Fairy gone フェアリーゴーンを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
炎上する王都、詰められる玉座。戦争代理人は人型の災厄として暴れまわり、復讐に囚われた少女は瞳を曇らせる。
野心と謀略が渦を巻く王都で、道化は踊り戦士は嗤う。たどり着いた朝焼けに、生存者たちは何を見るのか。
そんな感じの第一クール終了、さらばハイブランツ公である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
野心を乗っけた奇策はウルフランの離反、その背後にいるレイ・ドーンにより瓦解し、人間兵器は戦場を堪能して無事に帰る。
王宮近衛のはずなのに、ボッ立ち烏合の衆がすし詰めになって右に行ったり、左に行ったり。戦後十年でこれとは…。
七騎士たるリスカーの気迫が凄くて、一般兵が飲まれてる…って表現であろうし、人造妖精に頼り切ったゴルバーン体制が脆弱だって演出でもあろうが、まぁモブのモブっぷりは本当に凄かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
逆説的に”戦後”がどんだけの速度と勢いで復興したか、なんか判る感じになってたなぁ…。
背景世界と話のセッティングは嫌いじゃないので、色々追加で考えてしまうけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
やっぱり視聴者サイドが過剰にギプスを足さないと自立しない物語は、不親切で腰が弱い感じがする。訳の分からなさがフックではなく、置いてけぼりの材料になってる感じ。
お話が一旦間を開けるこの回で、何らか決定的な一発が起きれば…と思ってみていたが、妖精をめぐる陰謀も、複雑怪奇な政治状況も、煮え切らない主役たちの有り様も、どーも芯がなく終わってしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
これで1クール冷却期間が置かれるのは、結構しんどくねぇかなぁ…。
統一ゼスキアが生まれるまでの経緯は、”戦後”を生み出した胎盤みたいなもんで結構大事だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
今まで暗にほのめかされて、ここで具体的な説明が載って形がくっきりするってんなら、ウルフランとハイブランツ公の会話は助かった。
が、今回かなりイキナリだからね、オリジン解説。
リスカーも話し盛り上げてスカッと死ぬのかと思いきや、引き際をわきまえた鮮やかな撤退で無事生存。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
フリーも前よりは切れ味いいけど、相変わらず半端なポジションを抜けきれないまま水入り、といった塩梅である。まぁお前はウルフランとガチらんと燃えないだろうね。
レイ・ドーンとウルフラン(と、多分妖精省)が組んで何考えてるかは、2クール目の伏せ札として取って置かれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
なんかデカいのが待ってるのは判るんだが、あんまワクワクはしねぇ…。色んなものが意味ありげに保留にされすぎていることに、ストレスを感じてきてるんかな、僕。
マーリヤは復讐心をボーボー燃やし、いい塩梅の大暴走…っていうには、しっかりチームで動いて仕事もしてた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
怒りに突き動かされることで、ようやくヴェルと同じ地平に立てたのはいい感じ。今度会う時は、赤い炎を宿す者同士ちっとは通じ会えるのだろうか?
リスカーの孤狼のような一人舞台と、そこに上がらずチームで狩るフリーの対比は良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
…んだが、もうちょいチームの反目なり、融和なりを分かりやすく見せてくれていたなら、もっと刺さるシーンになった気もする。
『ぼんやり仲良く雰囲気良く、国家公安やってます』って感じだからなドロテア。
ともかく公国一つを囮にかけた奇策は失敗に終わり、何かを秘めて忠義を装う男と、復讐心を秘めた狼は盤面に残った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
人間災害と妖精管理機構の衝突は痛み分けに終わり、不穏さを秘めたまま"戦後"の朝焼けがまたやってくる。
世はすべてこともなし、妖精は地にいまし。
素材は良かったし、ネタも好みだったが料理の仕方がいかさま地味で、不親切なアニメだった。もうちょい突き抜けた何かがあるか、よく整えてアニメとして伝わる表現にしてくれたら、もっと良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
嫌いではないし悪意も感じないけど、好きにもなれない。キャラもドラマもそういう感じだった。
僕は10月からの後半クールを見ないことにする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日
正直色々推察しながらの視聴は楽しみより疲労のほうが大きかったし、『頑張ってアニメを見る』のは僕にも作品にも良くないからだ。
淡白なアニメは好きだけど、それは明瞭な輪郭あってこそなんだなぁと思うアニメでした。お疲れ様でした。
あ、お伽話モチーフ入れ込むなら入れ込むで、もっと分かりやすく濃い口に入れてくれたほうが好みだったかなぁ…妖精の異能にしろ、話の展開にしろ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年6月24日