでおけ。
ここら辺のメソッドをキッチリ習得していればこそ、10代でスタジオ・ミュージシャンとして働けるのだし、演劇部の裏方、アイドル、学生をそれと並走も出来るのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
”天才”っつーと日菜やこころが目立つけども、麻弥ちゃんはリアル系チートユニットだと思う。意識が高くて実働が早すぎる。
そんな麻弥を思って、ウィンタースポーツの場をセッティングする日菜もまた、あんま『らしくない』動きである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
姉にしか興味なかった女が、気になる”他者”のために骨を折る。これもまた、はぐみとは違った意味合いでの変化と成長であろうか。イヤまぁ、現地行ったら興味の赴くまま大暴走だけどさ。
お姉ちゃんとの関係が結構修復できてきて、その過程で姉と癒着していた自我の適正距離を体得した結果が、今回のリーダーシップだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
もともと視野が異常に広く、冷静に状況を把握できる子なんで、そこに興味や優しさが乗ると行動は早くて強いよね、みたいな。
日菜ちゃんってすげーエキセントリックでありながら、生徒会長を任せられるくらいには社交性もあって。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
これは姉と自分以外凄く覚めた感覚で見れてしまう意識が、社会の中の自分も冷静に観察させて、必要とされるロールをそれなりにこなせてしまう故だと思う。
こころはこういう客観視が上手くなくて、アクセルベタ踏みで他人の領域に乗り入れ、自分の信じるハッピーを感染させていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
同じ『エキセントリックな天才』であっても、他者と自我の距離感、己の才覚の活かし方はかなり違っている。その両方に肯定的な所が、ガルパの好きな所(の一つ)である。
日菜が麻弥の首を強引に引っ張ってゲレンデに連れてきた結果、はぐみは『教える』という経験を積み、麻弥は新しい楽しみに出会った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
バンドや血縁、バイトの社会性を超えて接点を作っていくと、こういう化学反応も起きる。それが”ホーム”に帰った時、困難に打ち勝つ燃料となる。
人間関係をかき回し、一回こっきりの意外な組み合わせで終わらせるわけでなく、そこで生まれた関係や経験を後にちゃんと活かす所は、ガルパくんの良いところだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
積み上げた物語と関係性、そこで生まれた成長がリセットされない感じ。そのうえで、成長の余白はちゃんと残し、完璧な成功はやらない。
ここら辺のさじ加減がうまいなぁと再確認するエピソードでもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
はぐみの新しい努力を、一歩引いたポジションからしっかり見守り、バンド仲間の新しい可能性を信じる奥沢くんの”姉力”は実際ヤバ。手を出したいところで堪えることが、かけがえない成長を生むと知っとるのだな…マジ”姉”。
・再演のプレリュード
・再演のプレリュード
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
引っ込み思案でお喋り苦手、ガチ集団のキーボード&衣装担当・白金燐子の新たなる戦い。それは失われた過去への再挑戦(リベンジ)…。
限界人間集団Roselia、それぞれの成長が色濃く滲む、オッサン号泣のエピソード。
お話としては燐子を主人公に、Roseliaの”今”を描いていく感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
燐子が自分のトラウマを最初に預ける相手が、あこではなく友希那なところとか。
一年前なら『余計なことしないで』と切り捨てただろう燐子の挑戦を、友希那が『挑むものをRoseliaは止はしない…』と後押ししたり。
自分を変えていくために力強く過去に踏み込み、自分の原点を思い出す燐子のたくましさであったり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
全体的に一章のクレイジー限界人間っぷりが矛を収め、欠点を強みに変えて生き抜いていこうとするタフさが目立った。良いんだ…そうやって自分らしさの使いみちを学んでいくんだ…。
他人の目を過剰に気にする燐子が道に迷った時、『私は他人の目は気にしない。一意専心、三昧境』と己を喝破し、その力強い姿勢に燐子が豁然と道を見つける所は、禅問答みたいで最高に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
『自分とは違う燐子の弱さ』を切り捨てるのではなく、受け止めて自分の経験を率直に伝える。
一章の狂犬からは想像すらできない対応で、Roseliaがいてよかったね…という感じだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
