ラブライブ!スーパースター!! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
決戦のフェスに向け、かのんの心は揺れていた。
明るく楽しい日々の中でも心を縛る、重たい鎖。
泣き、笑い、闇の中を必死に駆け抜けて共に、二人だけの星を探す。
それはステージの上で、見上げる皆の花となるのかッ!?
そんな感じのお久しぶり、やっぱり最高ラブライブ! である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
いやー…大変に良かった。
色々あって久方の第三話となったが、初めてのステージに至るまでの迷いや笑顔、震えと決意がシリアスとコミカルとカワイイ、三方良しの見事なバランスで、熱く激しく描かれていました。
キュート&ポップなデザインと話運びで覆われつつ、かのんちゃんを縛る卑下と無力感は非常に重い鎖で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
大好きだけど、歌えない。
やさぐれるしかない苦しみは簡単には取り除けず、苦笑いしたり涙したり、必死に向き合う姿が今回も描かれます。
クゥクゥちゃんは明るく健気に…時におバカに、スクールアイドルのあるべき姿としてかのんちゃんを応援し、寄り添っていくわけですが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
そんな彼女にも彼女なりの震えがあり、笑顔の奥にはシリアスな重さが当然ある。
今まで必死に繕っていた緊張が土壇場で顔を出し、背中に受けるかのんの表情。
平安名がやらかした暗闇のなか、ドルオタだからこそ考えた応援の形が、光となって二人に戻ってきて、未来を導く星になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
テンションの上げ下げ、笑いと涙の差し込み方。
見事なコントロールと、不定形のパッションがしっかり混ざりあい、大変巧みで熱いエピソードとなっていました。
というわけで、感動的なヒキを拡げていく形で第3話が始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
相変わらず洒脱なサブタイトルの入れ方に心躍りつつ、なかなか歌えないかのんちゃんをどうにか前に進めようと、トンチキガールズの悪戦苦闘が楽しく描かれていく。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/KCsoyoQDWt
しょんぼりまんじゅう顔になったり、ふにゃふにゃな泣き顔を見せたり、原宿カワイイ神輿に乗せられてノリノリだったり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
色んなかのんちゃんが見られて、こっちの体温も一気に上がる。
活き活きと表情が変わって、揺れ動く感情こそが話のエンジンなんだと、”絵”で伝えてくれるのがありがたい。
とにかく明るく元気に、時に暴走気味に突っ走るコミカルな運びで、話は転がっていく。タコお帽子のクゥクゥちゃん、カワイイねぇ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
的外れにも思える緊張克服の努力だが、三人一緒に頑張る時間がとにかく楽しくて、重く苦しいだけじゃないと、青春の色彩をすくい上げる仕事もしている。
楽しいだけでは終わらず、常に試されるスクールアイドル・ライフ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
しかしそれは、試されるだけではなくとても楽しい日々でもある。
そんな日々が、笑顔満載で元気に転がっていく姿は、後に重さを増してくる展開を前向きに、彼女たちの未来を信じて見守る足場にもなる。
つうか自分の可愛さを理解ってねぇかのんちゃんを、グイグイと神輿に乗せて青春練り歩き、どうにか自信をもたせようとするクゥかのがかなりの”担ぎ手”で、カワイイ神輿同行会長としては見てて楽しみたかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
何かと『無理だよ~』言うかのんちゃんはかなり、担ぎたくなるタイプ。
ここではあくまで重くなりすぎないよう、カワイイやさぐれ顔とともに描かれている、かのんの壁。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
それは相当に分厚くて、当たり前にシリアスな心の棘だ。積み重なった敗北が”かえし”になって、なかなか抜けてはくれない。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/EFeFX9d5mq
『どうせ、ダメなんだ』と、世界と自分を認識して動けない学習性無力感は、クゥクゥの明るいテンションも、桜舞い散る特別な舞台でも、簡単には動いてくれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
このずっしり重い質感を、笑いに交えて精妙に描いておくことで、かのんちゃんの実在感はグンと上がる。
ただただ光を信じて突っ走るヒロインには、けしてなれない暗さ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
クーカー勝負の”Tiny Stars”が、信じるだけでは叶わない暗闇に星を探し、願いを二人で掴み取る歌詞なのはそういう、かのんちゃんの人格を反映もしているだろう。
クゥクゥちゃんはドルオタ気質がなかなか抜けず、ファンの発想を活かして自分たちを盛り上げたり、強敵を思わず礼拝しちゃったり、チャーミングな暴れっぷりである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
ここではただ祈りを捧げ、戦うことなんて思いもしない相手だったサニパが、決意を新たにした後どう描かれるのか。
