アイカツプラネット! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
バーチャルとリアル、ビートと梅小路響子。
二つのアイデンティティを行き来していた少女が、真実を世界にカムアウトするお話。
ネタバラシはえーな! と正直思ったが、引っ張りすぎる要因でもないか。
初の家族ネタでもあり、そっちの仕上がりも良かった。
響子先輩は自分が何をしたいか、周囲がどう見てるかを非常によく見据えて、すぐさま行動できる人である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
先週のぶっ飛び加減が嘘のように、そつなく司会をこなすルリちゃんに先導され、展開していくアイドルバラエティ。
バーチャル空間での大食い対決って、”虚無”食ってんのかな…。
体に染み付いた礼節は自然と顔を出し、周囲はロックな外装とのギャップを面白がる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
そこに自分が求めている表現、他者が楽しめるコンテンツを見出したことが、カミングアウトの決め手になる。
ここにスタッフやファンの視点が乱反射してるのが、なかなか面白かった。
社会の中で自分がどう捉えらているか、その中で自分はどうなりたいのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
ここが響子先輩にとってはかなりの関心事で、同時に鎖なのだとも思う。
完璧で清楚な梅小路会長。そういう視線が重荷になっていたのは、インタビューからも見て取れる。
だから、仮想の仮面を被って自由になっていた。
『そこから飛び出し、二つの壁を超えても良い頃なのかな』と彼女を納得させたのも、他者の視線である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
自分のやりたいことを、他人が勝手に押し付け求めるものと上手く調整する能力。
他人が見る夢以上の、自分になる能力。
自分が求める世界を、引き寄せる能力。
そういうのが高いのだと思う。
そんな彼女の資質を育んだ梅小路家は、娘の突然のカムアウトに戸惑いつつも、奮戦を応援し優しく向かい入れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
勝っても、勝たなくても。
”梅小路響子”らしくても、らしくなくても。
私が私でいるだけで抱きしめてくれる場所があったことが、彼女の清廉と実直の源なのだと思う。
梅小路パパが想像してたよりファンキーな見た目してて、ちょっと面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
いつも余裕たっぷり自信満々な響子先輩が、カムアウトの時は緊張していたのも、人間的な震えで良かったと思う。
なんだかんだ、梅小路の家名は才人にとっても重いんだろうな…あと、好きだからこそ拒絶されたくなかったか。
地味に教室のドルオタ三人組がワーワー騒いでるパートが毎回楽しみなんだが、『こんなお姉さま他にいないよ!』って叫びが言霊強すぎて笑う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
あの三人、作品世界で”アイドル”がどう定位されるか、こっちに教える結構大事な仕事果たしてくれてるよね…ありがたい。
ビートへのリベンジを果たしたことで、ハナの実力向上が見える回ともなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
彼女もVとRの二重構造を隠してるキャラだが、そこを暴露し橋渡ししていく話は1クール目のクライマックスに置かれてるのか、もうちょいかかるのか。
今回の橋渡しがなかなか良かったので、早く嘘を暴いて欲しい気持ちもある
ビート/響子の二分法が、ビート=響子の一元法に変わったことで世間の視線は、自分自身を見る瞳はどう変わっていくのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
今回だけで終わらず、エピソードから広がる波紋を受け止めたい話にもなった。
他キャラメインの話の端っこで、そういう変化が描かれると、画角が広くて好みかな?
響子先輩の勇気を受け取って、次回は栞ちゃんのアイドル挑戦。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年2月28日
文脈を踏まえたフィジカル要素でくすぐってくるのは既定路線として、デビューに挑む怯えと期待を、どれだけ細やかに切り取れるか。
いきなり最上級のアバター貰ったハナとは、別の角度から”アイドル”を描いて欲しい。次回も楽しみ。