バクテン!! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
地区大会、当日。
アオ校晴れの舞台には、嵐が近づいていた。
腫れ上がった翔太郎の手首と、IHという夢。
迫る期限と、凍りつく心。
ライバルから託された想いが、殺しても吹き上がる炎が、重い雲を晴らしていく。
たとえ羽根が折れるとしても、青い空を一度見上げてしまえば…
そんな感じの一切”抜き”なし、マジで重たい決意のバクテン!! 最終話一個前である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
こういう言い方をして良いのか、見終わった今でも判らないが、大変良かった。
周りをよく見て、誰かを助けてばかりいた翔太郎が、肉体と心の痛みに顔を歪め、余裕がなくなっていく。どす黒い影に支配されている。
圧倒的な窮地に、それでも湧き上がる強い思いをただただ真っ直ぐ伝え、未来に向かってひた走る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そんな狭い視界を、人のいい主人公が手に入れられたのが僕は嬉しかった。
故障を押して試合に出る決断が、正しいとはとても言い切れない。熱量と雲間の光の強さで、押し流して良いことだとも思わない。
ただ…あれだけ周囲をよく見ていた翔太郎が、決戦直前の怪我という大ピンチがあって初めて、凄く身勝手に強く熱くなっていることが、僕には不思議と嬉しかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
剥き出しの彼が見れた感じがあった。そういうものをこそ、多分僕はずっと見たかったのだろう。
美里くんが甘えられる相手を見つけ、横幅広い視界を手に入れ、持ち前の優しさを素直に発揮できる形で”本当の自分”を発露したように。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
翔太郎は嘘をつこうとし、無理を押し通し、震えながら大声で吠える形で、どうしても翔びたい自分を掴んでいく。
影の中の光と、光に宿る陰り。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
対照的でありながら、お互い補い合う二人の一年生がようやく、その魂の質量において釣り合った感じが、僕の中にあった。
他のキャラクターが第7話以降、複雑に見せてきた人間的な陰影に、主人公が…彼にしか背負えない物語がようやく追いついた感じがあった。
それは手遅れなどではけしてなく、『満を持して』という言葉がふさわしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
翔太郎は良い主人公だし、気持ちの良い青年だった。
優しく、素直で、燃え上がる熱意と明るい影響力で作品を支えてくれる、立派な主役だった。
だからこそ、彼が流す魂の血が見たい。危機に陰り、燃え盛る黒い炎がみたい。
ある意味サディスティックな願望が、僕の中に確かにあったことを、天候と状況が強くリンクし続ける今回の物語はよく教えてくれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
今まで要所要所を〆る感じだった強い演出力が、今回は最前線に躍り出て、けして緩むことがない。
凄まじい圧迫感と緊張感が、画面を埋め続ける。
元々そういう表現が出来る…というか得意なスタッフが、勝負所にフルスロットルで駆けつけてきた感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
『このビリついた手触りで、12話全部駆け抜けてたらどうなってたか…』と一瞬妄想するが、今の…僕の好きな”バクテン!!”にはなってなかったかなー、とも思う。
肩の力が抜けたギャグシーンも、明るく前向きな決意も、ずっとこの作品の”本当”であり続けた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
だからこそ、今回重たく画面を埋める雲が、翔太郎に宿る暗い炎が映える。
色んなことが否応なく起きて、それでも諦めきれず跳び上がる人生の不思議な面白さが、より強く踊る。
だから、この”バクテン!!”で良かったのだと思うし、それを見れて幸せだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
過去形で言ってるけど、最終話まだ残っとるからな…恐ろしい。
地区大会がどういう結果になるにせよ、間違いなくいいアニメとして終わってくれる。
そういう手応えのある、いい最終回一個前だった。
というわけで、画面構成が一生バッキバキな今回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
空は抜けるような青…とはいかず、嵐の気配をはらんで曇る。
光が強いほどに闇は濃くなり、承太郎は闇の中表情を歪める。それは、手首の痛みだけが原因ではない。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/JyIsP62Ep8
今までずっと『素直ないい子』だった翔太郎が、怪我を嘘でごまかそうとしてるのショックだったし、凄く得心行った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
