ドロヘドロを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
混沌の街、ホールが一年に一度迎える、生と死の狂祭。
魔術師の呪いで蘇る死者を、もう一度殺す”リビング・デッド・デイ”。
狂いつつも日常でしかないハレの日の果てに、待ち構える凄腕の掃除屋。
殴打と友情、惨殺と理解が交錯する関係は、死んだ程度じゃ終わらない。
というわけで、スーパーケイオスクレイジーアニメも第三話、今までと同じで、ちょっと違う味わいのお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
ゾンビをゴアゴア洋ゲー感覚でぶっ殺しまくってたところはいつもどおりの感じだが、カイマンがぶっ殺され、ニカイドウが魔法使いだと判ったあたりから、画面の湿り気が強くなる。
自分の生首をバラバラに引き裂き、記憶のカケラを探し求める。ホラーテイストの中に、トカゲ男の切なさが滲む後半戦は、狂った混沌に一滴清浄な人情が滲んで、なんとも芳醇な味わいだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
生き死にの境界線すら狂いきってる世界で、それでも”己”を求める怪物の、妙に醒めた視線。
それは混沌を見通すこともなく、敗北と闘争の後も続く日常に溶けていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
カイマンの記憶巡りはまた失敗に終わり、ナイフで殺しハンマーで殺される日々が戻ってくる。狂いきってると自覚してても、治すキッカケも、目指すべき正気も見えない。
何も見えないまま、蜥蜴面の道化は踊り続ける。
そんな不協和音まみれ、スカアルの太鼓めいたリズムに、確かに差し込まれた”友情”というハーモニー。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
それだけを信じて”マトモ”に生きれるわけでは当然ない。世界はどす汚れて狂い切り、世界を狂わした”魔法”の根源も不明なままだ。
しかしその煙のなかでも、握りしめた掌だけは本物だ。あと餃子。
そんな、カイマンたちが身を置く世界のスケッチを、ちょっと体温と脳室温を下げて描くお話だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
狂気エンジン全開のクレイジー描写もやれるし、トーンを下げたメロウな話も魅せれる。原作の横幅、MAPPAの巧さをじんわり味わう、良い三話目だったと思う。
これもまた…ドロヘドロ。
お話はクレイジー極まる奇祭、”リビング・デッド・デイ”から始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
死体が蘇るのも、それをぶっ殺すのも当たり前な街、ホール。坊さんはゾンビから逃れるためにジャージにスニーカー、沢山殺せば豪華賞品もあるよ!
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/W8I8IXFwHR
狂気が当たり前の風景に溶け込み、『元患者は殺したくねーなー』と言いつつも、オモシロ毒団子で”楽しい殺し”を狙いもする、狂った祝祭。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
『殺したくない』と言いつつ、斧を振り下ろす腕が別に止まらないところが、殺戮と日常の境界線がないドロヘドロ世界の特徴である。それはそれ、これはこれ。
魔術の煙が蔓延する街に順応しているのは、実験体である人間だけではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
ミックスである心は、その街から魔術師の世界に飛び込み、凄腕の掃除屋のメンタリティを鍛え上げた。ガツガツメシ食って、即座に殺しに行く。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/kcOwiYiOJM
『仮面をかぶる』という、いかにも人格切り替えスイッチになりそうな行為も、あくまでただの儀式、あるいはオシャレである。別に素顔のままでも、彼らは殺せる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
”治療”という優しい力も、毒々しい煙で発揮され、せっかく直した恵比寿は即座にゾンビである。
ホールにおいて、生き死にの境界線は薄い。
心が生み出す魔術の扉に描かれているのは、”el corazón”…”心から”だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
心は人間どもの隣地をくぐり抜けた過去をサラッと語り、気負いなくぶっ殺し仕事に赴く。何かの屈折が生み出した副産物ではなく、心臓からドクドク湧き上がるピュアな殺意を楽しみながら。
その迷いのなさが、彼の強さだ。
意識してゲームライクに描かれる、リビング・デッド・デイ。ゾンビの書き方は意図してキッチュで、何処かで見たような定番演出がバツバツ襲いかかる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
