イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 22/12/13・15 TNX『プライミニッツ・ディグニティ』

 先日は二分割で久方ぶり、TRPGを遊びました。
 田中くんがトーキョー夜会(トップページ | トーキョー夜会)でRLするシナリオの、テストプレイに参加させてもらったよ!

 

 シナリオタイトル:プライミニッツ・ディグニティ システム:トーキョーNOVA-X RL:田中くん

 千本松さん:”コンビニエンサー"本宮幾三郎:30代なかば男性:フェイト◎タタラ●エグゼク ドラッグで作られた幸福な夢で、擦り切れた自分をギリギリ守っているも元ナンバーズの探偵。悪夢に淀みきった瞳の奥に、一筋真実の光を宿すMrハードボイルド。

 織川さん:"絶縁破壊(ブレイクダウン)"チドリ:20代男性:カタナ=カタナ◎●バサラ 無自覚の異能を武器に、研ぎ澄まされた暴力装置として街を駆け抜ける青年。危うさすら己を研ぎ澄ます武器に変えて、エッジを走り続ける生き様は鮮烈。

 コバヤシ:"運命を踊る少女(デュオダンサー)"ナタラージャ・ストラディバリ:外見10代女性:クロガネ◎シキガミ●クグツ 突如運命の”盟約者(フィアンセ)"のもとに配送されてくる、人類超越を導く千早の備品。アクトを通じ、定められた楽譜からはみ出す独自の踊り方へと、一歩を踏み出すこととなった。ボクっ娘

 

 こんな感じのメンバーで、権力と排他の毒が渦巻くクソみたいな街に、己がスタイルを突き立てるお話を駆け抜けてきました。大変楽しかったです。
 何しろメンツの時点で”勝ってる”セッションだったので、皆さんの楽しむ力、それを共有する力にどっしり乗っかって、久々のセッションを堪能させてもらいました。
 やっぱNOVAやる以上いい気にはなりたいので、怪しげな計画引っ提げて他人の人生引っ掻き回す道具存在を遊びましたが、超人でありながらガードを上げすぎず、他人の頭を踏みすぎずなバランスは、結構上手く取れたと思う。
 とにかく現行の協調行動が終わりすぎているので、最大限終わらせたスペックをブッ込んでデータ面でもいい気になれたのは、大変気持が良かった。<バディコントロール>、ほんっっっっと終わってる。

 自動的にコンビ打ちになる重たい立ち位置を、千本松さんに拾っていただいて、バディとしてベタベタ重たくなるわけでもなく、完全に突き放すわけでもなく、ジワジワ静かな関係性で煮込んでいく距離感を楽しめたのも、とてもありがたかったです。
 織川さんとは初めましてだったんですが、『元使い手』っていう関係を初手で結んで、こっちも程よい間合いでかっこよく踊れたので、大変楽しかったです。
 スイッチ入れた後のロールの強度、オンオフの見極めと後ろに下がっているときの”楽しい”の出し方と、凄くつえープレイヤーでビビリつつ感動した。世の中、見知らぬツワモノはたくさんいるねぇ……。

 シナリオの方はNOVA世界観のクソな所にガッツリ組み合い、キャストだけがそこを突破できる唯一性、当事者性を大事にした展開で、大変面白かったです。
 オーソドックスなんだけどありきたりではない、骨の太い描写力がしっかり展開を支えていて、久々のNOVAを堪能させていただきました。
 というわけで、大変楽しいセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。