ラブライブ!スーパースター!! 二期を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
決勝進出を賭け、北海道で合宿を行うLiella!
自分だけの歌を掴むべく、かのんは全員で挑むことを選ぶ。
勝ちたい。
その冷たさを越えた先にある輝きに向けて、震えながら走り出す。
一年前見えなかった景色は、少女たちに扉を開くのか!?
そんな感じの勝負だウィーン・マルグレーテ! サニパさんの仇は私達が取るッ!! な、合宿からの大勝負回である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
全力で挑みつつ、夢中になれる楽しさを忘れない。
Liella!らしさを引き出す壁として、ウィーンさんの存在感も上がってきた。
勝負論の編み方も良かったと思う。
同時に二度目の北海道で、”部”としてのLiella!が今どんな感じで、どんな風に時を積み重ねてきたかも堪能できて、全員集合楽しいバカンス回としても凄く良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
一年生が入ってきてて、先輩・後輩の別が出来た二期。
経験と実力の差は確かにあり、なかなか打ち解けられなくて、でもお互いが大事で…
そんな微細な人間関係を大事に進めてきた二期だからこその面白さが、遊びに練習に全部全力なLiella!に、色濃く宿ってくれていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
凄く二期だからこそのエピソードで、俺めちゃくちゃ好きだなこの話…。
乗り越えるべき課題を、結構丁寧に書いてきた故の充実感だと思った。みんな可愛いし。
過去最高の高地優位を、初手からもぎ取りに行くウィーンさんはさておいて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
…ホント高いところでしか生きれない女だな。高山植物か?
Liella!は吹雪の北海道で、生き死にの境を彷徨っていたッ!
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/y8Ah0Xjkjt
解凍されたCEOのえびす顔が、大変可愛い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
しょぼくれた顔して現世利益だけ追っかけるフリしてた子が、仲間とあったけぇ生き方できてると…嬉しい!
このクラスのkawaii兵器が今回乱打されるので、国連の政府間パネルは本格的な議論を開始したほうが良いと思うね。
『かのんちゃんのバカッ!』って吠える嵐部長も当然凄まじい破壊力で、初見時三回巻き戻して見た。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
別の子にかまっていることではなく、ちゃんと言ってくれなかったことに怒るのが部長の立場であり、二年の嵐千砂都だなぁ…て感じ。
いや、言っておけよ澁谷…。
今回は第6話で大胆にカットされた、夏美加入→学園祭までのLiella!の日々を補ってくれる話かな、とも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
9人になって、先輩後輩の溝は当然あって、でもそこを埋めるべくみんなが心を配りながら、息を合わせて頑張る。
それはとても大変で、楽しくて、キラキラ眩しい時間だ。
第7話の伏線なども回収しつつ、先輩後輩みんなで創る勝負の曲。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
各組それぞれの距離感、それぞれのアプローチで、冬までに縮まった間合いを教えてくれる描写が好き。
つーか澁谷はきな子後輩好きすぎ。最高。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/OU3EmJIFgL
表情読めない四季が一番共作にナイーブなのも、嵐部長が凄く爽やかな対応で壁を崩して、後輩の弱気を優しく追い出していくのも、凄く良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
何しろ”てっぺん”触った女なので、個人としての靭やかは売るほどあるわけだが。
部長という立場が、それを周囲に分け与える賢さを学ばせた感じ。
凄く自然体でメイと遊べてる恋を見て『…第7話、良いエピソードだったのかも…』と思ったし、全ての始まりとなったかのんときな子の関係をもう一度噛み締めれたのも最高。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
やっぱきな子のストレートな後輩力、二期のテーマを支える一番太い柱だよなぁ…濁りがない。
んじゃあコメディ担当の三人が濁っているかというと、当然そんな事もなく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
”あの”第9話を経てなお固定カプでイチャつくクゥすみに、遂に突っ込んだ時の『よう言うた!』感は凄かった。
やっぱ作中でも異常感情炸裂扱いなんだね、爆エモ神社抱擁…。
あとクゥクゥの工作キャラ見ると、なんか安心するね
四者四様のふれあいスケッチは、今までさんざん先輩後輩の間にある揺るがない溝、それを埋めようと努力し、実際にちょっとずつ埋めてきたみんなを描いてきたからこそ、心にしみる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