奇跡のサイリウムだけでなく、そういう場所にも描写が伸びていく、楽しい序盤戦である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
笑いで包んで伸ばしたものが、後々シリアスな状況で別の顔を見せて意味合いが深くなるの、すごい好みの作劇でありがたい。
描写がスムーズに味変することが多いんだよなー、スーパースター。
クゥクゥの面白絶望顔を最後に、画面は段々とシリアスな色を増していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
誰かの夢を背負うからこそ、感じる重圧。乗り越えられない過去。
それをジッと見つめている千砂都の視線が、細やかに切り取られていく。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/FFzfrtgDem
凄く細やかに色んなものを見て、考えて動く子なのだと、細やかに瞳を描くことで伝わってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
暗くなった空気の中、クゥクゥが健気に差し出す努力の成果が何を意味しているか、しっかり見据えてかのんちゃんに届ける。
それは彼女の幼馴染が、誰かの思いを無下にしない人だと信じているから。
ほんっと急に腹筋しだした時のズレた感じと、だからこそクゥクゥが凄く必死に、切実にかのんとスクールアイドルに惹かれ、諦めたくないんだと教えてきて、無茶苦茶グッと来た。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
それはエールとしてはちょっと不格好で、安心するには奇妙すぎて、でもクゥクゥちゃんにしか出来ない、夢の証明なんよ…。
あの腹筋の唐突な違和感が、『あ、クゥクゥちゃん相当強がってんだな…震えてんだな…』と僕に解らせてきて、ステージでの炸裂をより深く突き刺してきた感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
だからこそ、自分たちを親身に見守ってくれた千砂都を3人目として、迎い入れたい気持ちも強くなったんだろう。
しかし二人の夢と自分の夢、両方の重さを知るからこそ、千砂都は誘いを受けられない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
友達を見つめる時とは違う、少しそらした視線に内心の複雑さが反射して、奥行きのある描写だ。
ちーちゃんもただただド真っ直ぐ、青春街道まっしぐらってワケじゃないのよ…。
ここでの逡巡は、自分だけが白服を着て夢に進んでいる疚しさ、だからこそダンス一本槍で行く責任感みたいのも、影響していると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
大好きな幼馴染を置いて、一人夢の階段を進んじゃった罪悪感、絶対あると思うんだよな。
それを表に出さず溌溂ちーちゃんを演じるのが、彼女の矜持か…ハンサムだね。
千砂都が身を引いたことで、かのんとクゥクゥは二人きり、抱えているものを全て預けれる空気に包まれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
歌いたいけど、歌えない。自分は足手まといでしかない。
堰を切ったように溢れる無念と涙を、クゥクゥは静かに法要する。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/BRi4yN501d
ここのハグが試着室みたいな勢い重点ではなく、そっと心に添えるようにおずおずと伸びるのが、凄く繊細で好きな表現だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
クゥクゥちゃんも、かのんちゃんの涙の意味はよく判る。
幾度も砕かれて、それでも自分の夢を引き受けうようと立ち上がり、今まさに苦しんでいる人の思い。
そんな宝石を引き受けるのが、クゥクゥが好きになったスクールアイドルだから、彼女は一緒に歌うメンバーを一番に、真摯に応援していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
かのんがかのんとして朗らかに歌い、押し寄せる波に毅然と立ち向かってくれたことが、自分の夢を守ってくれたように。
クゥクゥにとってかのんがスターであるように、かのんにとってクゥクゥはもう、暗闇の中の星である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
何も出来ない、負けてばかりの自分でも、誰かのためなら闘える。
そういう”義”の心意気が、二次元美少女の外装にガッツリ焼き付いているわけですよ、澁谷かのんという人は。
んで、貴方こそが私の星なんだと抱きしめられることが、その温もりを受けて闇に飛び込み戦うことが、『私なんて』の呪いを変えても行くわけじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
信じてもらうことが、愛し求めてもらうことが、夢が叶わなかった傷を上書きして、新しい自分を本物にしていくわけじゃない。
その陰りと光を、コミカルにシリアスに可愛らしく、色んな角度からテンポよく積み重ねているところが、スーパースターの良いところだな、と思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
『星に魅せられた自分も哀しくなるから、澁谷かのんを諦めないで』って、ドルオタだからこそ出てくる言葉だよなー。
推しが自虐してると、そこに体重乗っけちゃってる自分も一緒に落ちていって、元気もらうどころじゃないもんな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
そこでかのんとは別の形で、でも同じく灰色だった過去を晒して、何よりも強く輝く夢と抱きしめる仕草が、優しくていい。
本来ならこのど根性夢空間に、ちーちゃんも隣り合う資格が十分以上にあるわけだが、いまはそうではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
