スター☆トゥインクルプリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
憧れの先輩は、笑顔の太陽!
驚異的な身体能力と分厚い囲みを誇る学園の人気者、天宮えれな。弟妹を慈しむ彼女が、震える足を戦場に進める理由とは。
前回の喧嘩を経て、更に近づいたひかララの距離感にも注目だ! あとプルンスの奮戦!!
そんな感じのスタプリ第四話、3人目の戦士登場回である。前回の喧嘩&仲直り回でかなり大きな仕事をさせた結果、スムーズに『スゲーいい人でスゲェ人』というキャラ付けが素直に飲み込めて、いい感じのお姉さん一号合流回であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
並列してお姉さん二号の描写入れてるの、なかなか巧みよね。
えれなの話に行く前に、ひかるとララの仲良し距離感がまーーーーじ最高だったという話をしたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
今回は”学校”に舞台を改め、緑豊かな世界を四人で駆け抜けていく。ララの宇宙人視点があるおかげで、日常の中の冒険っていうワクワク感が綺麗な景色に宿っているのが、児童向けっぽくて凄く良い。
美味しいご飯、楽しい友達、ワクワク一杯の世界。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
プリキュアの特別さとはちょっと違う、日常の半歩先にあるハンディなワクワクを、宇宙人と地球人の凸凹コンビが駆け抜けていく。
それはお互い思い切りぶつかって、しっかり謝って、お互いをちゃんと知ったからこそ生まれる間合いだ。
前回の衝突&融和エピソードをちゃんと引き受けて、その先にある景色を多幸感みっちりで描いてくれたのが、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
笑顔いっぱいのひかる、地球の文化に興味津々なララも良いんだが、フワとプルンスがかなりいい味出してた。フワは可愛いなぁ…あそ研で汚い声出してたとは思えない。
ひかるはエキセントリックな星空ギークガール、ララに至っては宇宙人で部外者(学校という文化がないって、宇宙相当ヤバくねぇか?)。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
後に運命の戦友となる太陽と月とは、若干距離のある立ち位置だ。しかし対外的な障害があるほどに、それを乗り越え仲良くなっていく物語は激しく熱くうねる。
『ポンコツダメダメピンクが、学園のスーパーセレブとプリキュアで繋がり、セレブもまたポンコツ庶民から色々学ぶ』という関係性は、プリキュアの基本文法でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
まずは”動”のスーパースター、えれなパイセンと仲良くなっていこう! というお話がスタートだ。
って言っても、えれなパイセン自体は超がつくほどの人格者で、学園のハグレモノにも親切に接してくれる。強火の囲い女描写で笑いを取りつつ、障壁はあくまで外側にあることを強調するのは、なかなか巧い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
今後環境が変わっていけば、距離もドシドシ縮まっていくのだろう。
エイリアンとのお昼シーンで、ひかるの学園内立ち位置をさり気なく見せるのは面白かった。お昼抜け出して、庭の端っこで飯食ってても気にされない子なのよね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
ひかるの尖った個性、その強みはここまでの三話で精密に描かれてきたけども、それはなかなか社会に居場所を見つけられていない。
制服を着ていないララと合わせて、メイン二人は学園社会のアウトサイドにいて、お姉さん二人はインサイド中のインサイド、スーパースターとしてセンターに位置している。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
この距離関係をどう活かして、ひかるの学園生活を描いていくか。ララが地球の教育文化に触れていくか。楽しみだ。
まぁそういうフレームの話は横において、えれなは身体能力抜群、人格特急の超絶デキる少女であり、そらモブナオンもキャーキャー言うわな…学園の月と合わせて、プリモードで見たぞこういう年長者!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
如何にも漫画っぽい身体能力で一笑い取りつつ、アクションシーンに飛び込む足場に使う所良かったなぁ
えれなは能力も人格も優れていて、弟妹の面倒は見る後輩にアドバイスは出すその後輩から色々学ぶと、マジで隙がない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
そのまま転がすと面白みがなくなるところだが、超常的なバトルは専門外で、思わず足が震えちゃう。この描写が非常に良かった。そらこえーよな、訳わかんねぇのが暴れてんだから。