硬い質感から一歩ずつ歩み寄って、お互いがかけがえなくなっていく、変化のダイナミズム。
これは1クール真ん中で全メンバーが揃ってしまってきた今までの”ラブライブ!”では描けない題材だったし、それを切り取る筆にも独自のリアリティがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
何より先輩に追いつこうと汗を流す健気な後輩と、彼女たちとの距離を測りつつ見守り導く先輩の姿は、見ていてとても楽しかった。
今回の北海道合宿、そこから生まれる歌は、二期が描くべきものと選び取った題材の、総決算という趣きがある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
小さな仕草ややり取りの中に、これまでの物語をしみじみ思い出す爆弾が沢山仕込まれていて、充実感が凄かった。
未熟さを残す一期からの成長含め、時の豊かさを感じられる。
その焦点の一つがセンター・澁谷かのんと部長・嵐千砂都の距離感で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
リモート記者会見で言いよどむちーちゃんを、迷わずフォローして言うべきことを力強く告げるかのんは、まさにLiella!のカリスマだった。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/gEqajHOoOO
今回は澁谷かのんがなぜLiella!の真ん中なのかも、見ている側に思い出させる回だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
かのんちゃんは部の代表として、部長である千砂都が世界に意を告げれなかった時にこそ、強い言葉を紡げる。
その強さに宿った優しさを、ちーちゃんがしっかり感謝して言葉と態度で表してるの、最高に良い。
かのんと千砂都の繋がりが強調されるほど、ラブライブとも観客ともDisconnectしているウィーンさんは際立つ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
彼女は自分の内面をライバルに晒せない枷がある(っぽい)ので、ツンツン険しい態度の奥に主体的に割り込まないと、中身が見えてこない。
そこに、かのんが踏み込んでいく。
『あんなゲキヤバクソアマ、無視で良いよ無視で!』って感じもあるが、歌で他人と繋がりたい澁谷かのんは、そのDisconnectを無視できない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
彼女が(サニパさんを踏み台にぶっ倒すほど)強く振り回し、彼女なりの”真実の歌”。
かのんちゃんはそれを、勝ちにだけ拘った冷たく寂しいものだと感じる。
ここで感じた冷たさをスパッと切り捨てるのではなく、『自分達なりのアンサーを返さないと!』と考えるのが、色んな人に手を差し伸べてきた少女らしいな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
ウィーンさんの凍った強さを越えなければ、Liella!の夢は叶わない。
勝ちたければ、自分達なりの”真実”で答えを返す必要はある。
しかしかのんちゃんの眼目は勝敗とは少しズレたところにあって、だから第9話ですみれが我欲の鬼を演じた時、拳も握りしめた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
目に見える結果はあくまで結果でしかなく、そこに至る道、共にたどり着いた場所から見える景色にこそ、歌う意味はある。
結果に打ちのめされ、やさぐれてた子の”真実”だ。
敵として向き合う相手でも、なぜそこにたどり着いてしまったのか知りたいと思い、歌を頼りに心に踏み込んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
そういう情熱と優しさが、Liella!の仲間たちをここに連れて来もした。
だからここで”真実の歌”に悩むのは、凄く澁谷かのんらしい足踏みだと思う。
二段ベッドの上はとても高い場所で、ウィーンさんはその孤高から降りてこない/降りれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
しかし澁谷かのんにはまず嵐千砂都が、そして同い年の仲間たちが悩みに寄り添い、後輩たちも高みに追いつこうと汗を流してくれる。
一人ではなくて、とても暖かい。
そこが、Liella!とかのんの現在地だ。
かのんちゃんの悩みに身を乗り出して、同じ高さまで並ぶのはやっぱりちーちゃんだし、でも肩に手を当てて零距離堪能するのはクゥクゥ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
二年生それぞれの、澁谷かのんへの間合いを良い解像度で堪能できて、大変良かった。
クゥクゥが隙あらばかのんにベタベタするの、甘ったれた末っ子気質出てて好き
燃え盛る後輩の情熱を間近に見届けた二年の気持ちは、シュート自主練頑張りすぎて武里戦寝過ごした桜木を見る小暮と、全く同じだと思うが(何でもかんでもSLAM DUNKおじさん)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