かのんちゃんを夢から遠ざけていた無力感の壁を、ぽっと出の留学生にズブズブぶっ壊される形だ。
こりゃあ複雑…てエゴに飲まれるより、奇跡の価値を真っ直ぐ見るよな、嵐千砂都は。
かくして顔を上げ直し、本番に向けてラストスパート。やっぱ努力がテンポよくモンタージュ演出されるシーン、最高~。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
ヴィジョンに君臨するかつての憧れに、脇目も振らず突っ走る二人の姿が、フェスに賭ける意志を色濃く刻む。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/m5rH97lQXl
ツンツン嫌味言ってた恋も、青春色の夕焼けの中二人の努力、弾ける思いを遠目に見守ってて、『はようずぶずぶになれや…ッ!』って気持ちでいっぱい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
誰かさんの発声練習を、かのんちゃんが雑踏の中聞き逃さなかったように、この女(ひと)も魂の火花を見落とせないんだよなぁ…”仁”じゃん。
ちーちゃん先生の握り拳も逞しく、迎える本番夢舞台。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
桜色にライトアップされた特別なステージがとても綺麗で、何かが始まるワクワク感が力強い。
要所要所で美術が良いの、やっぱこのアニメの強みだよなぁ…開始(はじ)まっちまう説得力が、景色にしっかり宿ってる。
ここまでかのんちゃんの痛みと震えにクローズアップしてきたカメラは、華やかなステージの上でクゥクゥへと踏み込んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
いつも笑顔で、明るく元気。
憧れの”スクールアイドル”らしく振る舞ってきた彼女が、土壇場でたどり着く限界点。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/xFUQv1V3QX
背中合わせ、自分にしか聞こえない距離で『大丈夫』を繰り返すクゥクゥが、全然大丈夫ではないこと…大丈夫ではなかったことを、かのんの視線は追いかける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
凄く切実な痛みを、自振ンと同じく抱えながら必死に隠して、彼女は”アイドル”をしていた。
自分を抱きしめ、一緒に進んでくれた。
その重さこそが、『私なんて』と諦め続けるしかなかった少女が飛ぶ、とっておきの翼だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
澁谷かのんという少女は自己評価が低く、繰り返された失敗を自力では越えられない。自分のためには頑張れない子なのだ。
しかし誰かが抱える夢、そこで生まれる震えには人一倍、敏感である。
その優しさと、誰かのために強くなれる在り方はつまり、”スクールアイドル”になるしかない適正を示している。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
自分の夢を追いかける姿が、他の夢を探す誰かの力になる。
そういう存在になるために生まれてきた、強く優しい少女。その本領が、静かに産声を上げようとしている。
運命が発火するための準備時間を、やらかし大臣平安名すみれがコミカルに稼ぎ、闇の中星が煌く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
前半クゥクゥが担当してきた、場を重くしすぎないボケ役をすみれが交代するの、巧い運びだなぁ…。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/tnleyZlsHD
ここでずーっと二人を支えてきたちーちゃんが、闇を払う魁になるの最高だし、そのための輝く剣を他の誰でもない、クゥクゥ自身が準備してたってのも凄く良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
スクールアイドルが好きだから。
ただそれだけの思いで用意した奇跡が、客席に広がって星の海になる。”かのん”呼びキターッ!
二人がスクールアイドルへと邁進する中、色んな人が練習風景に魅せられたり、コミカルながら家族が暖かく見守ってくれる描写はたくさんあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
暗闇に取り残された二人が、どれだけ求められてるか教える輝きの奇跡は、そんな蓄積の上に乗っかってる。か、勝つしかねぇ…ッ!
掴めなかった手を繋ぎ、かのんの瞳に星が宿る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
闘える。独りじゃないから。
この手つなぎが、『歌える』っていうサインだったんだろうな。
ずっと求めていたものを手渡された表情が、『大丈夫…』が誤魔化しから確信へと変わる瞬間を語るぜ。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/i8IfSq76TJ
この手つなぎは未来への指切りであり、ずっと無理して笑ってくれてた仲間と対等になる決意であり、負け続けてきた運命を逆しまに切り倒す意志でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
澁谷かのんは一人では戦えない。だが、誰かのためなら無敵だ。
そんな自分を今、思い出したのだ。
というわけで平安名感電、運命スイッチオンッ!
華やかなピンクに爽やかなスカイブルーが美しい、初めてのステージ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
暗闇に取り囲まれた小さな星双つ、空を切り裂いて今輝く決意を、最高に可愛く歌い上げる”Tiny Stars”。
伝説が今、ここから始まる。そんな説得力十分、爆発寸前ッ!
