トロピカル〜ジュ! プリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
今日もまなつの思いつきが炸裂し、放送部の手伝いをすることになったトロピカる部。
しかし誰ひとりとしてマトモな進行が出来ず、放送室は大混乱！
ここはあたしに任せてと、スカート巻いてローラが出る。
人魚の歌が校舎に響く時、奇跡の時間が舞い降りる！
そんな感じの波よ聞いてくれ！ 人魚だけにッ！！ な回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
放送部の小森先輩はミナレ役の杉山里穂さんでもあるので、なんか奇妙なシンクロが（俺の脳内で）置きた回だった。
熊ぶっ倒したり、宇宙人に攫われる放送とかしておきゃ良かったんじゃねぇかな…。
さておき、お話としてはまーたまなつが適当ぶっこいて、助っ人に顔出したはいいけど瞬発力だけのその場人間、あざといドジっ子、表に立ちたくない陰キャ、脳筋とまー、”放送”ということに全く向いてない連中が、ドタバタ騒動を繰り広げる感じのお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
”瞬間”でしか活きてない、まなつの負の顔が見えた
ここを補うのが俺達のローラ、つう話で、シコシコ手作りしたスカートで尾びれを隠し、謎の歌姫兼任仕切り役として校内放送に乱入。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
声帯が日高里菜な利点を最大限ぶん回し、正体不明の不敵なアイドルとして人間社会に爪痕残していった。
ローラは性格極悪のプライド人間のまんま、最初は下に見てた人間社会を『結構面白いじゃない』と前のめり、気の合う仲間と堂々歩きたい気持ちになってきている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
そして人間社会にはびこる人魚偏見に、毎回プッツンキてもいる。やっぱ、本当の自分を知ってほしいのだ。
ここ三回はそんなローラがかなり丁寧に追いかけられる回で、『歩けねぇならスケボー使えばいいだろ！ 尾びれがやべーならスカート巻くわ！』と、ローラなり工夫して表に出てきてるのが、僕は見てて嬉しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
この調子で、ズカズカとお天道様のもとを図太い根性でのし歩いて欲しいもんだ。
トロ部の誰にも適正がないラジオのMCをテキパキこなすことで、女王としての器量と資質が見えるのは面白い運びだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
仕事を差配したり、謎のカリスマで存在感出したり、職業適性としては”女王”向いてんだよな、根性もプライドもあるし。
得意のお歌を校内に響かせ、怪しい噂に追い立てられるだけじゃなくて、強く求められる存在としての顔を自分でもぎ取ったのも、タフで良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
歌を安売りしないミステリアスな感じといい、彼女の武器であるプライドを守ったまま、だんだん”人間”に接近してく描写が積まれてて良い。
トロ部のダメダメコメディもなかなかに面白く、マジではしご状神経で日々過ごしてるまなつの”瞬間”っぷりと、アドリブ勝負になるととたんにギシギシ言い出すみのりん先輩の頭脳と、質問への回答が体育会極まるあすか先輩が、いい具合にダメだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
さんごちゃんは可愛かった。
こんな変人たちを放送ブースから支えたゆきえちゃんは、なんか楚々とした可愛らしさがあって大変良かった。再登場しないかな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
結構放送のダンドリを細かく描写する回で、ある種お仕事エピソードみたいな面白さが、ドタバタの中に芯を入れてた感じもある。
全体的にトロ部の奮闘と、口だけじゃねぇローラの手際と存在感が学校生活に映える、トロプリらしいエピソードだったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
学園要素を多めに使って、部活の楽しさがよく描けてるのは、トロプリの良いところだなー、と思う。
だからこそ、そこに交れねぇローラを見ると寂しくなる。
人間社会のアウトサイダーとして、ポッドの中に閉じこもったり人目を避けるだけでなく、無責任な偏見投げられたら『人魚はそんなんじゃねぇ！』と強く抗議できるように。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
何より、気づけば大好きになってる仲間たちと堂々笑い合い、助け合える立場に、ローラが進みだして欲しいと俺はずっと思ってる。
今回ローラが”歌”っていう武器で、その一歩を踏み出していたのはとても良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
人魚というファンタジーな存在が現実にいると、虚構の中にしかねぇ偏見を殴りに行くっていう書き方も、トロプリ独特で面白いよな…。
冒頭言ってた、歌で人殺す人魚のイメージを、自分のアカペラで跳ね返す形だし
これが意図的なのか確信は持てないんだが、偏見や抑圧にプライドを持って立ち向かい、自分なりの工夫と周囲の支えでもって立ち位置をもぎ取っていくローラは、社会の中に確かに在るマイノリティの影を、結構背負っているように感じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
そこが、僕がローラを目で追ってしまう大きな理由かもしれない。
勝手な妄想を押し付けられたら、怒って良いし、歌って跳ね除けても良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
尾びれが奇妙な視線で見られるなら、自分でスカートを編んでも良い。
ローラが根性図太いプライド人間なのは、背負ったハンディに押しつぶされた”可哀想な存在”として、彼女を書かないためなのかなー、と思ったりもする。
彼女が背負うものを見通すためにはまだまだ話数が必要で、この先どう描かれ転がっていくか解んないけど、明るく楽しく真摯な筆致を保って描いていってくれると嬉しいなぁ、と思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
マージでローラの話すると、超長くなるな…桜庭の方、少し思い出すよ…（センチメントに湿る五月）
しばらくはのんびりとトロ部カツドウ強化月間っぽく、来週は保育園に乱入だ！
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年5月23日
あすか先輩はよだれかけだッ！ マジであの人、スケバン属性の定番、徹底的に外すな…面白ぇ女だ。
児童 VS プリキュア！
ある意味本命大勝負、どうなるかとても楽しみですね。