かのんちゃんはここであえて、”遊ぶ”を選ぶ。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/rnvgToSt25
美しき冬の北海道を舞台に、Liella!の子供らが垣根なく楽しむ様子は幸福の具現であり、モニタの前で思わず数珠こねたけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
この眩いバイタリティ、溢れかえる楽しさを全身の毛穴で浴びる喜びこそが、”ラブライブ!”の真髄って感じして最高。
元気で、楽しそうで、”今”だけがある。
ここでLiella!随一の現実主義者である夏美を問いかけ役にして、勝つための最短距離…に見えるコースから外れる不安とか、あえて遊ぶ罪悪感とかちゃんと描いたのも、良い陰影だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
心の底から楽しんで、前に進む活力を得る。
自分達の戦いが、孤独な勝利だけを目指していないと確認する。
かのんちゃんを中心に、Liella!はバランスの良い強さを我が物にしていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
それは自分達で考え、選び取った鍛え方であり、よく遊びよく学ぶ学生の…人間の本分を、大事にした戦い方でもある。
こういう高みにたどり着いたのだと、楽しく描いてくれる筆には説得力がある。
楽しいからこそ本気になれて、本気だからこそ何より嬉しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
そんな”ラブライブ!”の王道を自分の心で体験して、今すぐにでも動き出したい気持ちの先に、澁谷かのんはギター抱えてひと足お先。
デキる先輩すぎる…メガネもかけてるし。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/lxvjqfoXFL
今回の澁谷かのん、一部エピソードで悪目立ちしていたごっつぁんゴーラーっぷりを上手く抑えて、『なんでこの子が主人公なのか』つう説得力を積み上げてくれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
皆がたどり着くべき答えを誰よりも早く直感し、そこに至る最短の回り道を、全力で走り抜ける。
その背中に続いて、Liella!の道が出来る。
他人を引っ張るバイタリティと、それが強引なエゴにならない思いやり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
両方持ってるから俺はかのんちゃんが好きになったし、このカリスマに導かれてLiella!が勝っていくお話にも納得している。
そらー、きな子も大好きな先輩と一緒にニッコリよ。
ラブライブ名物・手をシャンシャンする仕事を一年坊主が無事継承して誇らしげな嵐部長とか、クゥクゥに背中を支えられ押されながら、美しすぎる雪景を駆け抜けていくきな子後輩とか、心に染みるいい場面マジ多くて、今回とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
努力のモンタージュ演出、小気味よく充実感あってやっぱ好き。
やりたい放題の情熱パンクスであり、強すぎる自分が時に壁にもなるクゥクゥが、後輩の面倒をみる先輩やってる描写がホント刺さって、ザックリ染みる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
昔と同じ暴走機関車に見えて、やっぱりアイツも”二年”なんだなぁと思い知らされると、唐のこともっと好きになっちゃう…ムカつく…。
こんだけ実のある形で『先輩たちとの最高に楽しい日々』描かれちゃうと、いつか来る卒業の日は情緒完全崩壊確定だな…と、先走った心配もしちゃうが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
こんなに人生の一番良いもの山盛り貰った人が、己の側から去っていく寂しさに耐える強さを、一年坊主達は鍛えれるか。
三期以降のかだいになりそうね
暖かなオレンジの光を囲んで、みんなの歌の完成を寿ぐLiella!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
その色合いと暖かさは、”澁谷かのん”の象徴なのだと思う。
夕陽の色をしたこの女の子がいたから、温めてくれたから、みんなでLiella! になれた。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/hLw4HXHcSo
それこそが決勝に携えるべきLiella!の真実で、本気で遊んで本気で挑んだ合宿で手に入れた、大事な答えだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
そしてウィーン・マルグレーテは温もりに背を向け、一人で冷たく高い場所に挑む。
間違っている。
一瞬瞳を伏せたかのんちゃんは、その確信と共に顔を上げる。
Liella!の仲間たちはこういう表情をさせてくれないわけで、異質な理想を求める”敵”がいる意味を、今回の画作りは実感させてくれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
こういう描写がギリギリ、ウィーンさんの存在意義を確保してもくれるわけで、決戦を前になんとか間に合った形…だと僕は思う。