フワを守るために必死に戦うプルンスもそうなんだけども、弱者が己の弱さを踏まえた上で、それでも一歩前に出て泣いてるガキを守る話に死ぬほど弱くて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
事前に弟妹との触れ合い描写を入れていたことで、エレナのヒロイズムは”愛”にあることが納得できていて、戦場に踏み込む展開がよく飲める。
まぁ散歩してたらスペース天狗にざっくり遭遇する流れは、色々ざっくりしてたが。そんなに親しい仲でもねぇ後輩が、やべー事件に巻き込まれてるかもしれねぇからって体運ぶ辺り、やっぱ聖人の資質が強いなえれな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
ひかるの『やっぱ笑顔が一番!』という言葉に感銘して、ちゃんと受け取ってる所とか
学園カーストや能力差を考えれば下に見てもおかしくないのに、えれなは非常にフラットにひかララに接する。年が下の相手からでも、学ぶべきをしっかり学び、危機を前になにかできないかと、震える足で前に進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
怖くないわけじゃない。でも、何もせず失うほうがもっと怖い。
第1話でひかるが『フワをモノ扱いするな!』と怒ったように、第2話でララが自分だけの奇跡を信じたように。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
スタプリのヒロイズムはかなりオーソドックス、かつ鮮明に『未来の自分を含めた誰か』を守るために力を引き寄せる。
変身できねぇイケメンでもねぇプルンスが、それを体現してるのマジ好き
キラキラ素敵な衣装に着替え、スーパーパワーをバリバリ発揮するのも大事だけども、やっぱヒロイック・コンセプトが明瞭で、それを素直に力強く伝える姿勢が、”プリキュア”には大事だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
正義の在り処、勇気の意味、愛の力。古臭いヒロイズムを照れずに、自分らしく描く筆は、かなり信頼できる。
これを強調するためには、”悪”からの圧力が大事で、テンジョウさんは解りやすい策士っぷりを活かしつつ、『弱者は重荷』といいプレスをかけてきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
これに反発して自分のヒロイズムを吠えることで、キャラの信条は鮮明になるのだ。ヘイトアーツの切れ味、マジ大事。
新幹部も顔見世して、敵の陣容もジワジワ見えてきた。単眼少女は攻めてるなぁ…。スペース妖怪軍団なのね、今回の悪役…ニチアサ最強の妖怪はどっちか、勝負だ鬼太郎!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
スペース天狗VS太陽のプリキュア、声で考えるとシェリルVSカナメであり、そら変身ソングもバリ巧いわなぁと思った。
変身バンクはヘンテコなスライムみたいのに手足突っ込んで変身しとったけども、あれは無重力状態でボール化したインク…でいいのかな?
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
スターカラーペンダントにトゥインクルブックといい、”未来を描く”のがスタプリの共通モチーフだろうか。実はアート系プリキュアよね。
星のように飛び、夢のように舞う。アクションシーンの切れ味も良く、いいソレイユデビューになった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
弱者を孤立させる煙幕が、地上の太陽が光臨した瞬間に全て晴れるのが、解りやすい演出で好き。えれな先輩は、みんなを照らす太陽なんだ…。
プリキュアの深い事情は聞かずに、人助けだけ去っていった学園の太陽。今後ひかるとララを相手に、どう関係を深めていくかはとても楽しみだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
今回ひかララの関係変化を丁寧に追ってくれたことで、スクールカースト含んだ上級生組とのギャップを埋めていく描写にも、モリッと期待が高まるんよね…。
まぁそっちとの距離を近づける前に、学園の月とのファースト・コンタクトが先だけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
コンパクトな描写の中に、囲いが勝手に太陽派閥と対立してたり、目ざとくララという異物を見て取ったり、次回以降に繋がる描写埋めてるのは巧い。
つうかえれせれが相当に”ヤバ”の気配を放っており、動と静二つの星がお互いをどう思っているのかとか、月は太陽がなければ輝けないとか、陽性で風通しのいいひかララとはまた違う、ど濃厚巨大感情があって欲しい気持ちが強い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月24日
しっとり重い坪田キュアが続いたんで、こっちも風通し良くやるかもだが。