アイドリッシュセブン Third BEAT! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
了の奸計に落ちたTRIGGERを救うべく、アイドルたちは街を駆ける。
一手早く開放された龍之介は舞台に間に合うが、仲間は間に合わない。
一人でも、一人じゃないから。
顔のない冷笑を跳ね除け、胸に湧き上がる絆を乗せて歌い上げるのは…魂の歌!
そんな感じの決着YAKUZA VS アイドル! 嵐の中でも俺たちゃ負けねぇ!! アニナナ三期第15話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
第2クール初手からダイレクトな犯罪に巻き込まれたアイドル連合軍だが、不屈の闘志と抜き身の暴力を駆使し、窮地からなんとか脱出。
TRIGGERの矜持は龍之介が代表し、歌い上げる展開となった。
顔に見えない冷笑、了がまとう嘲笑に負けることなく、ファンに信じられてたどり着いた自分だけの答え。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
シャイなセクシーボーイがどんだけの魂を持っているか、力強く語ってくれる展開に俺も満足である。
ここで全員間に合って、三人晴れの舞台でドヤッ! とはしないのが、アイナナっぽいなぁと思う。
今回描かれる暴力は結構洒落になる感じで、YAKUZAは抜いてナイフかスタンガン、凶器はアイドルをえぐることなく制圧されていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
むき出しで理不尽なものが本格的に襲いかかると、泥の中から咲くステージの花が描ききれず、テーマがブレるので、このくらいの甘噛でOKなわけだが。
暴力と理不尽それ自体が主題なら、もうちょい腰を入れたシリアスなヤバさにするだろうし、この温度感で”暴”を描いたということは、三期がえぐりたいものは底なしの闇ではないのだろうなぁ…という気持ちを新たにもした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
了の巻き起こす悪意の嵐に、折れない強い花。
龍之介の真っすぐ伸びた背中は、そんなテーマの魁として印象的でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
移ろいやすくも残酷な大衆の声を、刃に変えてアイドルをえぐる。
自分に泥が跳ねないように、賢く冷たく立ち回って、綺麗なものを踏みつけにする。
そんな了の”強さ”を、龍之介は憐れむ。
最悪な出会いから始まった自分たちの音楽は、人間性の底辺でのたくるお前の指では汚れないし、奪えもしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
その決意と覚悟は清廉で、空を舞う鳥のように高い。
その視座からは、泥に落ちるしか生きる道がなかった(だろう)了の業は、共感も共鳴も出来ないのかもしれない。
了はなぜ”アイドル”をあそこまで憎み、全てを壊したがるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
これが暴かれる時は了の地金と限界…”人間”が見えてしまうときで、乗り越えるべき壁としての役目を終え、理解られ成長の糧にされ、物語的に終わっていく瞬間なのだろう。
薄ら笑いの奥の譲れない本気を見せたら、道化師は終わりだ。
だから憎たらしい悪役である限り、了は得体の知れないままでいなければいけないし、アイドルたちはその(おそらく)あまりに人間的すぎる奥底に真実たどり着き、解ってあげるチャンスを持たない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
壊れ、汚し、悶えることでしか生きていけない、哀れな動物のことなど、理解らなくてもいい。
その泥から遠い所にいるから、あるいはそこから伸びてくる引力を引きちぎって高く跳ぶから、偶像は輝く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
そういう構図なのかもしれないが、しかし愚劣極まる悪人こそ、最も光を必要とする存在でもあろう。
そんな菩薩めいた救済は、アイドルの仕事ではないのか。
はたまた、その高みまで上がるか。
ここら辺は了との一悶着を終えて、まだまだ答えが出ない部分かもなー、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
鷹匡の描き方を見ても、人間性の引力に惹かれつつそれを振りちぎって飛べる子どもたちと、既に間違いきり他人を食い殺している元・子どもたちの間には、結構大きな裂け目が開いているように感じる。
救済を巡るこの断絶は、アイドルでありながら明らかに間違えてるŹOOĻくん達が、今後どういう道をたどり、どん底に落ちて這い上がってくるかで、描き方が見えてくる部分か。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
”アイドル”であることが、無条件に嫉妬や憎悪や諦観や…その他諸々、面白くもない人間の当たり前から逃げる免罪符にはならない
現在進行系で間違え続けてるŹOOĻを描く中で、間違えた上でやり直し、どん底から高みへ登っていく魂の運動を書くのが、一つのプラン…かなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