友希那の迷いのない姿勢がRoseliaの女たちを引き寄せ、音で繋がった絆が厳しい人当たりを受け入れさせて、弱さや嘘もひっくるめてお互いを受け入れ合う。その経験が、自身となり己を広げていく。
友希那の中でRoseliaは『私のバンド』として始まり、今『私達のバンド』なのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
自分が認識できる価値だけに凝り固まり、その邪魔をするから練習以外のことを認められなかった。でも音楽と友情をやる中で、自分が他人とつながって初めて自分であることを、だんだん認識していった。
結果、友希那(が一番目立つけど、Roseliaの少女たち全員)は『自分が理解できないけど、他人が楽しいと思うこと。必要なこと』を許容し、自分と繋がりのない価値観やイベントを『私達の問題』として引き受けれるようになった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
友希那の視野は狭いままで、そこにはまず音楽と父がいる。
でもその狭い視野を横に回して、色んな人や価値を見据える余裕が、だんだん生まれてきた。視野の狭さは焦点の強さ、一つごとだけをどっしり見据えて本気で取り組む真摯さにも繋がっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
自分の特質のより善い使い方を見つけて、それを教えてくれた”誰か”のために使い直すこと。
友希那は才能と自意識を鋭く尖らせた歌姫のまま、”私”を拡大して”私達”を受け入れられる余裕を、ちゃんと育んでいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
それは譜面から外れたアドリブを許容できるようなった紗夜も同じだろう。その変化には、日菜のギターを許容できるようになった秋時雨の思いでが、強く焼き付いている。
そうやってひとつずつ、少女たちは強く、優しくなっていく。その変化を見守るオッサンとしては、言葉の一つ一つ、対応の一つ一つがあまりに輝いて見えて、ボダボダ泣いてしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
みんなホンマ優しい、強い子たちばっかりで、ホンマ素晴らしいと思います…。
悩み抜いた燐子が”音”に答えを見つけるべくスタジオ入ったら、あこちゃんが待ち構えている…だけでなく、そこにリサと紗夜が当然のようにいる所、マジ”ヤバ”でしょ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
結局Roseliaは、引くしかねぇ。その想いが共有されてるから、みんな楽器持ってスタジオに集うわけじゃない。
Roseliaはその開始から”音楽”への解像度が高くて、自分たちが何に感動し何が特別なのかを、グルメ漫画の食レポのように過剰に語り倒してきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
その音楽グルメレポの”濃さ”がガチバンドとしてのRoseliaの特殊性であり、世界観の確立に一役買ってもいる。
んだけども、今回楽器テレパスに開眼したことで、その一歩先に行った感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
自分が音から何かを受信するだけでなく、自分の思いを楽器に乗せて発信する、メンバーから発せられたメッセージを感知する所まで、”音楽”と関係性が深化してきている。
この変化が燐子の背中を押し、コンクール金賞という結果につながったのだろう。同時に本業であるロックバンドでも、バンド内部のヴァイブスはステージでとどまらず、観客席まで伸びていくと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
Roseliaはここをきっかけに、もっとウケるデカいバンドになっていくんじゃなかろうか。
今丁度二期アニメで、おたえが思い悩んでいる『伝えるための音楽』。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
日常生活を共有する特別な親友の間で、音楽を通じて思いを共有できるのなら、その熱量は音楽に乗って、もっと広い世界へ広がっていくかもしれない。燐子のために叩いたリフは、別のステージでは顔も名前も知らないファンに刺さる。
そういう未来像を幻視できるところまで、バンドとしての変化と成長も描けていたのは力強かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
ガルパの子たちは狭い世界での特別な関係と感情をむっちゃ大事にしつつ、匿名無名の広い世界を切り捨てないのが、強いし偉いなと思う。
友希那とリサ、あこと燐子という『特別な関係』は完璧な相互理解で支えようと思えば、幾らでも支えられる運命の重たさを持っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
しかしガルパは、そんな特別な二人でも共有しきれないものがあり、むしろ特別さが距離を広げる瞬間すらあるのだという”事実”から、目を背けない。
むしろ差異とディスコミュニケーションを当たり前の前提として、違和と他者性に満ちた世界にどうブリッジをかけてお互い繋がるかを、丁寧に織っている気がする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
