アイカツスターズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
頭のオカシイアイカツが帰ってきた! アイドル二人が流派を背負ってガチ対決!! というのは前フリであり、あこの乱入で水が入りつつ、レイとのマッチアップの序章をやっておく回。
真昼の特異領域であるモデルにクローズアップするのは、仕事してる感があって良い。
というわけで、予告のぶっ飛び加減からどうなることかと思っていたが、思いの外落ち着いて後の展開を作るエピソードだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
謎の最強モデル・シューティングスターに憧れつつ、レイとはバチバチする真昼。同一人物だと知った時、『エルザの執事』ではないレイ個人のアイカツが始まる…感じかな?
武術ネタは真昼とレイの味の濃いところを拾いつつ、よりアイドルらしい側面にカメラを振るためのステップと言うか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
妙に餓狼伝っぽい動きで真昼が『剣道が最強…? 取り消せないよ…?』みたいなことを言い出したときは、『邪ッ!キャオラッ!!』ってメガバイオレンスが展開すると期待もしたが。
しかし今回は妙に武道ネタが冴えてはいて、ガーリーな猫ちゃんとの追いかけっこから斬猫の領域まで達したレイの武術を見せたり、閉所では長物が仇になる実践剣術の描写があったり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
ガチさがトンチキを生む無印アイカツっぽさがほとばしった回だった。やっぱ、無印テイスト二期は増やすのかねぇ
真昼とレイのガチアイカツはまだまだこれからという塩梅で、今回はあくまで接触編。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
『体幹』『照明』『靴のすり減り』をリフレインして、レイのただものではない感、真昼のモデルにガチっぷりを見せるのは、結構好きなやり方。若干露骨で油っぽくもあったが、重ねないよりは良い。
二人の関係にストップをかけ、共同作業を通じて関係を深めるためにも、あこが逃げ惑う展開は必要だったのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
組のトップたるS4が不法侵入・器物損壊をネタではなく企んでいたっぽい描写とか、赤服の値段をどう付けたいのかさっぱり分からんけども、まー誰かがやらんといけん仕事だ。
とは言うものの、こういう仕事は交代でやって初めて公平さが出る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
ずーっと道化、ずーっとボケ、ずーっと負け役では、世界が勝つために構成され、勝つこと、才能があることだけが価値を持つ作品としてシェイプされていく。
負けの中に勝ちを見出し、道化の誇りを主題に進めるなら、また話は別だが。
ゆめとの響き合いで自分なりの価値を考えるリソースがあるローラはまだしも、あこはあらゆる局面で空回りし続けている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
彼女が四ツ星に残って背負うことになった『S4としての責務と誇り』も、今回ザックリとVAに乗り込んだことで、その意味がどうなっているのかかなりボヤケたと感じた。
VAという舞台、二期の新キャラクターを推す期間なのはわかるが、だからこそその光が生み出す陰りと、そこに追い込まれたキャラクターを粗雑に描かないのは、大事な気がする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
まぁ一期終盤のエピソードを受けて、早乙女あこに個人的に肩入れしているというのは、当然あるのだけども。
しばらくは待つけども、負け犬であり道化であるあこに『何か』を持たせるエピソードを近いうちにやって、作品全体の公平性を整える描写がほしいなと、今回のあこの扱いを見て思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
スターズにそういうことを望むのは、もはや筋が違うのかもしれないが、まだ僕は、そこまで諦め切れもしない。
定められた仕事や役割、キャラ属性以外の要素を貪欲に盛り込み、多角的にキャラクターを彫り込みつつ、商品としてのショーアップもやりきる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
難しい綱だと思うが、渡りきってほしいと常に願っている。
それが出来た先行作はちゃんとあるし、同ジャンルである以上絶対それとは比べられるんだから。
というわけで、真昼とレイの道を整えつつ、その整備役になったあこの不遇に目が行く回でもありました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
話の流れでメイン&トップになったけれども、正直あこのキャラ性、立ち位置を持て余している印象も受ける。キャラの大きな部分を預けていたすばるの出番も、二期はさっぱりだしな。
凸凹いろいろあった一期から、その反省と切り捨て含めて新要素を入れた二期との接合は、とても難しいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
でも(こういう言い回しはキツいけども)『不良債権』として処理するのではなく、自分たちが作ってきたもの、生み出した世界とキャラを大事に新しいものに挑んで欲しい。そう思う。
とは言え、選択と集中無しで勝てるほど女児アニ資本主義地獄は生ぬるくないしなぁ…VAの持ち上げ方と、主役勢の追いつき方含めて、夏辺りまでは難しい舵取りが続くと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月11日
そこまでいけば、船がどこに行きたいのか、今どこにいるのかもクリアになる。Bon Voyage,Venus Ark.