ラブライブ!スーパースター!! 二期を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
前置き省略、夏美後編の二期第6話である。
遂にLiella!フルメンバー、二年目の覇道に向けて準備万端! …と言い切るには、かなり難しい仕上がりとなった。
明らかにもう一話欲しかったが、この折り返しでメンバー集めを終えておきたかった都合も解る。
僕は二期第1話から第3話のきな子エピが、キャラクターと作品を見せるショーケイスとしても、三話使って物語を作る構造体としても好きだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
何かと勢いで押し流しがちな”ラブライブ!”が、どっしり時間を使って『出来ないこと』『出来るようになりたいと思うこと』を書くことで、生まれるものがある。
どっしり時間を使ってそれを魅せてくれたことで、キャラの感情の変化を丁寧に追う劇作を、夏美にも期待していた部分があった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
北海道合宿のいろんなイベントを通じて、先輩のいない一年四人がお互いを知っていく様子とか、課題を越えていくたくましさとか、それ故生まれる強い思いとかも見たかった。
残り一話あれば今回合宿一年編で攻略の土台、同級生の距離感を作った上で、文化祭準備でかのんが夏美本格攻略…という運びも出来たのだろうが、そういう構成にはならなかった(か、出来なかったか)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
スパスタのオレンジ担当であるかのんが、一年の耕したエモ畑から鬼ナッツを収穫だけする形になった。
強いカリスマでLiella!の中心に立ち、そこから発せられるメッセージを方向づけるかのんが、全メンバー加入の原動力にならなければいけない…というのは、個人的には飲める。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
主役とは物語の集約点になるからこそ主役であり、作劇的決勝点をキメまくるからこそ特別な存在であることは証明される。
運命を背負い、あらゆる少女たちをその渦に巻き込んでいくかのんちゃんの”デカさ”は凄く好きだし、これまでのシリーズとはまた違った引力の強さを描けているとも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
それを認めた上で、きな子とかのんのWゴール形式でも良かったんじゃ…とは思う。
なまじっか夢破れた苦しさをゼニゲバで誤魔化す擦れっ枯らし偽お嬢様が、大いなる大地から取れた泥付き素朴娘の真っ直ぐさにガンッガン攻略されていく様子が良く描けていた分、『そこはきな子が入れるで良いだろッ!』となってしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
キてたな~きななつ…。
『父親の忘れ物』という、あまりにもあんまりな偶然で横車を押して、かのんが夏美を運命に導く展開はぶっちゃけ強引だし、わざわざ北海道に引っ張り出してまで一年と二年を分断した作劇に、ヒビを入れてる感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
一年だけの合宿が、いい感じに雰囲気あるのがまた難しい…。
人数を一年四人に絞って圧力を上げ、美しい大地を駆け抜けていくそれぞれの顔、特別な環境で生まれていく感情の色を濃く煮出していく狙いがうまくいくほど、その成果を”横取り”する形になってしまったかのんに、納得いかないものが生まれてしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
でもあの森の中の邂逅、かのちゃんが蘇らせた夢の景色は凄くファンタジックで、CEOの死んでた夢が動き直す説得力と叙情は、十分以上にあったんだよな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
パーツ一つ一つの削り出し精度は最高に良くて、しかしそのかみ合わせと活かし方に首をひねり、全否定するほど最悪でもない。
む、難しい…。
ある意味凄く”ラブライブ!”らしい運びにはなったが、前回一番望んでいた『夏美を好きになりたい』って願いはちゃんと叶えてくれたので、トータルまぁ良いかな…くらいの感覚である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
家庭事情ではなく、挫折の果ての代用品としてマニーを求めてることにしたのは、普遍的なキャラ立てで良かった。
というわけで我らのリーダーがガン凹みする中、一年生はきな子の故郷へ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
後輩を北海道にパージしたことで、普段は見せないネガティブな顔を出せてるところとか、分割構成が良く効いてるところだと思う。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/2Q5xSLy5zd
一年加入を話しの真ん中に据える関係上、旧Liella!は『全国目指す無敵な先輩』として描かれることが多い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
しかしこれまで描かれた面倒くせーメンタルがそうそう変わるわけでもなく、かのんちゃんだって無理して先輩ぶってるのである。