完璧な相互理解という綺麗な幻想を追わず、遠ざかるからこそ手を伸ばす人のあり方に真っ向勝負を挑むスタイルは、僕は大好きである。
その一環として、燐子の告白とトラウマを真っ向から受け止め、的確な言葉を差し出す友希那もあろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
ナチュラルに一意専心出来る友希那に、燐子の迷いは分からない。多分一生分からない。でも、分からないことを前提に、自分に出来る限りの働きかけを届けることは可能だ。
友希那も燐子も、眼の真絵に広がってる断絶に怯え、狭く固い自我の殻に閉じこもっていた。Roseliaの引力で引き寄せ合い、否定しようのない”音”と魂のぶつかり合いで、その殻が壊れていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
中に閉じ込めていた弱く脆い心を預けても、支えてくれると信じられる仲間が隣りにいる。
そこを足場に、少しずつ”私達”が変わっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
その実感が、燐子独自の歩調を大事にする紗夜の言葉を、アドリブセッションを受け入れる友希那の対応を生み出しているのだろう。
それは思春期の少女として、バンドとして、何より人間として、凄く貴重で尊い変化だと思う。
燐子の人見知りも、友希那の視野の狭さも、紗夜の頑なさも、ガルパは『治療』しない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
頑なな自分らしさの別の使いみち、欠点を長所に変えうる世界の拡大を、丁寧に積んでいく。今回のエピソードも、あくまで前奏曲(プレリュード)でしかない。燐子の道はこれからだ。
そこにはRoseliaがいて、楽器を握って思いを伝えあえるセッションがある。言葉よりも雄弁な音楽に乗せて、自分のありのままを共有できる特別な瞬間がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
それが本物だという確信を、今回のイベントで燐子は魂に刻んだのだろう。おめでとう。それはけして嘘じゃあない。
しかし履修の途中なんで、作中引用される『紗夜の正射必中』が分かんねえのは結構困った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
なんとな~く『こういう事があったんだろうなぁ』と推測は出来るんだが、イベストまだ読めてねぇから具体的なところを拾いきれてない感じ。うむぅ、ガスガス読んでイカンとなぁ。
専心して正しい姿勢、心持ちにて事に及べば、結果は自動的についてくる。緊張感をねじ伏せるのではなく、恐れる自分自身を等身大に受け止める。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
凜子がコンクールでたどり着けた境涯には、紗夜との交流が深く刺さってんだろうな。読まんとなぁマジ…。
『やべぇ…焦りに食い殺されちまうッ!』ってなった時、観客席のダチの顔を見つけてリラックスして引ききる所、その音の変化をダチ達がちゃんと解っているところも最高にヤバだったなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
自称下手っぴなリサが、キッチリ音楽リテラシー高くプレイを評価できているところも、成長の描写かな?
追記 『こうなったほうが人間も世界も明るくて楽しいし、いい感じだと思います!』というポジティブなヴィジョンを、一切照れることなく、既存のステレオタイプに甘えることもなく、積み上げて大きな声でいい続けているのはガルパくんマジで褒められまくって良いと思う。
プレリュード感想追記。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
紗夜が『燐子には燐子の”ペース”あるからヨ…一歩ずつ、でいいじゃねぇの?』と言えたのは、やっぱ羽沢つぐみに自分自身の”ペース”を完全肯定してもらって、具体的にドンピシャの支援をしてもらった経験があってこそだと思う。
他人に優しくされると、自分を大事に思えて、そうすると他人にも優しく出来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
当たり前といえば当たり前で、実現するのはとても難しいことをつぐみはナチュラルに(同時に凄く意識して)やってのけていて、それが紗夜を通じて燐子に流れてもいる。Roseliaという共同体で共有されている。
自分だけの音、自分だけのペースに過剰にこだわっていた紗夜は、つぐみに社会(と妹)と齟齬を起こす自分のペースに合わせてもらって、凄く楽しくて楽だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
『私がそういう気持ちだったんだから、燐子にもそうしてあげよう』という想像力を、多分優しさという。強さともいうだろう。
そういうモノを、持ち前の生真面目さにかなり追い込まれていたお姉ちゃんから引っ張り出して、燐子とRoseliaにまで敷衍したつぐみの行いは、全宇宙善行章を授与されてもおかしくない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月19日
んで、あの子は多分その事知らないし、気にもしないんだよな…凄い子だよ…マジ凄い…。