そこに行くまでの地獄落としで、このクールは終わってしまうだろうけど、”悪役”である了さんが破滅した後彼らをどう書くかは、個人的に気になる。
下から上に上がっていく運動はŹOOĻが担当するなら、既に落ちきってる了の救済は果たされず、彼はやり直しようもない愚かな大人として、お話から弾き出されていくのかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
ここら辺前面に推して商売を成り立たせるべきキャラと、その壁となって仕事を果たす役の見極めもあるので、難しい所だが
個人的には”アイドル”をこのドス黒さで描くのなら、最も愚劣な存在にも手を伸ばしうる超越性を見たくもあるので、どっかで了さんのどうしようもなさに、アイドルちゃんが手を伸ばしてあげると嬉しい…かなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
監禁余裕の大抗争の真っ最中に、終わったあとのこと考えるのも気が早すぎるけどさ。
先の話はさておき、今の課題はTRIGGER奪還。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
不動のコマンドポストとして一織を楽屋に据え、アイドルが直接鉄火場に出向く異様な作戦が、夜の街を駆け抜けていく。
まー”そこ”は、キミ以上の適任いないよなぁ…。
(画像は”アイドリッシュセブン Third BEAT!”第15話から引用) pic.twitter.com/SzK4seMzcz
救出作戦はアイドルちゃん達の暴力的性を上手く語ってくれて、なかなかに興味深い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
悪いこと企んでたくせに根はビビリな二階堂お兄さんが、ビビりつつもMEZZO"を引率し、持ち前の演技力で突破口を開いたり。
三月が意外な腕っぷしを見せて、つえー所を存分に発揮したり。
それにしたって顔のいいクソオタクの荒事慣れが異常で、暗殺だの謀略だのが日常茶飯事な場所に、身を置いてたんだろうなぁ…などと考える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
ナギの落ち着きと視野の広さはこれまでも発揮されたが、危機レベルが上がるとそれが尋常で終わらないことが色濃く示され、そのルーツが気にもなる。
ウチナーグチを速攻習得し、暗号として使いこなす(”ウィンドトーカーズ”みたいね)言語能力といい、明るくお馬鹿なエセ外人は仮面…とは言わないけど、完全な素顔でもねぇんだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
ここに迫る時は結構重たい感じになると思うので、三期で触ってる余裕はなさそうね…今後の楽しみだ。
ナギの活躍で一足先に龍之介が解放され、陸&三月のチームも無事天兄を開放…って言いたいところだが、まさかのBINTAである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
弟がまな板に乗っかると、いつもの完璧さが鳴りを潜め、非常に手弱女な表情を見せるのが、逆に安心する。
(画像は”アイドリッシュセブン Third BEAT!”第15話から引用) pic.twitter.com/C4gIaJpK8a
『そこで言うべきは”ありがとう”やろ!』と思わず突っ込んだが、天兄の中では陸はずっと病弱な弟のままで、保護しなければいけない対象なのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
だからビンタしてでも危ないことしたら止めなきゃいけないし、助けられるなんてもってのほかと、己を諫める。
しかし陸っくんだって偶像稼業に厳しく試される中、家族から離れた場所で強さを学び、自分なり頑張ってもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
そういう変化を認めてしまえば、自分の中で柔らかく守っている幸せな黄金期が動き出して、形を変えてしまうから、弟の成長を認められない部分もあるかな…。
この停滞っぷりは義父と良く似てて、時を幸せなままに止めて夢に浸る危うさに共鳴するから、鷹匡の過ちを自分から切り離し、正すことが難しいのかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
失われてもう戻らないモノの残り香に、必死にしがみつくことでしか己を保てない脆さが、今回涙と掌に滲んでいた感じがする。
このまんまじゃ自分を置き去りにした兄に追いつき、振り向いてもらうために強くあろうと頑張ってる陸も報われないわけで、完璧な鎧を脱いで弱さをさらけ出せる強さを、天兄も手に入れなきゃいけんのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
そのためには自分が完璧ではないと、負けることで思い知らされることが大事。
なので陸はもっともっと、非人間的なまでに強くならなきゃいけない…って構図かなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
これ下手すると『大事な人を人間に戻すために、王子様は怪物にならなければいけません』て構図で、陸も危ういよね…。