その仮面が引っ剥がされ、嵐千砂都が隣り合う。
先輩になったからこその難しさと楽しさをゴリゴリ彫り込めているのは、学年の垣根を積極的に取っ払って来たこれまでの”L”にはなかった味付けで、スパスタ二期の凄く好きなポイントだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
美しき北海道で楽しく過ごす一年だけでなく、彼女と離れたからこそ、二年生の”今”も書ける。
そこは凄く良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
故郷の風に背中を押され、水を得た魚のように可愛いきな子は当然として、すっかり馴染んだメイ四季の地が見えたり、その構えない感じがCEOを飲み込み始めたり、一年組の書き方もヴィヴィッドで良い。
今回、細かい表情が多彩で可愛いよね…。
Liella!を分断し良いように操るため、夏美が仕掛けた合宿構成。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
しかし共に過ごす日々は彼女自身に影響を及ぼし、ただの宣伝材料としか見ていなかったものが、心に届きだす。
きな実家がどう考えても妖精郷のコテージで、相変わらず好き
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/gjB1KI1hDm
前半のCEO攻略担当はきな子になるわけだが、ここまで素直で真っ直ぐな魅力をたっぷり積み上げたことが、悪辣Youtuberが変わっていく様子に説得力を与えていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
こんないい子に、こんなきれいな場所で親身に接されちゃったら、そらー耐えられないよ。
CEOの変化を表すのに、イエローペーパー路線の飛ばしサムネから、Liella!の実態を素直に追いかけた内容へと切り替えていく演出を活かしたのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
夢破れた虚無を流行りに乗っけてたどり着いた配信業だが、俺的にはそこには夏美なりのプライドと救いがあって欲しくて。
動画配信だって”アイドル”と同じくただのメディアで、どう使ってどんな結果が出るかは人次第。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
実際Liella!の知名度を上げファンを増やし、ラブライブ優勝という目標、自分たちの夢を世界に広げていく目的達成のための、大きな助けにもなっていく。
そう出来るかは夏美次第だ。
だからきな子の無防備過ぎ真っ直ぐすぎる青春体当たりで、夏美の目が開けて眼の前の存在を見つめ、事実を事実として告げれるようになった描写が、凄く良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
報道者の話として、かなり好き。
夢を見つけ夢に挑み、今まさに充実してるきな子を眩しそうに、伏せた目で見てるCEOが印象的だ。
きな子を懐柔しようとして差し出した”Starlight Prologue”が、逆手に握られて夏美の柔らかい部分ぶっ刺す描写、好きなんですよね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
夏美的にはそこは終着点で完成形、だからこそ効く武器として使ったつもりなのに、Liella!のど真ん中にいる当事者は出発点であり通過点として見てる。
自分たちがいるからこそこの高みを超えて、もっと凄いLiella!になりたいし、ならなきゃいけない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
そう答えた時きな子には、なーんの算段もない。
ただただ湧き上がる思いを真っ直ぐに告げて、今見つめてる夢のカタチを言葉にしただけ。
この歪みのなさが…CEOの歪んだ心に刺さるッ!!
今回のCEO、いろいろ策を弄して他人をハメようとすんだけど、軒並み自分に戻ってきて、ズブズブLiella!にハマっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
小悪党が自滅していく気持ちよさを微かに含みつつ、それよりはゼニゲバ夏美に眠ってる素直な部分が、友達を媒介に目覚めていく感じのほうが強くあった。
あんだけ濃い口でプラスティックなキャラ付けしておきながら、人格の根っこが超普遍的な等身大ってのが、夏美の面白さだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
そういう生身を感じるキャラが変わっていく…夢を思い出していく舞台として、北海道の風景には良い説得力があった。
あと、きな子の妖精っぷりな。ママも若すぎるし…。
鬼ナッツの硬い殻は、一体何処から生まれたのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
この北海道旅行でヒビが入っているからこそ、彼女はかつての悪夢を思い出す。
幾度も夢見て裏切られ、何もなくなって。
でも、何かを追いかけていなきゃいられない。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/VhbsgbUK76
眼の前で夢を追い、汗を流す人たちの体温を感じることで、打ち捨てたはずの過去が夏美に蘇って、悪い夢を見せる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