いや、相変わらず事情解んねぇけど。
ウィーンさんにかのんちゃんが心揺らされまくってるのは、孤高と”みんな”、ソロとグループっていう理念的対立以上に、かのんちゃんの歌と人間に対する感性が豊かで、そこにビンビン響くパフォーマンスを、彼女が投げかけるからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
『こんな無茶苦茶女に、よく感じ入るねぇ…』と、思わなくもないが。
しかし作中の描写は、ウィーンさんとかのんちゃんの間に生まれた響き合いが豊かに溢れて、Liella!を良い方向に連れて行くと教える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
『解ってもらえなくても良い』と、あらゆる存在からDisconnectしてるウィーンさんが、唯一無器用なコミュニケーションを投げかけてくる相手。
澁谷かのんが、強がりの仮面の奥で寒さに震えてる女をどうしても見捨てておけない、そこから溢れる歌に耳を傾けハミングせざるをえない人間で、ウィーンさん良かったね…って感じだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
他の八人が聞こえない歌を、かのんちゃんだけが聞いてる状態…なんだろうなぁ。
それは怪物的説得力を宿した”エーデルシュタイン”が、与える印象とは違う曲なのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
圧倒し、君臨し、蹂躙する。
勝つために磨き抜かれた強い曲、強いパフォーマンスの奥にあるものを、おそらく澁谷かのんは直感してる。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/6Uu0YI5zQY
曲が終わっても身動きできず、ただただ王者を称える観客には、けして見えないもの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
眩い闇と光の共演で、見えないように演出しているもの。
それに世界でかのんちゃんだけ気づいていて、この耳の良さ、届いてしまったものへの裏切れなさが、澁谷かのんの特別なんだと思う。
思えばLiella!のメンバー全員、そういう秘めた音をかのんちゃんに聴いてもらって、心の奥底から引っ張り出してもらって、今ここにいるのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
これまで紡がれた仲間集め、相互理解の物語の一番ハードな形を、ウィーンさんは演じてるのかもと、今回ようやく思い至った。
分厚い壁の中でウィーンんが積み上げた実力、アクターとしての彼女の魅力を語るのに、”エーデルシュタイン”は文句なしの仕上がりだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
やっぱ力こぶパンパンのステージ一個あると、理屈飛び越えて納得しちゃうものが確かにあるな…。
サニパさん…ああサニパさんサニパさん(無念の亡者、心の俳句)
仲間が気圧される中、澁谷かのんはひとり微笑む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
冷たいモノトーンから溢れる色彩の海へ、九人だからこそ出来る横幅の広いステージング。
やや変化球が続いた二期、決戦の一曲はスクールアイドルのど真ん中だ。可愛すぎて死にそう。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/gHn61W3XHb
ダンスのレベルが格段に上がっていると、見ている側にも伝わる楽曲構成…きな子ノートに刻んだ大事な言葉が、歌詞になって踊ってる様子。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
媚びないウィーンさんの冷たさを、心拍数爆上げ必至の鬼レスで溶かすかのような、”アイドル”としての振る舞い。
どれも最高なんだが、”エーデールシュタイン”がバレリーナとしての高い技量を示す孤独なフィニッシュを捉えて終わるのに対し、”Sing! Shine! Smile!”は輝きに満ちた”みんな”の姿と、それこそが”LoveLive!”なんだと示すようなカットで終わってるのが、メチャクチャ天才の対比だと思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
相当な時間をかけて、サニパさんを格上げの生贄に捧げてまで盛り上げたこの勝負のラストに、Liella!が選んだこのステージ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
その最後に”LoveLive!”が燦然と輝いてるの、『俺達が作ってきたモノの”今”は、これなんだ!』という矜持とメッセージを感じ、心が震えた。
それはただの優れたステージではなくて、Liella!のみんながそれぞれの悩みと強さを持ち寄り、たくさん遊んで本気で挑んで作り上げた、夢の結晶だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
ここに至るまでの青春、全部含めて”Sing! Shine! Smile!”なのであり、それが”LoveLive!”なんだ。
そう告げてくれるような演出で、本当に最高。