こういう一瞬の描写に”仕込み”してんの、アイナナらしいねぇ。
生まれついてまとわりつくものが離れないのは壮五も同じで、チェスに見立てて弱点を見つける怜悧、模造刀でヤクザをひるませる殺気が、普段は隠してた血から匂い立つ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
環にとって、それは見知らぬそーちゃんの香りで、全く落ち着かない。
(画像は”アイドリッシュセブン Third BEAT!”第15話から引用) pic.twitter.com/FkCWXQa4gh
天と陸が愛に縛られて動けない不自由を描かれたのに対し、MEZZOは触れ合う温もりが鎖を解いてくれる希望を、主に描かれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
年下なのに強ばる手を包んで、制御不能な”血”を遠ざける仕草は、環が根本的には”兄”であることを思い出ささせる。
多分、理ちゃんに似たことしてたんじゃねぇかなぁ…。
正反対でよく分かんないからこそ、分かろうと努力してきた二人の歩み。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
その中で見知ってきた『環の逢坂壮五』は、悪巧みをしたり暴力を振るったり、しない男なのだろう。
そういう人だからこそ好きになったと、険しい状況の中ほほえみながら告げる所に、環の成長を感じる。
かくして解放作戦は成就し、皆は移動する”家”の中で一瞬安らぐ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
俺はアニナナにおける”車”の描き方が好きで、いつも注目してんだけども。
今回もそこは、張り詰めていた心を休めていい場所として描かれている。
(画像は”アイドリッシュセブン Third BEAT!”第15話から引用) pic.twitter.com/5Gop5zUxbe
もう一つの”家”である事務所に比べて、車は機動性を持ち、足を止めて安らぐと同時に未来に向けて自分を届けてくれる可能性として、時折顔を出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
それを運転できるのは大人の証明で、だからRe:valeが運転席に座ってもいる。
家の外に吹き荒れる嵐から、自分たちを遠ざけ守り、闘う力を養う機動体。
そこで安らがなきゃいけないのはつまり、アイドルたちが軒並み故郷を追われた異邦人であり、庇護してくれる父母との関係に問題を抱えてるのだと、教えてもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
本来”家”が果たすべき機能を、外部に分散して大きくなっていく、傷だらけの運命共同体。
その行く末は、窓ガラス越し不安定でもある。
闇を切り裂くヘッドライトはとても眩しくて、そんな光の強調もまた、移動する”家”という印象を強めてくれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
明日も知らない暗がりを照らし、未知の危険に向き合う方法を教えてくれる場所。
了の陰謀を跳ね除けた彼らは、ひとまずそこに身を寄せた。
そしてその先にあるものへ、龍之介はTRIGGERとしてたった一人、踏み出さなければいけない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
大事なものは胸の中にあって、けして奪うことは出来ない。
人の生み出す卑小な嵐に、揺れる海の愛子ではない。
(画像は”アイドリッシュセブン Third BEAT!”第15話から引用) pic.twitter.com/9YEp69g2Bk
スキャンダルの種にもなる自分の機嫌を、堂々誇って決戦場に向かう龍之介の覚悟に、御堂君は目を見開き、了さんは蛇の笑いを浮かべる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
”ここ”だよなぁ…と思う。
御堂君は目の前にさらけ出された人間の真実に、心を打たれ立ち止まる柔軟性をまだ持っている。
了さんにはその眩さこそが毒で、高みから引きずり下ろし、自分と同じ泥に汚したくなる…というか、汚すことでしか己を保てない焦燥が、嘲弄に燃えている気がする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
『なんでこの人、こんなに必死なんだろうなぁ…』と、冷笑の鎧で熱を遠ざけ、感動しまい変わるまいと押さえつけてる姿を見ながら思った
了さんの根源は、残り数話”ラスボス”頑張らなきゃいけない関係上、この段階では見えない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
だから僕が見ているものは僕の願望を反射した蜃気楼でしかないのだが、しかし憎悪を燃え立たせる憎らしい冷笑に、綺麗な神様でいられなかった哀れさが滲む気がしている。
顔の見えないモブにしても、険しい世界に負けない気高い人をあざ笑うことで、自分を守っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
それは卑しく恥ずかしいことだが、そうしなければ生きられない切実さも、そうそう綺麗には生ききれない厳しさも、世間には満ちている。
