ルミナスウィッチーズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
ついに初コンサートが決まった、魔法音楽隊。
役割を決め、準備と練習を重ねていく中で、見えてくるお互いの顔。
魔女たちの五月祭に響く音楽、空に描かれる軌跡は、少女と世界の未来を眩く輝かせる。
こんな時代だからこそ、星のように瞬く歌を。
そんな感じの第一章完ッ! 魔女たちの素敵なデビューを描く第4話であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
この作品らしく激しい起伏はないものの、じっくりと準備を重ねていく手応え、その中で通じ合う気持ちが丁寧に描かれて、しみじみいい感じであった。
主役をあまり固めず、人数多いまま扱ってる感じが、座組を生かしてて良い
色々良いところがあったが、やっぱお姉さん組と年少組が結構ハッキリと分かれて、子供らが難しいこと考えすぎず、仲良く過ごせる安心感が嬉しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
今回は皆で頑張る話なので、担当ごとの交流が多く、その全体に心を配るお姉さん達も、お互い支え合っている様子が良く分かった。
『リベリオン製の本物のコーヒー』が特別なごちそうになるくらい、世界はがっつり戦時下である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
そんな状況下だからこそ、お互いの心に豊かに
感じ入り、今ここでしか生まれない輝きを覚えておく。
あの穏やかで優しい場面は、ルミナスウィッチーズの存在意義を語ってもいる。
隊長とアイラ様がしっかり大人してるのは解るけど、緩く見えるエリーが結構良く面倒を見てたのが、チャーミングで良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
外側から役割として押し付けられるのでなく、ちょっと背丈が大きくて、周りを見る余裕のある側が自発的に、小さな存在を導き守ってくれてる様子は、とても嬉しい気持ちになる
普通の軍隊組織に居場所のないポンコツ共だからこそ、みんなが集まったこの場所は結構大事で、楽しく何かを成し遂げられるよう、必死に頑張っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
そんな気持ちの強さが、ゆったりとした話運びの中にしっかり焼き付いていて、とても良かった。
事前準備や練習にかなりの時間を使って、その中でお互いを理解っていく様子、何かが生み出されていく手触りがしっかりあったのも、このお話らしくて良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
三人組が楽曲制作、ジョーとシルヴィが衣装を通じて、絆を深めていく様子とか大変ホッコリする。
そうか、隠れお嬢様かシルヴィ…。
小さい苦労を一個ずつ乗り越えていく手応えもあり、その苦労を主人公ジニーが天真爛漫に導いていく様子も、彼女の特性を際立たせていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
周辺視野がいい方ではないのだが、直感で人生問題集の正解を掴み、迷ってる人に答えを与えられるタイプなんだな。
センターになるべく生まれてきた女…ッ!
足を止めずに突き進み、それが後に続く人の道になっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
マリアの悩みに寄り添った時、あるいはみんなで曲を作っている時に、ジニーが見せた華やかな輝きは、舞台を扱うこのお話の主役として、結構大事なことだと思う。
天性のカリスマが、ステージの主役にちゃんとあるのはいいことだ。
初舞台の手応えを足がかりに、今後世界に漕ぎ出していくルミナスウィッチーズ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
色々問題も多いんだろうが、ジニーが持ち前の直感力と推進力で迷いを踏み越え、みんなを引っ張ってくれるだろう予感が、今回しっかり生まれていたのは素晴らしい。
掴みどころはないけど善良で、人間強度が高いわね。
あとウィッチだけでなく、街の人も巻き込んで舞台を作り上げていく描写があったのも、人心に寄り添う銃持たぬ兵士の姿を、上手く照らしていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
この話女子供だけでなく、老人やおじさんおばさんもしっかり画面に写って、当たり前に暮らしてる様子、魔女たちと触れ合い共に生きる姿が挟み込まれる。
今回で言えばステージ設営のために、優しいおじさんたちが汗水流して働いてる描写があったのが、俺は凄く好きで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
こういう人達を守るべく、ルミナスウィッチーズは歌い、エースたちは前線で銃を握っている。
”後方”に焦点を当てて戦争を描いているのは、やっぱ外伝であるからこその魅力だと思うね。
あとねー…やっぱり使い魔たちが最高に可愛い!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
物言わぬ獣たちもチームの一員として、それぞれ気ままに暮らしつつも仲良く寄り添い、魔女たちを助ける。
ルミナスウィッチーズの舞台はストライカーユニットを使うので、彼らもステージに立つしね。
(画像は"ルミナスウィッチーズ"第3話から引用) pic.twitter.com/shUbsV3zHJ
動物さんたちの描写を挟むことで独自のテンポと空気が生まれて、言葉にするのが難しい良さ、可愛さがあるのは、やっぱり好きだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
これまでの物語だとネウロイっていう”異種”は敵でしかなかったけども、今回は人とは違う存在が隣人として味方として、一緒に進んでいく手応えがある。好きだなぁ…。
