イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 22/09/29 ストリテラ『放課後サンドリヨン』

昨日は初めましてな方を交えて、ストリテラを遊びました。

シナリオタイトル:放課後サンドリヨン システム:ストリテラ 

ジョンさん:”時の迷宮(モラトリアム)”久世黒乃:18才女性:学園のスター/王子様 理事長の娘にして生徒会長として、燦然と輝く名家の星。永遠に終わらない棺を求めて、命がけの決闘ゲーム”舞踏会”の維持運営に執着する。羽ばたくときを恐れる蛹。

FREAKさん:”特許申請中(イッパンジン)”小門創:多分17才女性:転校生/観察者 超お嬢様学校に迷い込んできた、ブースターとアンテナが付いてるだけの普通の女の子。機械の純粋さで、”舞踏会”に渦巻く人の業を見つめる。

中野くん:”合切撃砕(ノットステイシス)”成宮歩:18才女性:転校生/改革者 六年前の約束を果たすべく、巨大学園に転校してきた火の玉娘。身勝手なエゴを自覚しつつ、停滞した檻を砕くべく邁進する。

コバヤシ:”百貌なる虚無(カレイドスコープ)”正親町白檀:18才女性:学園のマドンナ/我欲の権化 相手の望む姿を差し出すことで、様々な人に慕われる聖母にして魔女。いつの間にか心に巣食っていた虚無の寒々しさを、”舞踏会”に集う欲望を観測することで満たしている。

こんな感じの面々で、お嬢様学校で夜な夜な行われる秘密の決闘儀式のお話を遊びました。楽しかったです。
ジョンさんとFREAKさんが僕と初対面&ストリテラはじめましてという事で、やや硬い感じに立ち上がったセッションでしたが、ストリテラのポテンシャルに助けられて楽しく遊ぶことが出来ました。
ストリテラは手軽なシステムに見えて、相当な物語の地力を問われるピーキーなシステムでもあるので、『俺は楽しかったけど、その楽しさを他の人に伝えられたのかな……』みたいなところは正直、ちょっと不完全燃焼でもある。
俺は喋りすぎるPLだし、コントロール思考が強い上に今回はシステム・シナリオ習熟度が一番高い”強い”立ち位置にいたので、有形無形に影響を及ぼしすぎて、他の人の考える自由、喋る自由を縛ってたのかな……などという反省もある。難しい。
このシナリオ、オフィシャルが付けてる安全装置をあえてぶっ壊して自由度を上げて、最大速度を引き上げるチューニングをしているので、最初に乗っかるには難しかったのかもなー、とも思う。

とはいえ遊び方が解ってきてからはコール&レスポンスにも熱が入ってきて、このキャラクター、このメンツでしか出来ない物語を紡げたという実感があった。
そういう手びねりの物語生成、合意形成に特化したシステムではあるので、やっぱりストリテラのポテンシャルは高いなぁと、それに助けられ楽しい時間を過ごせた身としてはありがたく思った。
そういうオリジナルな楽しさはTRPGやる上では大事なので、それが得られたのはとても良かったな。

というわけで、楽しいセッションとなりました。
同卓していただいた方、ありがとうございました!