(画像は”アイドリッシュセブン Third BEAT!”第15話から引用) pic.twitter.com/hEtRq9L7j0
闇の中のかすかな光、奪おうとして奪えないもの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
TRIGGERファンの団結は、実は結構ズルい書かれ方をしてるな、と思ったりもする。
画面越し物語を見ている誰もが、顔のない卑劣な怪物になんてなりたくない。
誇りある人間の顔を手に入れたければ、冷笑はやめて熱く、TRIGGERを推せ。
龍之介の気高き魂、それが冷えた会場を飲み込み燃やしていくうねりに心動かされつつも、そんなサジェスチョンを肌が感じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
世界を満たす泥に窒息し、綺麗なものを顔なくあざ笑うことでしか、自分として息を継げない醜い哀れさ。
それは、確かに此処に在る。
それを切り離し跳ね除けて眩しく輝くのが、”アイドル”なのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
己を深く傷つけ、あざ笑う愚者すら引っ張り上げて、魂の輝きとぬくもりを伝える太陽でなければ、”アイドル”なんて出来ないのか。
了さんを中心に、世間のどす黒い影が色を増す物語は、そんなコトを問うている気もする。
そんな超越、人間に背負えるわけねーだろ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
そう思うのが普通の対応だし、実際その途方もない重たさに潰れて、ゼロは世界から消え去ったのかもしれない。
人間の祈りも醜さも全て間近に引き受けた上で、それに揺らされることなく完璧な輝きで有り続ける。
正気じゃないし、尋常でもない。
しかしたった一人暗い舞台に立ち、嵐にも揺れない魂を歌で示した龍之介は、その領域に確かに近づいてもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
そういう事ができてしまうのが”アイドル”なのだと、この物語は語る。
あるいは祈る。
ファンの祈りを反射しながら。
(画像は”アイドリッシュセブン Third BEAT!”第15話から引用) pic.twitter.com/iQL1LG3Yjd
魂を乗せて歌いきった瞳に映る光が、救いなのか誘蛾灯なのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
多分了さんを”倒し”ても、答えは出ぬまま転がっていくだろう。
それは演者を変え舞台を変え、幾度も問われるに足りる重大な謎だし、答えを見つけたのだと安住すれば、簡単に逃げていく幻でもある。
それは光と安らぎを求めてしまう人間の業(移動する”家”に身を寄せるアイドルたちにも、当然それは宿っている)を暗く描けばこそ、瞬く光だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
その欠片を、今夜龍ノ介は確かに掴んだ。
立派なステージであったと思う。
顔のない嘲りは、けして消えない。
それは常に、世界に満ちているのだ。
それに飲まれず…了さんのようにで無く生き続けるには、何が必要なのだろう?
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
弱く小さいと龍之介が喝破した、当たり前の醜い人間でいないためには、どんな祈りと狂気が必要なのだろう?
それをここまで物語は問い、描き、探し求めてきたし、それはこの眩さの先にも続いていく。
とても面白いお話だ。
八乙女親父が真摯に頭を下げ、一期の卑小なラスボスっぷりを綺麗に禊いだところで、お話は次回に続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
さーすがに危ない橋を渡り過ぎだと思うが、言い逃れが効く立ち回りはしているだろうし、了さん詰めるにはもう少し話数かかる…かなぁ。
悪党がせせら笑いを続ける、ストレス溜まる展開…
なんだが、どーも悪役の裏にある哀れみを勝手に感じ取って、そこに悲哀を覚えてしまう共鳴が、僕とアイナナの間には在るらしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
思い返せば、二期の鷹匡にも結構心寄せてしまっていたしなぁ…。
ある意味、ムカつく悪役の人間性を勝手に嗅ぎつけて、視聴ストレス軽減する賢しさなんだろうけど。
『この人も人間なんだなぁ…』と思いこんでいたほうが、怪物が好き勝手絶頂アイドルちゃんの頭踏んでる状態より、見てて楽だしね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
こうして感じ取っているものが幻なのか真実なのかは、先を見るまでわからない。
先を見ても、分かりきらないかもしれない。
しかし見届けたいと、やっぱり思うのね。
これで監禁騒動は一段落だと思うが、TRIGGERを地べたに引きずり下ろす算段が砕かれて、了さんはどう動くか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年10月10日
輝きの高みを体現する偶像たちは、どんな舞台で歌い続けるのか。
ここから新たに始まる物語も、大変に楽しみです。