イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 23/11/27 TNX『CHINA TOWN BURN OUT -N◎VA三合会、暁に燃ゆ-』

  昨日の夜は、トーキョー夜会5th(https://tnx2022nightparty.wixsite.com/home)でRLするシナリオ、ニ回目のテストプレイでした。

 

 シナリオタイトル:CHINA TOWN BURN OUT -N◎VA三合会、暁に燃ゆ- システム:トーキョーNOVA RL:コバヤシ

 

 Jactaさん:”一招専心”拳把:32才男性:カブキ◎チャクラ=チャクラ● スラムのごみ溜から拳師の背中に憧れ、己を鍛え上げた青年。武術への分厚い信を背骨に、縁あって今はムービースターとなっている。拳と同じく、真っ直ぐな生き方を混迷に突き出す男。

 千本松さん:”偽侠の”ロク:男性人格:クロガネ◎●カブト、レッガー 量産型の警備用ドローンだったが、ある日目にした任侠映画に衝撃を受け、マキノイドとして覚醒した。バリバリの仁義主義者だが、ハーヴェイ王に見出されチャイニーズマフィアの一員に。

 

 こんな連中が、燃え上がる中華街に志の星をかざしました。
 大変楽しかったです。
 ニ回目のテストプレイちうことで気楽に……ってこともなく、いつも通り緊張しながらRLしましたけど、卓が動いてみるとこれまたいつも通り大変楽しい時間を過ごし、自分が用意した舞台で思いもよらない輝きがビシバシ生まれるありがたさ、砂かぶりで堪能させていただきました。
 かなり意識してシンプルで真っ直ぐなタマ投げたので、どうレスポンスされるか毎回楽しみなんですが、徹底的に素直に逆らわずバックスクリーンまで運んだり、やや斜の位置から力強く場外までもっていったり、それぞれのスタイルが見える面白さで大変良かったです。
 深夜ということもありやや進行が粗雑になった部分があり、ここら辺は当日も同じ環境なんだから(ともすればもっと疲れてる)、意識して一個ずつ丁寧にやってかなきゃいけないなー、と思った。
 物語の核要素をチェックするだけでなく、こういう形でセッションを運営する上での注意点を洗い出せるのも、テストプレイの良いところである。
 ……し、そこら辺は普段から気をつけなければいけないポイントでもある。
 頑張ろう。

 ここ最近直球なシナリオばっかり仕上げているわけですが、これはコンベ用のシナリオメインで作っているのが影響してるかも、と今回遊んでて思った。
 同卓する相手の嗜好や経歴が見えない状態で、楽しい経験を齟齬なく共有して渡すことを第一義とするコンベンションという場において、僕はある程度以上『起きに行く』ほうがトータルストレス少ないと思っていて。
 シナリオが投げかけるセントラルクエスチョンへの、想定される回答がPLごとにブレないようにしたり、展開に対しての飲み込みやすさ、モチベーションの食いやすさを重視していると、素直で真っ直ぐなシナリオになるかなー、って感じ。
 元来自分はそういうのと縁遠いシナリオ書きだった気がするんですが、年取ってエゴの在庫が枯れてきているのと、トリックショットで点取るより基礎の仕上がりを楽しみたくなってるので、なんかそういう方向にばっかり筆がいっている。
 なんにしても一本槍なのはギシギシ言い出す元なので、どっかでヒネたシナリオとか作ったほうが良さそう。
 いやまぁ、どんだけプレーンに思えても癖と色はシナリオごと、プレイごとに滲むんだけどさ。
 そこがTRPGの面白いところだし。

 

 というわけで、楽しいセッションとなりました。
 同卓していただいた方、ありがとうございました!