恋とプロデューサー〜EVOL×LOVE〜を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
厳しきスポンサー、ゼンの課した試練を乗り越えるべく、番組作成に走り回る"わたし"。
そんな彼女を狙う黒い影に、颯爽と立ちはだかる正義の戦士。EVOL犯罪対策局所属、ハク。
学生時代の腐れ縁が、乙女の窮地を救う時…"恋”が始まる!?
という感じの、第二話にして登場ちまったよ、人類進化を目指す悪の秘密結社”ブラック・スワン”が…な恋プロアニメである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
『立ち止まったら腐っちまうんだよ!』とばかり、恋にアクションにサスペンスにいつでもフルスロットル、赤の女王仮説を実証する勢いである。マジ面白ぇ。
お話としては第1話で見せ場がなかったハク先輩が、”わたし”を襲う危機を風のナイト様よろしく守りまくる展開。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
空から異能ストーキングするしか許されなかったうっぷんを晴らすかのように、EVOLにLOVEに大暴れであった。
他の連中もかなり”温度”高いからなぁ…恋の鞘当てはかーなりバチバチしそう。
”わたし”ちゃんが一生懸命で可愛いのがこのアニメの(沢山ある)良い所で、今回も百面相で感情たっぷり、非常に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
楽しくて元気な表情見せてくれるキャラが居ると、やっぱ作品が元気に弾んで勢いがつくね…それが主人公ならなおさら。
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/5FUVNt8PRG
文明社会の裏で進行する人類進化バトルと、一少女がビジネスパーソンとして成功していく物語が同時進行する所が、この話のキモなんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
社会というマクロコスモスと、個人というミクロコスモスが連動しつつ、それぞれを変化させていく。その中心に、可愛げと人間味がたっぷりある主役がいる。
それは異質に思えるものを繋ぎ合わせてエネルギーに変える、強いダイナモになりうる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
まぁデカい話もミニマムな話も、貪欲に全部盛りして超加速させていくパワー勝負ってことだ! マジクレイジーだぜ!!
フツー、人類進化SFと乙女ゲーを両方本気でぶん回そうとは考えない。そこが好きだよ。
ゼンは融資の条件として、番組の成功と事業計画の提出を求める。邪魔すると周囲から『死にたいんですか!?』と心配される、金融界の獅子としては、なかなか筋の通った行動だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
怪物が目の前にいるのに、”わたし”ちゃんは変なことばっか考えるね…大物だね…
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/kWdvl8LSs9
ゼンが見せている経営者としての表情と、時間停止を駆使して二回も助けたナイトっぷりが噛み合わないけど、全身の毛穴から”わたし”ちゃん好き好きオーラは吹き出ているので、まぁツンデレなんだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
杉田声の辛口男ツンデレ…お子様ランチ(”好きなものしか乗ってない”を意味するスラング)じゃん。
そっちは追々煮込むとして、今は別のイケメンの好感度をタメるターンである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
一発逆転の企画を成り立たせる頼れる鬼札なシモンだが、コイツも毛穴からヤバい蒸気出してる気配があんだよな…タメ語やめたときの視線、尖すぎる…。
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/Q79RUVp7Jk
第1話でも超知覚でなんか気づいてた描写あったし、どうみてもストーカーな唐突な引っ越しといい、異能に目覚めつつある”わたし”ちゃんを見守る…以上の因縁が、過去に埋まってたりするのだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
”わたし”ちゃんの記憶は唐突に蘇るので、いくらでも絆エピソードがポップアップしてくるな…。
インフルエンサーとしてバズりに協力してくれたキラ様含め、”わたし”ちゃんを十重二十重に取り囲むイケメン包囲網に空恐ろしいものも感じつつ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
今回のメインはハク様である。オメーも過去に繋がりあった勢かよ! ”わたし”ちゃんの運命力はスゲーな!
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/GvlmoyUazR
おじさん警官の口を借りてキャラを素描する時、サラッと『あいつの実家は太い』と明言する辺り、『女性向けジャンルのヒロイン条件はシビアだな…』って感じだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
『経済状態が不鮮明な風太郎とか、スタートラインにすら立たせませんッ!』という”圧”が、社会的経済的余裕をイケメンに焼き付ける…。
それはまぁ良いとして、強引に背中で引っ張るパワーと、状況を冷静に分析する頭を見せつけつつ、ハク先輩の捜査は進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
甘酸っぱい再会が終わり、暗い陰謀が待つ事件の渦中へ。場面も分かりやすく暗くなるぞ!
そういう心理主義の演出、好きなので宜しく!
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/Jm8BlFBz2u
先の見えない闘いに、唯一光をもたらすもの。それが二人で歩む恋と正義だということは、明暗の描写からも判る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
しかし敵の手は長く、スタイリッシュ異能力拉致で”わたし”はピンチに陥る。ストッと消える演出、サイキックで良かった。
ハク先輩、キメキメだけど脇が甘いタイプか~~?
