宇崎ちゃんは遊びたい! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
サマーシーズン到来ッ!
桜井先輩と宇崎ちゃん、煮え切らない二人は夏の真っ只中にいた。
榊がセッティングし、亜美が見守るバカンス。
焼け付く砂浜が、真夜中の恐怖が、小学生レベルの付き合いを続ける二人の距離を縮めるのかッ!?
そんな感じの夏エピソード、水着もあるよッ! な宇崎ちゃん第6話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
深まるようで浅瀬でパチャパチャ、肉感的なイベントは軒並み認識の外側で進行。
ラブコメ世界の残酷なルールにより、先輩と宇崎ちゃんのバカンスは何かを発火させるには至らない。
その分、亜美と榊の外野勢が相互理解を含めた感じもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
まー二人の恋が進むか退くかは、ぶっちゃけ作者のさじ加減ひとつだし、連載中の作品だしで、クリティカルな変化はアニメの中じゃ起きないんだろうけども。
そういう前提を踏まえて、噛みごたえのあるストーリーをどう組んでいくか。
あるいは、あえて組まないか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
そこら辺のシリーズ構成も個人的に注目しつつ、真夏のアバンチュール開幕である。
まー開き直ったように、インスタントに肉爆裂な絵面多かったな…水着回はそういうもんか。
宇崎のフィジカルが強調されるのは、彼女のアンバランスがよく見えて嫌いじゃないな、僕。
うぜーうぜーと言いつつも、ドンドン外堀が埋まる先輩のキャンパスライフ。バイト先にまで宇崎が侵入し、孤高の充実感はすっかりグズグズである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
まぁなんだかんだ憎からずな相手なので、踏み込んでくるのは適正距離でもあるのだが。
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宇崎ちゃんが亜美に懐いてるのは個人的に嬉しいポイントで、『外野から他人コンテンツ化して蕩尽している外道も、至近距離で思い寄せられりゃ黙ってられねぇだろ…』みたいな期待感もある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
榊の積極的アプローチと合わせて、亜美の安全圏をどう切り崩すかを見てる部分もあるな、自分…。
先輩と宇崎ちゃんのくっつきそうで離れてく距離感って、美味しいヤキモキを味わう作品の強みであり、そうそう崩れないと思うし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
なんだかんだ”変化”があったほうがお話食べれる人間としては、亜美がどう変わっていくか(あるいは変わらないか)は気になってんのよね。
さて、恋が進展するにはおあつらえ向きなアツい砂浜で、先輩も宇崎も相変わらずの小学生ムーブである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
先輩がなんで水泳やめたかはまだ謎だが、ヒネた顔の奥に結構情熱燃やしてて、不完全燃焼な感じが透けて見える。
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水を見たら泳ぐことをまず考えるアスリート体質と、生来のニブチンが相まり、亜美のアシストも不発。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
しかし宇崎ちゃんの方は満更でもないようで、相手が相手なら即TAIHOなゼロ距離接触も、嬉し恥ずかしの赤面アクシデントで済む。
このダイレクトアタック流せるの、相当先輩好きだろ宇崎…。
セクシュアルな距離感というのは難しいもんで、時と場合と相手によって”正解”が全く異なる、非常にナイーブな事例である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
胸にぶら下げた巨大なアピールポイント、その火力をあんま意識してない宇崎ちゃんであるが、先輩に触られるのはイヤじゃない。
しかし、堂々前面に出したいわけでもない。
んじゃあどうなりたいのかと言えば…当人たちも判っていないのだろう。それを判っていくために、物語がある、とも言える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
榊と亜美は、外野席から良いトスを上げ、鈍感野郎どもに青春のホームランをキメさせることが出来るのか。道程は遠い。
つーか理解れよ! デカ乳揉まれてイヤじゃない時点で!
とはいうものの、砂浜での宇崎ちゃんのはしゃぎっぷり、全力で泳ぐ先輩の半ズボン力を見れば、それが簡単には進まないこともよく判る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
あんま恋とは関係ない、スゲー地道な人格的成長を踏まえないと、ここの距離感変わらん感じもするな。なまじっか、現状で満たされてる分…。
そんなこんなで夜は更け、榊謹製の発展イベント、肝試し開始である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
が、先輩はビビるわ宇崎は距離感間違えるわ、全然思い通りには進まねー。つーか暗い所で灯り奪うの、大事故直行ルートだから止めとけ宇崎…。ホント洒落にならねぇなこのアマ!
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子供のようにはしゃぎ倒す二人を、遠目で見ている”大人”な二人は、反目を乗り越えてお互いのことを、少し話す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
榊の真意はまだまだ謎であるが、面白半分というわけでは当然なく。亜美もそこら辺の情は、しっかり汲んで飲み込んでいる。まぁフツーはね…面白半分でリアル知人をコンテンツ化しない。
孤独ばっかりが桜井先輩の幸福というわけではなく、もともと他人を幸福に出来る資質がある人だから、それを生かして欲しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
余計と言えば余計、よく見てると言えばよく見てる。榊のダチ評は、彼自身の人格も見えてなかなか面白かった。
そこにもう一枚、何を隠してるかだよなー…。
宇崎がはしゃぎすぎた結果、先輩の心が折れて子供帰りし、普段の成熟勾配とは逆になっているのは面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
いつもは宇崎が先輩の掌の上で遊んでんだけども、今回は先輩が宇崎を抱き寄せる間合いだかんね。公平な関係構築のために、こういうのも大事…か?
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目隠しに閉ざされた乳弄りと同じく、宇崎ちゃんを恋人のように母のように抱きしめる行為は夢の中で、先輩の意志と認識が介在しない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
恋と性の対象として、自覚的に宇崎花を求めるようになってしまえば、このまどろっこしい物語は終りが近いから、ふれあいはあくまであやふやな距離で起こる。
しかしそれは周囲にしっかり認識されているし、宇崎ちゃん自身はしっかり覚えている。抱きしめられて高鳴った胸の鼓動も、それがイヤじゃない自分も。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
ラベルの付けられない感情を抱えて、少女はどこに進んでいくのか。この夏の思い出は、どんな変化を生むか
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ラブコメ迷路に停滞しているようで、実はこのお話結構距離は縮んでるのよね。部屋には上げるようになったし、一緒にお外で遊ぶようにもなってる。乳揉まれて抱きしめられて、でもイヤじゃない自分を知ってもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
そういうジリジリした変化を見てるのは、結構楽しい。
それが臨界点まで吹き上がるのか
はたまた、永遠に続く遊戯の途中なのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年8月15日
恋が燃え上がる場を仕上げ、想像以上の生煮え感に阻まれた外野二人の変化も含め、話がどうころがっていくか気になる夏エピソードでした。
お話も折り返しを過ぎ後半戦、さてどんな物語が待ち構えるか。次回も楽しみですね。