それは遠巻きに見つめている熱と光に、憧れているからこそ見る幻だ。
夏美の中で、何も諦められていないからこそ燃え盛る炎だ。
現実主義者気取りで、その実最高にロマンチスト。
僕はそういうキャラ大好きだし、そいつが自分の中のおとぎ話をよみがえらせるのに、Liella!で一番ピュアな妖精さんがぶっ刺さってるのが最高。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
嵐部長が課した厳しい課題に悩みつつも、それを越えて新たなステージへ。
夏美が便利に使おうとしてる連中の、血は熱い。
この熱さを間近に浴びて、気づけば”ファン”になっていたからこそ、夢破れ星を見上げる敗残兵の代表として、鬼塚夏美は挫折に抗議する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
自分が陥った当たり前の落とし穴を、当たり前と諦めてほしくなんかない。
そう叫ぶ。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/u2atoKFSju
何故ならばきな子達は”アイドル”で、夢叶わなかった全ての人達の星として、輝く姿を魅せる存在だからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
夏美の叫びは、ポンコツ一年どもがそういう熱量を既に発していて、ずーっと自分を外野席に置いてきたニヒリストを、ロマンティシストに戻す力を持ってる事を証明する。
前回あんだけヘイトを稼ぎ、悪辣さを見せ付けてきた夏美が変わることで、変え得たLiella!一年のイドル力も際立つ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
こういう形で”合宿”の成果を見せるのは、現実よりもイメージ、事実よりもドラマを重視してぶん回す、ラブライブらしい話運びだと思う。
理想を吠えちまった以上、安全圏で他人顔もしてらんねぇ! ってんで、夏美はきな子達とともに走り、トレーニングをこなす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
心の殻を壊しつつあるからこそ、夢見て傷つく生身の自分を友だちに晒しても怖くないし、飛び出したからこそ届く輝きもある。
ドリンク飲んだ瞬間差し込む光、劇的過ぎて好き
クラスメートと一緒に走り笑うCEO、銭ゲバ気取ってた時より全然チャーミングで、俺がずっと見たかった鬼塚夏美だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
こういう表情をちゃんと描けてるのは、やっぱ偉いし強い。
”アイドル”と出会うことで、出会う前よりも自分になってく子供ら見るのが好きなんだろうな。自己実現の物語。
かくして青春の汗をともに流し、きな子との距離感は完全無防備ッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
え、今のJKって裸身見せるのがフツーなの!?
常識のことは欠片も判らねぇが、”きななつ”において寸鉄身に帯びない関係性が”事実”だってのは良く理解る。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/NDckn7Ddsk
『いやCEO…この距離この無防備を預けちまってる時点で、アンタ桜小路きな子のことありえんほど好きだし、全体重預けて信頼してんじゃん。お金以上に信頼できるもの、もう見つけちまったじゃん…』となる、良いバスシーンだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
きな子がまーったく、この異様状況気にしてないのも好き。
このまま青春のゴールにきな子が一発キメてエンディング…良かったと思うんだが、話は思わぬ方向にまとまっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
『アンタは私たちに夢を見るけど、私にはアンタの夢が輝いて見える』っていうきな子の一言、CEOがずっと欲しかった言葉だし、きな子らしい真っ直ぐな他者評価だとも感じる。
きな子はとにかくクセがなく善良なので、感じたことは素直に口にするし、やるべきと感じたことには真っ直ぐ突き進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
そういう少女が、夏美が無価値と断じる彼女の歩みをたたえ、そこに残ってる輝きを認めるの、現実のありふれた厳しさに折れちゃった子が決定的に変わる、良い契機だと思うわけよね。
夏美の叫びが一年に”アイドル”であることを思い出させたように、自分の姿は結構見失いがちで、他人の目線で取り戻すものでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
夏美が硬い殻壊して夢に向き直った結果、きな子に届いたもの。
それをすぐさま返せる、きな子の素朴さも眩しい。ほんまええ子やで…。
つーところで訪れた、俺らのカリスマ澁谷かのん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
メイ倒した時よりもさらに危険な距離で邂逅してて『あ、CEO終わったな…』感が凄かった。
あの間合いで澁谷と対峙して、運命変えられずに立ってられる闘士(アイドル)はいねぇ!!