この”安さ”が、斧でぶった切れる恐怖と死”ではない”、カイマンの喪失との対比で効いてくる
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/CUokE7ZqX2
ザクザク、バツバツ、チャリンチャリン。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
死体が動くことにも、それをぶっ殺すことにも慣れきったホールは、一年に一度のゾンビ景気に湧き上がる。
それは特別な祝祭であると同時にありふれた日常で、死人を殺す矛盾はプレートで冷静にカウントされ、金銭の代理として流通していく。
この町では死体も死も、感情を伴わないモノであり、それをやり取りすることで経済と社会は回転を続けている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
それが何処に向かうか、誰も知らない。何処から来たかも、誰も知らない。
ただそういうものとして世界はあって、カイマンは白紙の自分に悩みつつも、殺し殺される日々に適応している。
あるいは、適応しているフリを続けている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
ゴアゴアな血塗れ世界でも、ガツガツカップラーメンを食えるクレイジー・シティ。
その洗礼を心が冷静に受け流すのは、別に故郷だからじゃない。彼が心底狂ってて、その狂気を乗りこなす強者だからだ
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/cf2FFzuy1K
裏拳一閃、ゾンビを赤いシミに余裕で変えて、遊びの時間は即終了。楽しい祭りより楽しい、自分だけの悦楽に飛び込もう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
心とその仲間たちは、ホールの狂いきった日常とは少し違った角度から、その狂気に踏み込んでいる。流されるわけでも適応するわけでもなく、制御している雰囲気。
冷静に狂ってる。
かくして始まった中央デパート前の決闘だが、単純な殴り合いでは魔法使いサイドが圧倒である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
カイマンに過去の記憶はなく、ニカイドウは自分の過去を隠している。あけすけな心&能井に比べて、陰りになる部分が多い。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/z3bqIYE6Xu
内蔵を口から吐き出すほどぶん殴られても、笑顔で友情を求め、すぐさま”仕事”を思い出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
殺意と愛情の切り替えスイッチが壊れまくってるドロヘドロ住人でも、能井は特に境界線がない。凶暴なイノセンスは、不思議な魅力となって彼女を輝かせる。
ガタイと顔のマリアージュといい、いいキャラだ。
今までは一方的な”殺し”ばかりしてきたので、マジの実力者がバチバチぶつかり合う”殺し合い”には独特の風味がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
能井も心先輩もマジ強くて、惚れ惚れしちゃう。
カイマンを圧倒する実力を、”武器を折る”ことで魅せる殺陣は良い構成だ。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/f0wKX2YlNz
冷血に人を殺し、美少女の顔面を剥ぎ取ってきたカイマンは、ニカイドウのシリアスな傷に表情を変える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
どんだけ血に塗れて狂いきっても、”それ”だけは失われてはいけない。ゲーム感覚ではない、特別でシリアスな…死が本来持つべき質感を備えた”死”に気を取られ、カイマンは側頭部に一発打ち込まれる
しかしこの街の”本物”の殺し合いは、死んだ程度じゃ終わらない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
白紙の記憶、偽りの過去が弱さを生むのなら、それを引っ剥がして危機を乗り越えることも、ホールでは許されている。
首がちぎれた程度じゃ死なない、本物の怪物。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/xBpmL9M8Ga
そのアギトに呑み込まれても、今までのボンクラ魔法使いと心先輩は格が違う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
ハートの仮面を引っ剥がされても、もっと凶暴な殺意を宿して、殺し殺され上等、心からの悦楽で殺戮を踊り切る。
でもそのカミカゼスタイル、治療術師である能井が隣りにいること前提の戦術ですよね…?
