月とライカと吸血姫を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
春の本飛行に向け、計画は順調に推移していく。
レフは最終候補の三人に選ばれ、過酷な訓練が続く。
命の瀬戸際で、抜けていく白薔薇の棘。
一方役目を終えた”実験動物”は、星の街を離れ第二の人生を歩こうとしていた。
お別れを前に、月は薄紅に華やぐ…。
そんな感じの寒い国の青春宇宙日記、オムニバスっぽくカレンダーが進んでいく第9話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
冒頭露骨にハム・ザ・チンプが出てきて、史実とのシンクロを感じ直して一人悦に入ったりしたけども。
史実ベースの殺人訓練も久々に顔を出して、なかなかバラエティ豊かな回だった。
お話としてはレフ君の候補生日記と、イリナとアーニャの仲良し日記が並走する感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
今まで最悪に嫌な感じだった白薔薇さんが、選抜試験でミスって、フォローに回ったレフくん相手にシャッポを脱ぐ展開となった。
ここでデレたのが吉と出るか凶と出るか、共和国のロケット技術は予断を許さぬ…。
相変わらず人間が自由落下する作画を頑張ってるアニメで、重力から解き放たれ、風に弄ばれる非現実的風景が楽しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
色々古臭くぎこちない部分もあるけど、ココって決めたバイタルパートにはしっかりリキ入れて勝負してるのは、結構好みの作りである。
あと、古臭いのが肌に合うってのもある。
レフくんのいない所でガンッガンにデレていくイリナちゃんの書き方もそうで、アーニャが色々お節介を焼く姿もありがたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
やっぱ純情少年少女の真っ直ぐなロマンスが、お話の甘い背骨として機能してる感じはある。
後半戦はそこに、アーニャとの友情も加わってさらにいい感じ。
まぁ祖国愛暴走させたKGBが、轢殺特攻は仕掛けてくんだけどな!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
いかにも井上喜久子声のお姉ちゃん顔で、イリナを微笑ましく見守ってるナタリアが、ノータイムで粛清ぶっ込む姿、アネクドート以外の何モノでもねぇな…統制効いてねぇなぁ”運送屋”は。
白薔薇との格付けチェックもすんで、さて”人類史上初の宇宙飛行士”にレフくん成り得るか…って局面だけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
イリナが首都に異動するのも、この平穏で順調な日々も、なんかの前触れっぽくて怖くはある。
レフくんの夢が純粋な浪漫なんぞではなく、ガチガチの政治活動なのは強調されてるしね。
あと、何の容赦もなく人命喰うって、ことも。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年11月29日
そこら辺、なんの瑕疵もなく完璧な第一項補正様が、色々ヤバそうではあるんだよなぁ…。
そんな不安を抱えつつ、次回は二人のラスト・デート。
あの人を見れば、世界がきらめく。
超絶ベタ足にときめきを演出する手法、俺嫌いじゃないぜ…次回も楽しみ。