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/YSanVl1agm
勧誘仕掛けるかのんちゃんが、CEOに一回向き合わず追い抜くところが好きなんですよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
二年目の彼女たちは、自分たちを見つめる存在に向き合うんじゃなく背中を向けて、手を引いて走っていく存在になるんだな…って予感がある。
それは夢をただ追いかけてきた一年目とは、違う立ち位置だ。
でも相手の目を見ず先に行くわけじゃなくて、相手が未だ向き合えていないものを先に見つめた上で、そこに一緒に連れて行く親しみやすさもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
夏美の心の中に未だ眠っている、夢を追うロマンティシストの顔。
自分をここまで連れてきたのと同じ、燃え盛る音楽。
超スピードと超圧力で乱打される、ロマンス極まる夢シチュエーションの圧力がほんと凄いけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
澁谷かのんの怖い所は、今までこうして抱きとめた女全員に本気で言ってて、Liella!をアイドルのてっぺんまで連れて行くことで夢見せた責任、全部叶えようと疾走ってるところだと思う。
青春全部有言実行女
『解ってるよ』と言わんばかりのいたずらな表情で、夏美の中に満ちてるビートを引き出し、共に踊り笑う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
今のLiella!でこれが出来るのはやっぱり澁谷かのんであるし、夏美自身見えていない自分の真実を、当人よりも強く感じ取り表現できる能力が、彼女をLiella!のセンターにもしている。
ぶっちゃけ超強引な主役アゲなんだが、かのちゃんのエスコートが凄くハンサムで、ヤサグレ気取りつつお姫様扱い望んでる夏美に特攻なのは、滅茶苦茶納得でもあるんだよな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
お風呂で怯えている時のオトメ力からして、変顔の道化は傷つきやすい自分を守るための殻だからな、CEO…。
世界は残酷に自分を傷つけるから、そうしてネジ曲がった形が真実なんだと思い込み、色々諦めて自分を守る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
夏美の現状って、一期第1話のかのんちゃんそのまんまで、だからこそ気持ちも解るし見てらんない…んだと思う。
他人の中に自分を見つけて、そこに手を伸ばす能力高いよなーかのんちゃん…。
これで泣き虫じゃない自分を引っ張り出され、鋼鉄のストイシズムで武装して結果出しちゃったのが嵐千砂都…なわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
彼女が強くカッコ良い自分であり続けるのは、そう見出してくれたかのんを裏切らないための当たり前なのだろう。
存在の根幹が”信”にある女(ひと)は強い。そして怖い。
さておき、かのんが見せた九色のイリュージョンに導かれ、夏美はLiella!となった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
ヒゲドライバー謹製のピコピコ音、宇宙人っぽい衣装とヘンテコな振り付けがチャーミングな”ビタミンSUMMER!!”で、最高デビューをキメるぜ!
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/4W8NM8kW91
合宿で蓄えた実力を試すかのように、一年生三連歌唱から入って、ピコピコした振り付けがヘンテコで可愛くて、サビでCEOの諦めたはずの夢がセンターでドーン!! って構成は、二話に渡る旅を走り抜けた夏美の到達点として、凄く良いものだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
全体的なセンスに、鬼ナッツ味ある楽曲なの良い。
現実に負けた金の亡者っぷりで、散々周囲を振り回す(そして自分を見失い振り回される)描写が濃かった分、仲間とステージを得て夢を叶えた笑顔には、強い輝きが宿っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
やっぱねぇ…本当に欲しくてでも諦めていたものを、ダチの助けで掴む展開は好きっすよ。大好き。
一気に文化祭本番までぶっ飛ばした思い切りは結構好きで、その間色々あっただろうな…と思わせる、部員と鬼ナッツの馴染み方とかも好みだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
かくして九人となったLiella!は、関東予選へと挑む。
怒涛の後半戦、一体何を掴むのか。
葉月恋の逆転ホームランはいつになるのか。
次回も楽しみです。
いやマージで、葉月恋は”最優先”だから。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
今回示された”鬼恋”が幻で終わるか炸裂するかは横において、次回メイン回でデケェのぶっ飛ばさないと、物語的存在感がクオークレベルにまで霞んでいくから。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第6話から引用) pic.twitter.com/p1e1v1tEh0
『金で鎧った偽物の女王様が、誰かの助けで自由になれた』つう表現自体はすげー好きだけど、本編でそれやってるのは葉月恋じゃないじゃんッ!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
今回鬼ナッツ相手にぶん回した叙情の一撃を、コイツにもブチかましてやってくださいよホント!!
追記
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月22日
指を小刻みに使う”ビタミンSUMMER!!”のピコピコ振り付け、頭の飾りと合わせて”鬼の角”なんだな。
いたずらで可愛い子鬼として、夏美のキャラを活かしつつ、二枚目の夏チューンで勝負を仕掛ける。
創作集団としてのLiella!も、手札が増えてきた感じあるな…。