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/FFpkRKFaIo
ちーちゃん感無量の、ともすればちょっとブサい表情が彼女の心、今ステージが生み出しているものを如実に語ってて、最高に良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
ずっと飛んで欲しいと思っていた幼馴染と、思わず応援したくなる転校生が目の前で、一緒に戦った成果を形にしてる。
そういう時に人間は、こういう顔をするワケよ。
んで葉月もチラチラと、心動かされてる自分に素直になれず影から、後に自分が飛び込む運命を見据えちゃってるわけよ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
ギャグ担当のすみれ含め、後のリエラが初舞台に集ってるの、『”L”の第三話』って感じするね。
文脈の活かし方がつえーわ、やっぱ。
見事に思いを歌い上げ、いたずら妖精へあんなもおもわず退散。クーカーの声聞はご利益満載だ! …完全に扱いが悪霊だな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
クゥクゥがまず涙を浮かべて、かのんちゃんが笑うの…涙を流せるまでにタイムラグがあるの、良い書き方だな、と思う。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/Xal95yhLoz
大好きな歌で、皆を笑顔にしたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
第1話冒頭から堂々語られ、しかしずっと成し遂げられなかった夢を、最高を越えた最高で叶えた時、涙は遅れてやってくる。
その時間差が、かのんちゃんが苦しんできた時間それから解き放たれた感慨が胸に染み込む長さを、上手く表していた。良かった…本当に良かった
義に篤い澁谷かのん、クゥクゥの夢を閉ざしちゃいけねぇという思いが重荷にもなっていたわけだが、歌い上げてみれば結果は思慮の外に置かれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
やりきったこと、やり遂げたこと。
二人だからこそ出来て、私だからこそ成し遂げた”今”
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/XRknsSbFoI
それにたどり着ければ、後悔はない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
それを知れたことが、かのんちゃんの…一緒に進んでいく仲間の未来を切り開く刃になるのだと、確信できる第3話でした。
ようやく”やらなきゃ!”の鎖から、若きプロメテウスが解き放たれたわけよ…。
学校新聞を飾る二人の笑顔、モチモチほっぺの触れ合い、マジ最高
僕が澁谷かのん(を主役とするこのお話)に惹かれた、仁義に篤い志、カワイイで終わらない熱血のヒロイズムが、強くうねったエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
自分のためには立ち上がれず、背中で震える少女の温もりで、英雄気質に火がつく。
完全にヒーローの文法なんだよなぁ…。
影の濃いかのんちゃんの代わりに、ラブライブ! らしい大暴走の元気エンジンを担当してきたクゥクゥが、どれだけ強がって笑っていたか描かれたのも、大変良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
やっぱねー…道化師の仮面の奥にある、本気の涙を描かれちまうと、弱点を突かれてそのお話が好きになっちまうよ…。
今はコミカルに描かれてるすみれも、話の主役と躍り出ればその印影を、奇行の裏にある切実をしっかり描かれ、心揺らされちまうの理解ってんだよなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
何しろ”矢澤”通ってるんで、やらかし大臣の感動リベンジには期待大です。スゲェのが来るッ!!
んで、今週も最高フェアリックな”リエラのうた”。最強の童話成分補充、ありがたい…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
このクーカー回であえての千砂都ソロ、その瞳と掌は一体誰を求めているのか。
NHK本放送でしか流れないのに、”文脈”強すぎんだよなーこのコーナー…。
(画像は"ラブライブ!スーパースター!!"第3話より引用) pic.twitter.com/XLukFmTV0Z
愛弟子たるクーカーが成し遂げた奇跡を総身に浴びて、ストイシズムに佇む千砂都ちゃんにも変化がありそうです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
最高の”今”を走り抜けて、続く無限の未来。次回も大変楽しみです。
いやー…強いな、スーパースター。予期してた
のの数倍強いよ…。
追記 暗くてシリアスな陰りを、どうラブライブらしい上気した高揚感を崩すことなく描き抜くか。かなり注意深く、青春の傷みと虚無感を語り直している印象。
(余談。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
笑いに包みつつ、二次元美少女の真芯にある暗い闇を適切に描く。
かのんちゃんの苦しく、しかし重くなりすぎない足取りには、高海千歌が描かれるべきでしかし、描ききれなかった陰りをやり直している感覚を、個人的に受けたりもする)
(僕はサンシャインは、実際描かれたよりも暗い話だったと思い続けているけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
踏み込んでしまえば”ラブライブ!”にはなりえない虚無感を主役の中軸に据えた結果、描かれるべきを描ききれないもどかしさみたいなものが、千歌…を主役にするサンシャインには感じた)
(あの時描かれないことを選んだ、ありきたりな青春の薄暗さ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
敗北し、傷つき、何者でもないと己を苛む無力感を、あくまでポップに包みきって、笑いで毒を減じて、しかしそこにあるものとして描ききるレトリックの冴え。
かのんの青春を見据える筆には、それを感じたりする)
(無論内浦と原宿は違う場所で、”ラブライブ!”を共有しながら当然、二つは別の話、二人は別の人…なんだけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年8月9日
描かれたものも、描ききれなかったものもひっくるめてサンシャインが好きな人間としては、あの時見れなかったものが思わぬ所で結晶化した感慨があって、不思議に嬉しいのだ)