プロセカイベスト”まばゆい光のステージで”を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
ショーの本場で刺激を受け、より優れた役者になるべく司が挑むのは、自分とは真逆のピアニスト。
苦悩の先に、見えてくる眩い星とは…!?
という感じの、司くん…だけで終わらない、ワンダショ全体、彼を取り巻く人達の物語である。
既に結構順調にサクセスを重ね、集団としてのまとまりも手に入れてきてるワンダショが、どっしり立ち止まって自分たちの芸を深める感じのエピソードだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
こういう感じで、ディープに静かにそれぞれの芸術性に潜っていく話は、キャラとユニットの彫りが深くなってありがたい。
今回司くんは、自分と真逆なキャラクターを演じるべく様々に思い悩み、努力し色んな人の助けを借りる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
その度大きな声で『ありがとう!』を言ってる彼は、やっぱりとても好きだ。
そんな彼が壁を超える鍵は、過去の思い出…ワンダショの外側にある。
ある意味、最近のプロセカらしい逆行からの前進だ
”きらきら星”と”月光”が大変良く効いていて、拙いピアニカから始まって段々和音が増えて、演奏になっていく音が、咲希を病院に置き去りにして進まざるを得なかったお兄ちゃんの苦しさと、たどり着いた今を優しく照らしていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
病気の妹のために、全霊ブッ込む司少年…あまりに眩しい。
この原点を取りこぼして裸の王様になりかけ、ワンダショの仲間に出会って自分を取り戻した司くんは、今回類くんに一度挑戦を止められ、それでもあえて難役に挑むことになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
役者としての司くんだけでなく、ワンダショの劇作家・神代類の顔もよく見えるエピソードだ。
寧々ちゃんが驚くように、気づけば類くんは自分のしたいステージだけでなく、仲間の夢にまで目を配り、それを果たせないことに痛みを感じる心を育んでいた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
その優しさは多分ずっと彼の中にあって、だからかつて寧々ちゃんがくじけかけた時、届く言葉を発することができた。
咲希ちゃんとの思い出が難役を理解し、司くんが役者として一歩踏み出す契機になったように。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
寧々ちゃんを救った自分の言葉が、巡り巡ってきて類くんの悩みを救うのが、とても良かった。
色んなものが循環して戻ってきて、でも昔と同じ形ではなく、同じ眩い。
星の光にも似た、人の思いと縁。
ワンダショの仲間があえて後ろに下がって、まさかの冬弥が青春の産婆役になるのも、その広がりの一つなんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
話も長く続いてきて、縁を広げるエピソードも多数積み重なったからこそ、意外なところからの突破口。
これも、最近の傾向だろうか。
司くんは元々人格が太いので、己にかかわる全ての存在に感謝し、自負と優しさを持って夢に進める人物なわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
今回色々苦労することで、共演者や観客、もっと広く様々に関わる人達に、思いを寄せることができるようになる。
それは自分と真逆のトルペに、共通点を見出す過程に似ている。
相容れず、理解も出来ないと思える相手とすら、心の架け橋はどこかにかかる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
役作りの苦労とともにそれを実感できたことで、司くんはより優れた役者に…人間になっていくだろう。
そんな司くんだって、出来なくて苦しいことが沢山ある。
難役をこなすこと、苦しむ妹に手を差し伸べること。
その暗い影を、よりまばゆい光としてステージの中輝かせる方法も、今回司くんは学べた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
何かとコミカルで明るい側面が強調されがちな司くんが、回想と演技を終えた舞台裏で、そういう落ち着いて少し陰った表情も見せられたこと。
これも、相性が良くない役を演じたからこその画角だと思う。
いつでも元気いっぱい、誰かの笑顔のために全力で走ってくれるダショミクちゃんが示すように、このユニットはまばゆい光の中にある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
でもその足元には暗い思い出や悩みがあって、座長である司くんも例外ではない。
それを思い出せるエピソードだったのは、凄く良いなと思う。
今回はダショミクさんが本当に健気でかわいくて最高だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
あの子も司くんの心から生まれた世界の住人だと思うと、ある意味妹のため下唇を噛んで寂しさを飲み込み、一人ピアノを引いていた子供時代の司くんが、今の彼を助けるべく時を越えて輝きを届けてくれてる感じもある。
いつか更に時が過ぎた時、司くんは今回トルペを演じるのに強く悩んで、色んな人に支えられて輝きを掴んだことを…今ここにいる天馬司の光を受け取って、さらに大きく飛んでいけるのだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
そんな大きな夢も見たくなる、演劇青年の大きな一歩であった。ほんま立派や…。
冬弥くんと二人きりにしてると、一生司くんの凄いポイントを列挙し続ける状態になるの、先輩好きすぎて良かったな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
あと咲希ちゃんへのプライベートなメッセージを、彼の劇作家と相談してひっそり仕込む所。
いつもの大声LOVEより、ちょっと大人で粋なエールで良かった。
僕らの知る司くんらしからぬ、しっとり落ち着いたエピソードなんだけども、それもまた彼の大事な顔であり、その多彩さが彼を良い役者にもしていくのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
そんな陰影にしっかり目を向けて、深く彫り込むエピソードを持ってきてくれて嬉しかったです。
この成長の先、どんな舞台が待つか。楽しみだ。
しかし類くんが、エキセントリックなエゴイストから視野を広げてる成長の描写は、彼のプリンセスである寧々ちゃんの歩みと、歩調を合わせるために大事なものなんだろうな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
こういう小さな一歩一歩を丁寧に重ねてくれるのは、彼らの歩みを見守りたい観客としては、とてもありがたい。
あと今回描かれる”光”が星月の輝きなのは、過去の思い出から突破口を拓くエピソードと合わせて、凄く良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年4月12日
星の光は何光年か離れた、時経た過去の輝きだ。
でもそれは古びずに、優しく夢を照らしてくれる。
そんな風に時を越えて響き合うものを、このお話は大事に書いてくれる。良いことだ。