あと五月祭という、魔女に縁の深い祝祭がデビューになるの最高だった。(五月祭の前日が、いわゆるワルプルギスの夜)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
ウィッチーズ世界キリスト教がないので、ローマの豊饒祭をそのままに祝られているんだろうなぁ…とか考えると、ちょっと面白い。
そんな楽しい時間も、ネウロイとの戦争で消し飛ぶ中
ポンコツ魔女たちは自分たちなり必死に、出来ることを探してこのステージにまでたどり着いた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
年少組が花娘の装いで、お姉さん達のステージに華やぎを与える展開、あんまりに華麗で軽く泣いてしまった…。
こういう土の匂いのする描画が、このアニメの強みな感じはあるな。歴史性と地域性つうか。
ルミナスウィッチーズとして、揃いの衣装に身を包み、魔女だからこそ出来るステージを披露する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
その前に、土地に根付いた祭りを再演し、あるいは今まで歌ってきたアイラとエリーの歩みに意味を与えるような演目があったのは…なんか優しい感じがした。
視線が過去と未来、両方に向いてる印象。
第1話ではイヤイヤ歌ってたアイラ様が、少ない観客を前に歌う意味を新たに掴めるのは、前回ミラーシャと一緒に散々迷ったからこそで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
そんな一歩一歩が、眩い空に飛び上がっていく大事な足場になる。
あんま大きな声で、自分たちが生み出している成長をがなり立てない話ではあるんだけど…
でも確かに小さな変化が積み重なり、少女たちが成長している手応えがそこには在る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
この奥ゆかしい雰囲気、派手な棘を削って地道にまとめている感じが、俺はやっぱり好きだ。
地固めを丁寧にやった上で、派手にエモかます所はしっかりあるしね。
というわけで、魔女だからこそ出来るステージが空に舞い踊るよ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
上手く飛べぇねポンコツ共が、闘いもしねぇのに必死に飛行訓練していた意味がつまった舞台で、最高に良かった。
魔女のほうきには、戦う以外の使い方があるんだなぁ…。
(画像は"ルミナスウィッチーズ"第3話から引用) pic.twitter.com/GVTIm3F8Yd
ステージ表現としても、曲芸飛行とスモークを組み合わせ、ルミナスウィッチーズにしか出来ない美しさを描けていたのは、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
重力に縛られず、自由に美しく、みんなで息を合わせて空に描く五線譜。
ラストカットは、この作品全体を綺麗に象徴している。
演じている魔女たち自身が、この美しい夕焼け、自分たちが生み出している天上の音楽を心から楽しんで、笑顔になっているのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
居場所のないポンコツ共にとって、この歌唱と飛翔こそが己を真っ直ぐ表現できる手段であり、ようやく手に入れた大事な居場所なのだ。
そしてそこには、必ず仲間がいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
編隊飛行と立体的なステージ、戦友とチームメイト、軍人とアイドル。
一見水と油な要素を、あえて混ぜ合わせたからこそ描けるオリジナルな眩さが、凄く元気な舞台となりました。
みんな幸せそうで、すんごく良かったです。
必死に覚えてきた部隊名を名乗る時、ぜんっぜん声揃ってないのが本当にかわいくて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
規律を旨とする軍隊組織からははみ出してしまった、とびっきりの個性。
それを活かせる場所を作り上げたグレイスPも、報われる晴れ舞台と言えよう。
予算もたっぷり付いたしなッ!
子供らの幼い自己実現を主軸にしつつ、それを護り育むゆりかごがどう成立してるか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
お金と政治にちょっと目配せしてるのが、バランス良かった。
こういう部分をグレイスPが頑張ったからこそ、ワールドツアーも軌道に乗る。
一人も敵殺さないこの企画通したフェリシアさん、かなりの傑物か…。
というわけで、みんなで頑張ってみんなが笑顔になった、最高の五月祭でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
緩やかで穏やかな空気はそのままに、頑張るからこそ形になる夢が眩く描かれていて、とてもこのアニメらしいと感じました。
あえて主役を定めず、横幅広めに書く回なので、みんながいてくれる楽しさが際立った。
四話こうも仕上がった話に付き合ってみると、沢山いる魔女たちの個性と魅力もだんだん染みてきて、そこに踏み込む話も見たくなってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
第3話の仕上がりが良かったので、他の子にフォーカス当たってもいいモン見れるだろうな…つう信頼感もあるしね。
かくして始まるワールドツアー、戦時下各国を回り希望を届ける旅路で、少女たちは何を見るのか…何を魅せるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年7月26日
性能の初期値が低いポンコツ揃いなので、伸びしろに期待できるのは良いところだよなー。
エースじゃないからこそ作れる、泥臭いドラマに期待しつつ、次回を待ちます。
楽しみですね!