トロピカル〜ジュ! プリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
いつも仲良し、元気なあたしらトロピカる部!
そんな空気を不和と疑念で染め上げる、限定メロンパン消失事件。
変なスイッチが入ったみのりん探偵に引っ張られるように、錆びついた雰囲気が漂い心はバラバラ。
愛と勇気は一体、どうなってしまうのかッ!?
そんな感じの南国ケイオス、食い物の恨みはマジで恐ろしいトロプリ第20話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
作品の持ち味である構えない感じ…を、靭やかに支える爽やかな倫理と、キャラの変化の蓄積がよく生きた回だった。
僕はあの子らが好きなので、こんな感じでトピ部の日常が見れると、嬉しくなるなぁ。
全体的に頭のネジを外した回であり、まなつは変な顔と汚い顔を大盤振る舞いするし、みのりん先輩の変なことしたい精神はフル駆動するし、明るく元気で良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
同時に悪ノリにストッパーかからず、部室の空気が悪化してく雰囲気には生っぽさもあった。
『お友達を疑わずに、みんな仲良く過ごそうね!』『嫌な顔で睨み合ってるより、みんな笑顔のほうが良いよね!』という直球なメッセージも、トロプリらしくて良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
そこに説教臭さを交えず、八方破れのハチャメチャコメディとして、面白く進める足取りが力強いわな。
僕はみのりん先輩がハッチャケてると『やりたい事やってな~』という気分になって嬉しいし、なかなか表に出しにくい”なりたい自分”へと変身できる場所として、トピ部と仲間たちがあんだなー、と納得する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
まなつ主導で色々やる部活が、それぞれの青春が自由に描かれるキャンバスとして機能している
同時に人間より集まればボタンの掛け違いは生まれるもんで、しかし取り返しがつかない軋轢でもない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
全員そんなつもりはないのに、どんどん粘っこい方向に人間関係と感情が地滑りしていく様子…と、そっから一気に巻き返すカタルシスが良かったと思う。
あと犯行想像シーンのギザ歯怪獣達が大変可愛く、悪さしてるのに憎めない雰囲気を上手く作っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
コメディのキレが良いと、洒落になんないレベルに話が重くなるのを上手く避けて、アハハですむ所に持ってけるのは強いなー、と思う。
今回の話しが爽やかに終わるのは、”あの”ローラが速攻で非を認め、しっかり頭を下げたこと…それをまなつが真っ直ぐ受け止め、いい方向に物語を押し上げたからである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
目の前で展開する少女青春劇場を、黙って見守る悪の幹部もまぁスゲェよな…ゼリー食った食わないで初喧嘩するし。
仕事をアミダで決めても、『名前書いてねぇから食った』で収まる所も、あとまわし一家はなんというか…人付き合いに柔軟性があるよな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
”悪”と思いつめて考えの幅を狭めてる感じが全然なくて、フツーに話が通じそうな感じ。ホント、なんで悪党やってるんだ…。
あんだけ噴き上がってても見取り図書くの巧いみのりん先輩であったり、コロッケに引き続いて地上の食に疎いローラであったり、細かいキャラクター描写をしっかり引き継いで、豊かに太らせていたのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
くるるんがローラよりみのりん先輩のほうが相性いいのも、第15話で描いてた部分だし。
今回のローラの謝罪が感慨深いのも、人間を道具としてしか見ない彼女の高慢と、その裏側にある気高いプライドがちゃんと描かれてきたから。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
こういう蓄積が物語の輝きになるのは、1年スパン特有の強さだなー、という感じ。
個性の書き方、印象づけ方が巧いんだろうな。
そんな感じの、騒がしくも楽しいエピソードでした。この浮かれポンチながらどっしり足腰強い運び、スゲートロプリって感じね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年7月11日
そして次回は夏休み突入、プリキュア合宿だよ!
新戦士投入が終わり、こういう本筋関係ないエピが連なると、”プリ夏”感じますな。
来週も楽しみッ!