今までの自分らしさを振り捨ててまで、どうしても飛びたい欲とエゴと熱意が、強く宿っているんだなと思えた。
ルームメイトとして、チームの仲間として、美里くんはそれを止める。
第9話以前の彼だったら、苦しみ迷う翔太郎に踏み込むのは難しかったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
しかし彼は鎖から解き放たれ、誰かに体重を預けることを知った。
だからこそ、誰かの重さを受け止め、過った道へ進むのを止めることをもう恐れない。
優しさを思い出すことは、美里くんをとても強くしたのだ。
チームが集合するのは、暗い影の中だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そこに二人はいない。キャプテンが越させていない。
それが良かった。譲れない夢のために、翔太郎の傷を誤魔化さず、為すべきことを為す。
七ヶ浜くんは、先輩の責務をしっかり果たしている。
しかしそれでも、魂は震える。当然だ。
ここで先輩四人が先んじて、高瀬くんにぶっ込まれて体温上げるの最高に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
強がりだろうと、最高のライバルと認めた相手の前で震えていられない。
戦える自分たちを演じることで、それを間近に引き寄せなければいけない。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/02VCqKmerQ
ずっと万全のアオ高と戦えなかったことが、高瀬キャプテンの心残りなのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
不遜で荒々しい悪役を演じることで、縮こまっているライバルを奮い立たせる。
非常にプライドのあるエールで、彼の器量が見えて大変よかった。
それに応えて、暗い場所からちょっとでも這い出す七ヶ浜くんも。
高瀬くんが踏み込む時、ジャージが落ちてユニフォームになるのが大変良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そこはもう、戦闘服を着込んだ勝負の場所なのだと、彼の立ち姿が語っている。
お前らはそこに、そんな風に震えたまま来るのか。影に囚われたまま、俺たちと互角に戦れると思っているのか。
そういう猛烈な問いかけを、高瀬くんが”演じて”居ることは、七ヶ浜くんの瞳に闘志が宿り直したのを確認して、落ちたジャージを拾う仕草から見て取れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
かけがえのない強敵(とも)に魂を震わされ、ずっとその姿を”視て”きたからこそ、今必要な、自分だけに出来る悪役を演じる。
その逞しく爽やかな優しさが、シロ高の品格をグッと上げたところで、初のユニフォームを着込んでの演技でございます。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
いやー…やっぱこの作品の競技表現、最高に良いわ。問答無用で理解らされる、身体性の気持ちよさがある。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/Y4M42kcITY
やっぱ僕はねー、ましろくんが競技に”入る”瞬間、殺し屋の目をするのが本当に好きなの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そして彼だけが張り詰めた気合を載せて演技するのではなく、最高水準にまで周囲の選手が付いてきて、一糸乱れぬ技が次から次へと繰り出されていく。
皆がライバル。
その気概だけが生み出す、最高のチームワーク
アオ高のプログラムが光を軸に組み立てられているのに対し、シロ高は照明を落とした暗がりと、そこに燃え上がる赤いユニフォームを印象づけてくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
空をイメージさせる主役の演技と、心地よい対照をなす演技の完成度が、たいへん心地よかった。
合間合間に観客席など写し、演技を見守る保護者やライバルを切り取ってくるシロ高の演技。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
ここでようやく、作中に幾度も顔を出した青い鳥の意味合いが判った気がした。
高く翔ぶ鳥は、跳躍の心地よさを軸とする競技に、それを通じて自由になる子供たちに重ねられている。
それと同時に、親の庇護を超え、自分の意志で未来へ羽ばたいていく季節の象徴でもあるのだと思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
家族は翔太郎が、どれだけの窮地にいるのか知らず観客席にいる。大事な保護者への相談抜きで、翔太郎は未来を決めようとしている。
それはとても身勝手で、危険なことだ。
でもそうせざるを得ない熱が、もう翔太郎には宿っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
正しくなくても、どうしてもやりたい”!”付きの情熱が、真っ直ぐな青年を巣立たせていく。
その歩みを切り取りたかったから、この作品は幾度も、高く飛び立つ鳥を描き続けていたのだろう。