”みんな”であることの喜び、夢中になれる楽しさを歌いあげ、冒頭のクラップで強く観客をステージに参加させる、Liella!のパフォーマンス。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
ステージの中での演者だけでなく、映っているモニターと、それを見ている演者の姿が描かれる。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/OfAiuq79En
ウィーンさんが閉じ込められている孤高の檻では、見せつけ蹂躙するだけの一方的な関係が、Liella!ではとても相互的に、相補的に対話で成り立っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
憧れて見上げているだけの場所に、必ずあなたも立てるから。
”Sing! Shine! Smile!”は、曲の全てでそう語りかける。
なぜならLiella!の九人自身、この暖かな光に導かれて、夢の舞台にたどり着いたからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
今高みにいる自分で足を止めず、そうして先を進んでいく背中に必ず追いついてくる未来の仲間に向けて、強く語りかけるような歌。
それは怯えて立ちすくんでいた過去の自分へ、手を伸ばす歌でもあるのだろう。
それこそがLiella!で、”ラブライブ!”なんだよ、と。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
自分の中で、凄い強いメッセージを感じるステージとなった。
これを生み出すためにはウィーンさんの冷たい孤高、それを形にした”エーデールシュタイン”が必要で、今回一話で一気に彼女の存在意義が満たされた感じもある。
かくして、運命の審判が迫る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
『ここでウィーンさんにLiella!が負けるとよぉ…サニパさんの立場はどーなんだよッ!』という怨念もありつつ、勝敗の行方は未来に預けられる。
『いや勝ったろ!』って気持ちと、『もしかしたら…』の同居
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/Lg4cqSgueR
勝負の一番美味しいところを確保するべく『”あの”サニパさんに勝った』という説得力と、渾身の3Dステージが必要だった…つう話ではあるわな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
それでも俺は、Liella!がまだまだ羽根の生え揃わねぇ小鳥時代に面倒見てくれたサニパさんがホント好きで…(以下三時間恨み言)
というわけで、しみじみここまでの歩みを振り替えれる暖かさと、過酷な勝負に真実の歌を届ける熱さが一話にまとめられた、パワー満点のエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
大変良かった。
二期で描いてきた先輩後輩の物語が、一つのいただきにたどり着いた感覚が随所に溢れ、みんなありえんほど可愛かった。
良い遊びこそが良い成長と、勝利の先なる真実を連れてくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
Liella!が何を求め、”ラブライブ!”が何を書きたいかを渾身の力で叩きつけるエピソードでもあって、そのうねりに乗っかる形で、ウィーンさんの人格も一気に立体感を得ました。
次回、勝敗の果て。あるいは夢。
とても楽しみです。
そして”リエラのうた”では、また界隈が更地にッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
『これがオフィシャルな答えだッ!』とばかりに叩きつけられる、あんまりにも強すぎる回転木馬概念。
澁谷かのんの王子力…『やっぱお姫様でいたいッ!』ってことちーちゃん?
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第10話から引用) pic.twitter.com/YHIBuEzWTc
同じところを同じ速度で回り続けるメリーゴーランドなら、千砂都はかのんに手を惹かれ背中を追う関係から変化がないわけだが、最後は同じ馬に乗っかり、同じ未来を見ている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
つまり、嵐千砂都は”追いついた”わけだ。
この短い時間に、その跳躍まで切り取る描画力、つえーわマジ…。
『世界の中心たる澁谷かのんにとって、嵐千砂都とはどういう存在なのか』を本編で書いた後に、嵐千砂都が求める澁谷かのんとの距離感を補足してくる構成、天才か悪魔しか思いつかないと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
本編心地よくサバサバしてた分、このピンク過剰の甘ったるさが効く…効きすぎる。
ここで示されるような柔らかな幼児性を一切殺すことなく、一番大事な宝物としてお団子ヘアに結びつけた上で、嵐部長はさっぱり力強く、常に正しく立ち続ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月1日
その力強さが、惹かれる理由なのだと思い知らされる”リエラのうた”でした。強すぎる、最高。