こういう感じで、デロデロの殺し合いの中に、フッと他人との特別な絆、そこに宿る無言の感情が透けて見えるところが、このお話の魅力と言える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
リビング・デッド・デイではスナック感覚で消費され、越境されていた生と死と新たな死。それは主役たちをキャンバスに、もう一度濃厚に描き直される。
殺し、蘇り、また殺し、活きる。アーパーゾンビ祭りとやってることは同じなのに、この決闘に滲む重たさ、確かな痛みと敗北の苦味は、大きく違う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
どっちが本物というわけではなく、どっちもただただ”そこ”にある。混じり合うこともなく、混沌とした多様性と矛盾を飲み込みながら。
その矛盾を自分なりのスタイルで、受け止める覚悟と決意があることが、街の狂ったルールに流されることなく、自分の足で立つ資格なのかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
ニカイドウは『使いたくなかった』魔法を使うことで、それを証明しに行く。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/z1OyVPf9cQ
心先輩は心臓ぶっ刺されても一切乱れず、スーッとぶっ倒れる。恵比寿は狂ったゾンビであること、藤田はそんな女の子に優しいことで、自分を示す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
院長だって、トボけた毒団子で彼の視線を生き残り、レギュラーキャラクターである矜持を見せる。
どんな形であっても良い。大事なのはスタイル自体だ。
では、カイマンのスタイルはどこにあるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
全ては混沌の中…と、定型句でまとめたくもなるが、そのカオスに分け入っていくのが、敗北の後のBパートだ。
前半のキッチュでバイオレンスな空気は鳴りを潜め、スリラー感満載の静かな狂気、記憶の迷宮をさまよう不安定さが、じっとり迫る。
街の連中がノンキに、死の祝祭を生き延びた朝日を喜ぶ中。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
カイマンとニカイドウは、顕になってしまった真実を前に思い悩む。白紙のアイデンティティを『魔法使いを殺す』と埋めてきたカイマンの、一番の友だちは魔法使い。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/TgX5XcNAzJ
それを告げられ、やはりシリアスな表情を見せるトカゲだが、答えはとっくに出ている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
ゾンビ祭りの報酬であるひき肉ミンチマシーンを抱え、餃子を食べにダチに会いに行く。魔法使いだろうと、ニカイドウはニカイドウで、俺の友達だ。
それが揺らぐことはない。それだけは。
心と能井の距離感が気持ちいいのは、そこに嘘と躊躇いがないからだ。ぶっきらぼうな心先輩は、無邪気で絶対的な能井の信頼を裏切ることはなく、自身も湿り気のない”本気”を預けている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
その負い目のなさが、狂っているようで迷ってもいた二人を圧倒したのが、デパート前の決闘だ。
その敗北から、ニカイドウは過去を開陳し、ビデオテープの扉を開けることで逃避した。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
それは生死や勝敗とは別の傷をバックリ開けて、ニカイドウを悩ませる。そしてカイマン生来の明るさが、懊悩を蹴っ飛ばす。
餃子はうまい。二人は友達。それでいいじゃねぇか。
『そんな揺るぎなさが、掃除屋コンビにリベンジする足場になるかもな~』などと思わされつつ、カイマン自身の懊悩、記憶の喪失に潜る方向に物語は進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
チカチカと明滅する、不確かな明かり。見て見ぬ振りをしても追いかけてくる、暗い路地。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/iIF4WMjCrw
カイマンは自分の首を抱えながら、晴れることのない煙の只中で苦しむ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
それをかき混ぜてくれるはずの五枚羽は、一枚ぶっ壊れて機能不全だ。このマトモじゃない街じゃ、フツーに記憶が戻るってことはない。そういうホメオスタシスは、とうにぶっ壊れているのだ。
今回ニカイドウは、いろんな過去を顕にしていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
カイマンとの出会いに秘められた、生死の超越。その始まりからして『動く死人』だったカイマンは、彼女との友情を杖にして、記憶潜りの黄泉下りに挑むことにする。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/ufYzpYBZnc