出るか、退くか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
大きな決断を前に、アオ高を包む空気は重く、世界は暗い。陽光も青い空も、けして見えない。
ペットボトルを手前に置いて、チームが置かれた場所の遠さ、不安定さを強調する構図がマジで巧い。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/PCnCjYO4wL
血を絞り出すように、”今”飛びたいと叫ぶ翔太郎の眼は、爛々と輝いている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
その動物的で、周りなど見えていない必死の狭さが、僕には凄く嬉しかった。
彼は今、他人を視ていない。今までそうであったような、物分りの良い視野の広さを打ち捨てて、青春の獣となっている。
その余裕のない切実さに、彼ほど人格の良い青年がたどり着いたことが、凄まじく気合の入った眼の作画からよく解って、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
主人公が”らしさ”から大きくはみ出し、だからこそ高い跳躍が可能なタイミングで、最高のクオリティを注力してくるの、マジ正しい演出過ぎて震える。
あんだけ止めてた美里くんが、ここで自分のため親友のため、身勝手で正しくない選択に一緒に頭を下げるのも、本当に良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
翔太郎の目に宿った獣は、美里くんの獣でもある。周りに迷惑を掛ける甘えを、一緒に押し通すだけの絆が、もう二人を繋いでいる。
それはさー…第9話であの暗闇に翔太郎が踏みとどまって、必死に言葉を探して叩きつけたからだし、第2話でどうしてもバク転したい翔太郎のために、不器用に美里くんが試技を見せてくれたからなわけじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
お互いがお互いを、けして視界から外さず見続けたからじゃない。
今までの彼らをちゃんと、画面に捕え続ける確かな演出と、揺るがぬドラマがあってこそ、この瞬間の熱量が強く、視聴者に届くのだと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
素直な初心者と、屈折したエースはこの闇の中、二人で身勝手な欲望に頭を下げるところまで来たんです。それが、この物語だったんです。
そう実感できるシーンが有るアニメって、俺は幸福だし強靭だと思うわけです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そしてこの陰りが翔太郎と美里くんだけのものではなく、長い苦難を柔和な笑顔に隠していた志田監督や、弱さに迷いつつも力強く立ち直した女川先輩も、あらゆる人間が歩む道なのだと示したことが、分厚くシーンを支えている
そこにはただ影があるだけでなく、嵐を超えて輝く光が、誰かの夢が皆の夢になってしまう力強い渦が、確かにある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
それに導かれて、この物語はずっと進んできた。
翔太郎の肩を抱くキャプテンの掌が、燃えるように熱いことが見ている僕にも理解る。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/M90TDJUm4s
もう、俺たちだけの夢じゃねぇ。同じ立場で、諦められるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そう問いかけるキャプテンの言葉を、追いかけるようにアオ高でもシロ校でもない、しかし”今”に全てを掛けて破れ涙する青年たちが切り取られるのも、とても良い。
皆、譲れない思いを載せてここに集い、翔んでいる。
次第に嵐は止み、子供たちの身勝手な決断がけして間違いではなく、深い闇を切り裂く光への道なのだと告げるように、画面は輝きを取り戻していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
しかし、志田監督は大人として、傷に翼をもぎ取られたものとして、素直にうなずくわけにはいかない。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/1L8y5ILTQp
選手生命が絶たれた時、志田さんはたった一人だった。周囲を視ず、独りで翔んだから独りで堕ちた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
無謀な挑戦が生み出すものの重さは、その身を持って知っている。
でも、だからこそ、『飛びたい!』という教え子の思いも、かつての自分とは違う固い絆も、良く見える。
結局キャプテンも監督も、翔太郎の無謀と手を繋ぎ、共犯になっていく道を選ぶ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
光を取り戻していく画面はそれを肯定するし、それが哀しい挫折に終わらないことをしっかり示している。
でも、それが正しくない選択だということを、忘れてはいけないのだろうなと思う。
正しくなかろうが、それをせざるを得なかった。背中を押し、手を繋ぎ、友に高い場所を仰ぎ見るしかなかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