他人事の夢と思っていたナイフの光は、現実となって”わたし”を襲う。そこから生きて帰るためには、王子様のアドバイスだけでなく、自分の足で走り飛ぶ勇気が必要になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
漆黒の裏路地を駆け抜ける時、女の子走りから一瞬、アスリートの構えになる所好き。
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/rzSy271Z5j
親父さんの影響を離れて”わたし”の番組を作るビジネス面にしても、暗い恐怖に臆せず立ち向かうサスペンスアクションにしても、『決断と勇気』というのが、”わたし”の物語を進める上では大事なのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
だからあんまりに広すぎる海にも身を投げるし、空中でのイケメン抱擁もやるよ!!
『書きたいことは判るが絵面が面白すぎ、しかしそのパワーで強引に飲まされてしまう』つうのが、このアニメの(沢山ある)良い所である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
マージで空中ラブストーリー面白すぎるからな…『空飛んでる必要ないやろ!!』ってツッコみたくなるが、なにしろ”EVOL×LOVE”だからな…進化描写は大事。
凶漢にナイフ突き立てられる裏路地大ピンチから、キラキラな夜景でロマンティックに抱擁するまで、一切”タメ”がないスピード感。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
このアニメを象徴するようなジェットコースターは、報道人として進化人類にどう向き合うかという、姿勢の話に繋がっていく。
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/Q0LZn6vsF0
警察がエボルバー発生に一応の対策を打っているところとか、主人公が所属する報道メディアがその影響力を考えるところとか、トンチキに見えて結構”社会”ってのを見ている作品でもある。いやまぁトンチキなんだけどさ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
助けを求める少年の声、世界の裏で実際に起きている変化。
それは”わたし”がどう仕事をするかで、大きく変化してしまう危ういものだ。陰謀に巻き込まれ、異能力に振り回される個人的な事情は、こういう角度からも大きな存在に繋がっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
ここら辺隙なく描いてきたのは、圧倒的なトンチキ力を生真面目さで支えるスタンスが透けて良い。
そして顔を見せる謎の組織…”ブラック・スワン”。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
ハク先輩がキメ顔でその名前出してきた時、一時停止して三分くらい爆笑しちゃったけど。五分前までキラキラロマンスしてたのによ~~~。
まぁ試練が多いほど、恋もサクセスも盛り上がるからな…黒鳥結社には頑張ってもらいましょう!
”black swan theory”は、ありえないと切り捨てられた要素が対処困難な破局をもたらす事象を扱う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
白鳥ばかりと思われていた人類社会の、定義を根っこから変える黒い鳥・エボルバー。
既存秩序をぶっ壊して、人類革新を狙う連中っぽいよなぁ…分かりやすくなってきたぞ!(そういうの大好きマン)
個人情報タレ流しのヤバアイテムで”わたし”ちゃんを拘束しつつ、秘密の思い出に浸るハク先輩。銀杏が綺麗な絵面はロマンチックだが、やってることはクレイジーだな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
オメーも毛穴から、好き好き粒子が漏れ出てる系かよ…良いぞガンガン行けッ!!
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/0WX28ILbFc
イケメン教授シモン先生、超常アイドルキラ様のご尽力もあり、番組は大成功。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
意地悪な出題者に『どうだ!』とキメたところで、急に隣にエボルバーが越してきて、悪の組織が女王レベリング計画を練るのであった…。
©恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA pic.twitter.com/styCkgCtJW
『ヤベーピンチに追い込めばよ、異能力がボーンで一気にレベルアップだからよ、これからも可愛い可愛い”わたし”ちゃんに圧力かけるぞ! えいえいおー!!』と、気勢を上げるブラック・スワンさん達が、あまりにおもしれぇ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
合法的に超ピンチになり、イケメンに助けられてドキドキしまくれるぜッ…!
まぁ当事者性からいっても、”わたし”ちゃんこそが人類進化の中核を担う主役なのは大事よね。巻き込まれただけのヒロインとして、ボーッと見てるだけのお話じゃないだろうし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
都合よくピンチとサポートも飛んでくるが、大事なところは勇気と決断。その塩梅は肌に合う。
んで次回は、記憶の蓋がパカッと開いて、いけ好かないスポンサーが運命で繋がってると思い出す話っぽいが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
ここで”失われた時を求めて”引用してくるセンスが、個人的にはたまらないっすね。なんでプルーストやねん…。
マドレーヌならぬプリンの質感が、”わたし”に蘇らせるものはなにか。次回も楽しみ
しかしやっぱり、男性声優人の配役と演技がシックリ来るアニメだ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年7月22日
ちょい病み気配をスパイスに柔らかく穏やかに包み込んでくれる平川大輔声は大好物なので、シモンが今後爆発させるだろう巨大感情には期待大である。
ぜってーヤバいでしょアイツ(偏見殴打)