昨日は僕GMで、新版ブレカナをやりました。
シナリオはもちろん、基本ルールブック付属のアレだッ!
シナリオタイトル:処刑都市 システム:ブレイド・オブ・アルカナ GM:コバヤシ
千本松さん:アグネス:16才女性:マーテル=アルドール=アダマス 未だ聖痕者たる宿命に目覚めぬまま、運命に流されて囚われの身となった少女。かつて燃やされた故郷の記憶が、奪うためではなく守るためにその手に剣を取らせる。
ごいさん:ゲイル:26才男性:ディアボロス=グラディウス=ウェントス かつては聖騎士としてその身を捧げたものの、謀略によって追われ魔剣を手に新たな生き方へ踏み出した傭兵。風の導くまま、己の信念に従って未踏の荒野を征く。
鉄鎖さん:ロンギヌス:外見20代男性:アクシス=フィニス=オービス 教会の秘密結社、聖グラディウシア騎士団に属する賢者。普段は閉じている瞳の奥に、全てを見通す叡智を秘め、その魔術は闇をかき消す炎を生み出す。
織川さん:ハロルド:20才男性:アングルス=コロナ=ステラ 飄々とした態度で世間を渡る知恵者。その過去には故国壊滅の悲惨が刻まれ、あるべき理想を静かに隠しながら、切り開くべき活路を求め旅を続けている。
こんな感じのメンバーが、悪鬼に支配された街を救うべく集い、闘い、勝ちました。
大変面白かったです。
新版ブレカナをGMでやるのは始めてだったのですが、やっぱ鎖周りの処理が大きく軽くなったのでハンドリングしやすく、気持ちよく取り回すことが出来ました。
戦闘データのやり取りはやっぱりやや古く重たい感じで、『データ積んでいったらまた処理重いんだろうなぁ……』とも感じましたが、人知を超えた強敵がHPガリガリ削られながら猛烈な一撃をブチ込み、何とかしのいで反撃していくプレイフィールは心地よい。
シナリオ運用のシステムもそこまで現代化されているわけではないため、少人数対応や高速化には色々工夫がいりそうですが、手を入れるだけの価値はある魅力が満載のシステムなので、自分なり頑張ろうと思えました。
システム熟練者から初めてのプレイまで、習熟度にグラデーションがある状態でのプレイとなったわけですが、皆さん引っかかっている所とか気になるところを明瞭に言語化してくれたおかげで、助け舟が出しやすくありがたかったです。
ブレカナは初めてでもTRPGは猛者って人ばっかだったので、提案や共有に積極的な意識がプレイに反映されていて、スムーズに遊ぶことが出来ました。
同時に経験者からは出てこないような発想がゲームを面白くもして、OPで聖痕者として覚醒する導入とか、シナリオにない(けど、目の前のアクトがそれしか無いと要請している)展開をたくさん作って、この卓だけの”処刑都市”を遊べて良かったです。
自分で取り回してみると、今遊ぶには色々ゴツゴツした部分も多いシナリオだったので、卓内でリアルタイムに生まれているグルーヴを取り込み、アドリブ多めで物語を編んでいきましたが、楽しんでいただけたようで何よりでした。
ハイデルランドの暴力的でロクでもない部分と、それでも抗うヒロイックな部分をたっぷり食べれる良いシナリオなので、色んなプレイヤーに受けが良いのはやっぱ強いなぁ、と思いました。
というわけで、大変楽しいセッションでした。
同卓していただいた方、ありがとうございました。