そこに至るまで結構時間がかかるのが、カイマンのかすかな人間性を浮き彫りにしているようで面白い。トカゲだって、悩む時は悩むのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
むき出しになる自分の脳みそ、暗転する画面。”REC”の赤文字がPOVホラーテイストを高め、音響も重たく歪んでいく。ここら辺のトーンの出し方は流石。
停電した病院を彷徨い、記憶の在り処を探す。何があったのか解らないまま、かすかな光で虚ろな視界を探る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
それは圧倒的に不鮮明で、ビデオを見ても、自分の頭を解体しても、見通せるものではない。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/fgpLIIZUoz
ここまでカーニヴァル的狂騒で描かれてきた、ホールの混沌。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
先を見通せない状況のなかで圧倒的強者だったカイマンは、心に殺され、蘇ることで自身の怪物性、記憶と起源の不鮮明を突きつけられる。
彼が無敵のドラゴンではなく、自我に悩むただのトカゲであること。
楽しく見えた狂気のお祭りが、その実本当に見通せない黒い闇、そこに潜む恐怖と同居していることを、今回のエピソードはしっかり見える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
今までエンジン全開で突っ走ってきた躁病気質の裏に、確かに存在していた薄暗いホラー。陰鬱で答えのない、シリアスな問いかけ。
それがホールという場所に、カイマンという人間にあることを示して、物語は答えが出ないまま進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
湿ったシリアスもしっかり演じられる、高木渉の芸達者が光るモノローグ。その発話/思考主体であるカイマンを支えるのは、餃子とダチだ。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/W1xVOrhT4t
それがあれば、何度も『振り出しに戻る』を繰り返す狂気のスゴロクにも、出口は見えてくるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
記憶という闇の奥に沈んでいる怪物が、尋常じゃない証拠は山ほどある。何しろ死なないからな…。
煙一家に目をつけられたカイマンは、今後も死ぬ目に会いつつ、記憶と能力を顕にしていくだろう。
その振幅と強さに、存外ナイーブなトカゲは耐えうるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
そんな話の、もう一個の背骨がジワリ見えてくるエピソードともなった。こういう陰影が付くと、話はグッと面白くなる。
不安定な状況で揺さぶりつつ、ニカイドウとの友情には嘘がなく、安定している。軸が揺れないのは良い。
一方、新型箒にウキウキの煙ボスは、こちらもシリアスな風情の心先輩の人払いを跳ね除ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
その拒絶に、どんな真意が隠されているのか。物語は続く。奇妙に冷静な、血の匂いをしたカーニヴァルが。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/mTQz7Lh4bN
つーわけで、相変わらずイカレポンチで、存外暗い話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
そらあんだけ滅茶苦茶なんだから、キャラも世界もクラいよなぁと、今までと違う調子なのに納得してしまった。
それはこれまでの物語をアッパーテンションに進めつつ、世界の陰り、狂気と悲惨をしっかり描写してきたからだ。
全く違うものが見えたようでいて、実は端っこに捉えたものにフォーカスを合わせただけ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
そういうカメラワークでエピソードを仕上げることで、シリアスもコメディも飲み込む世界の広さ、作品の奥行きがグッと深まりました。
”三話”でこれが来るのは、非常に強いと思う。殴りつけて、掴んで、広げる。
これでシリアスもメチャウマでやれる事が判ったので、次回以降どういう転がり方をしても面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
ダイアログの切れ味、日常と友情描写の体温、狂った世界のこ汚い魅力は大健在なので、そっちブン回してもやっぱり面白いからなぁ…”強い”わ。
混沌の街が、次はどんな物語を差し出すか。来週も楽しみ。
しっかしフォーマルな魔術研究者スタイルの能井は、”美の爆弾(ラブリーボム)”過ぎて反則。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年1月28日
こんだけ整えておいて『ぶっ壊すのは楽なんだけど、治すのはなー!!』とか雑なこと抜かすのが、マジで可愛い。藤田も恵比寿の面倒見て偉い。
©ドロヘドロ©2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会 pic.twitter.com/8E4QJCz7hM