その熱量が、正しくない正しさをどう後押しするのか。
そういう視点で、全肯定はせず全面的に共感しながら、彼らを見守るポジションに自分を置こうと、思わされるシーンだった。
やる。アオ高男子新体操部は、正しくない無謀な挑戦に打って出る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そう決まった時の、今まで見せなかった翔太郎の笑顔がいい。
こんなに子供っぽくて、剥き出しの笑顔をする子だったのだと、話の終りが見えているこのタイミングで教えてくれるのが良い。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/loJ8f1yw4w
抜けるような青空が広がるのは、不安を乗り越え最高の演技を終えた後だ。だから、まだ雲は残る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
でも、正しくなりきれない自分を蔑む言葉を跳ね返す、教え子の信頼が、輝きをより強くしていく。
憧れたこと。出会ったこと。
友に学び、鍛え、笑いあったこと。
今までの物語全てが、嘘ではないからこそ
アオ校の決断は光を連れてくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
『お前も甘えろ』と、あの時差し出された拳の返礼のように突き出される、美里くんの拳が良い。
それに応える、翔太郎の拳も良い。
『あー、俺このアニメ見てきてよかったな…』と、一話早くマジで思った。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/bqErKs8dat
第6話では『楽しんで!』だった監督のエール…初試合に挑む翔太郎の震えを受け止め送り出していた掌が、今回は『全力で!』なのも良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
答えを与え見守る立場から、ともに正解のない暗がりに飛び込み、自分の意志で正しくないことを決断した戦友として、教え子の力を信じる仕草だ。
それを受けて巣立っていく翔太郎は、やっぱりちょっとやんちゃな笑顔をしている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
大人びた視界の良い檻に、ある意味自分を閉じ込めていた優しい子供は、やりたいことをやる子供っぽさを掴み取ることで、苦境を越えていく。
他の人が当たり前に背負ってきた、エゴと苦痛を引き受けて、そこにたどり着く
何度も言うけど、明るく素直な主役をそういう変化へと導けたのは、大変良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
ここに翔太郎を持ってくるために、第7話以降シビアでリアルな暗さを画面に増やしていったのだし、第1話から翔太郎周辺は底抜けに明るい、光に満ちていたのだと思う。各話の連動が素晴らしい。
モノローグなし、客席のカットインなし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
アオ校覚悟の演技だけを流し続ける、気合の入った演技シーン。
自分たちが何を描いているか、確信がある表現で僕は大好きだ。
力強い跳躍、弾むマット、合間に微かに交じる息遣い。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/Slv341lCua
レンズエフェクトや大胆な構図を織り交ぜつつ、彼らのフィジカルが無言で表現しうるものを信じて、徹底して描きぬく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
第1話、翔太郎が惹かれ物語が動き出した四人の演技と同じ哲学で、この演技も描かれていく。
組技の瞬間に、思い出す苦労。
積み上げた努力と、譲れない意思。
ここに宿っているものを語るために必要な材料は、全て過去の物語で描いてきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
そういう自作への確信あってこその、幸福な演技の共有であった。
見てると勝手に、彼らがここに至るまで積み上げてきたもの、堪えているものが脳髄に湧き上がってきて、ブルブル震えてた。
大変ありがたい。
三分間に全てを賭けた青年たちの、見事に重なり合った青い飛翔。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
荒い息遣いと、滝のような汗を見守るスポットライトが、静かに結末を待っている。
どんな未来が訪れるのか、誰にも解らない。
夢のIHに届くのか、閉ざされるのか、誰も知らない。
(画像は"バクテン!!"第11話より引用) pic.twitter.com/9T04FV3NEV
それでも、だからこそ彼らは全力を尽くし、同じ夢へと飛び込んだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年6月18日
道に迷い、孤独に苦しみ、それでも同じ空を見上げて走ってきた。
そんな物語がたどり着く青い空が、濁りなく澄み切って高いものであると、信じられるエピソードでした。
次回が大変楽しみです。このアニメ見てきてよかった。