戦姫絶唱シンフォギアXVを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
再び鳴り響いた歌は、世界を解剖するためには歌わない。
復活のキャロルはノーブルレッドを圧倒し、未来救出への筋道を立てる。
チフォージュ・シャトー励起による神殺し。不遜を歌へと変え、人は友へと手を伸ばす。
その先に待つは、夢か悪魔か。
そんな感じの、こっからはもう常時クライマックスだぜ! XVフルスロットルで第三コーナー通過!! なエピソード。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
アクションとドラマが波状攻撃畳み掛けてきて、非常に血圧のアガる展開となった。
訃堂の陰謀、弱者の意地。祈りの歌に、かつての強敵。鍛えたパーツが、お話を支え加速させる。
常時バキバキにアクションしつつ、五期の重さを感じさせる静かな引用も随所に見られて、熱量と奥行きが同居する非常に良い展開だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
ここから訃堂のジジイを殴り、悪魔に堕ちた未来さんを助け、大団円まで駆け抜ける展開がまだ待ってんだからよ…なかなかスゲェぜ…。
お話は復活なったキャロルが学者頭を最大活用し、神殺しの不敬(親友の奪還)を成し遂げる策を考える所。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
奏者組にはシャマシュというデカイBOSS敵、かつてBOSSだったキャロルにはノーブルレッドという数の力と、二正面作戦の味付けをしっかり変えて、殺陣が食い合わないようにしていたのが良かった。
ノーブルレッドの健気さを強調する描写が多く、それを正面から弾き踏みつけるキャロルの剛力も、より目立った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
自分たちは弱っちい、ただの怪物。
その驕りのなさがノーブルレッドの強さであったのだが、同時に不正義と手を結ばせる命取りともなる。
訃堂と繋がったときから、約束されてた敗北か…。
かつて世界全てを焼却しようとしたキャロルが、エルフナインの助言を受け入れ、未来を”助ける”側に立つのは良かった。三期最終話の”先”を見れたような感じもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
前回オートスコアラーを活用したのと似てて、短い時間にキャラ性を活かしきるからこそ、ダレなく良いところだけが見える、というか。
『他のどこでも勝てないが、”今、ここ”なら勝てる』という、チフォージュ・シャトー大決戦の理屈も良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
エースを欠いた状態で、それでも乾坤一擲、ここに賭けるしかない。ノンストップで状況が転がり、ダレ場がないのは最終章の特権か。物語的残弾を気にせず、撃ちまくれるもんなぁ…。
あとオペレーター班の書き方がとても良くて、銃後を守ることしか出来ない無念と、銃後から信じる力が同居していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
エルフナインの描き方もそうだけど、サポートスタッフが無力ながらどう戦うか、彼らの戦意をどう尊重するかは、大事に描かれている気がする。
キャロルの戦いは格下を凌ぎ切る、強キャラオーラを崩さない仕上がりでスゲェいい感じだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
ノーブルレッドもよく食い下がったといえるが、同じ合体超必は2回通じないよなぁ…。訃堂が稀血に仕込んだ毒で、一発退場となるのか。最期に弱者の意地を見せるか。
彼女たち最後の仕事が待っている。
んで奏者VSシャマシュ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
大ピンチからスーパーフォーム、両手繋いでマーブルスクリューなんで、まぁ実質プリキュア最終決戦だよね。天女風のドレスデザイン、マジでファイナルフォームっぽかったな…。
しかしまだまだ八話。二段構えで往くッ!!!!
©Project シンフォギアXV
んで奏者VSシャマシュ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
大ピンチから空飛ぶスーパーフォーム、両手繋いでマーブルスクリューなんで、まぁ実質プリキュア最終決戦だよね。天女風のドレスデザイン、マジでファイナルフォームっぽかったな…。
しかしまだまだ八話。二段構えで往くッ!!!!
©Project シンフォギアXV pic.twitter.com/3OrghgYKqy
翼さんを筆頭に”チーム”で立ち向かっていくところとか、最期の希望をつなぐために体張って道を作るところとか、マジでクライマックス感あった。しかし未だ八話…XV,何処まで昇る…ッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
ここで『フツーならクライマックス』を描いておくことで、終盤戦の畳み掛けの期待値は上がるし、実際応えるだろう
最後の一撃は人類最後の希望、神殺しの少女ってわけで、乾坤一擲のタイミングを見計らって響が投入される。かつて”黒のガングニール”だったマリアが、『ガングニール!』って叫ぶの良かったなぁ…”歴史”だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
アマルガムまで投入して、勝つしかない! というテンションでぶっ込まれる一撃。
しかしそれは、悲劇の序奏でしかない。まー、あんなウルトラセブン最終話みたいなシーン入れたら、そらこうなるわな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
XVをローマ数字読みすると15。タロットの15番は悪魔。暗示は”裏切り、拘束、前もって定められたもの”、ってわけだ。
©Project シンフォギアXV pic.twitter.com/ziX9dLvclY
まーた未来さんが頭蓋を穿孔されて、トンチキ兵器として自我を失う羽目になったわけだが、その後にひびみく愛の映像ダイアリーをEDに合わせて流すのが、極悪でよく効いた。うう…幸せになってほしいマジで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
角が目立つデザインが悪魔感あって、敵ながらなかなか良い。
過酷な運命は二人の愛を、これでもかと邪魔するけども、それをブチのめして人として生き抜いてきたのも”ひびみく”である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
しかしこれで未来さんも神をその身に宿して、名実ともに響と対等になったんだなぁ…エグい意味でも幸福な意味でも、運命は二人を逃さんわけだ。
クソ古代種をとっとと殴り出して、ひびみ希望の未来へレディーゴー! と行きたいところだが、キモい怪獣体より美少女形態のほうが強いのは、この作品の世界律。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
当たり前の幸福を掴み直す前に、神を殺して世界を救う必要がありそうです。ホント大変だね響…。
あとジジイを殴る!
ノーブルレッドが『可哀想だけど許せねぇ。死ぬしかねぇけど健気』という、非常にいいポジションを獲得した所で、背中から刺す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
ジジイのヘイトアーツは抜群で、殴り倒すにはいい温度だ…なんか小物になってる翼さんの恨み、思い知れッ!
キャロルへの反論を、マリアが指で制する所、良かったね。
つー訳で状況が滞らずに発熱し、凄い勢いで突き進むエピソードでした。アクション主体ながらキャラの地金、物語の必然が見える展開となり、非常に良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
マジでクライマックスのテンションだけど、まだまだまだまだ”先”がある。これから…XVはこれからにござる…。
中盤まで話を支えてくれたノーブルレッドが敗北し、訃堂とシャマシュ、二つの壁を突破するクライマックスが明瞭になったのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月24日
翼と響から始まった物語は、それぞれの運命と最後に向き合うことで終わりそうです。
結末に至る道は極音速宇宙速度、成層圏までブッちぎるぜ! 次回も楽しみ。