キラキラプリキュアアラモードを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
シエル強化月間第二弾! つーわけで、先週の流れを引き継いでいちかとのラインを強化していく回。露骨な妖精伏線を分かり易くひきーの、パティシエとプリキュアの力関係反転ありーの、テクニックはなくても心で食べさせるいちかイズムありーのと。
お話全体のトーンは先週の発展系で、シエルのプロフェッショナルな仕事ぶりに、ドンガメいちかがなんとか食らいついていく感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
世界樹サイズの巨大な木が裏山に生えているあたり、プリモードらしいゆるさだなぁと思う。まぁ妖精住まう神秘の土地だからないちご山…それにしちゃ日本ローカルなんだが
キラパティのお菓子が家庭的で親しみが置ける…悪く言えば泥臭いのに対し、シエルのそれはヴィジュアルでも刺激を与えてくる最新鋭な対比は、結構面白い。スイーツの見た目でキャラの対比を作る感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
キラパティのは家庭で真似してもらう前提なので、尖った仕上がりに出来ない縛りもあるけどさ。
お商売としてみると、キラパティはフツーでフックにかけている。しかし個人を見たいちかの料理にも、客全体を見たシエルのスイーツにもキラキラルは集まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
家庭での食事も、産業としての食事も、心が入れば意味を持つ。ここら辺はスイーツの精神性を軸にしてきた過去の描写を引き継ぐ部分か。
ともすれば家庭料理最高! 外食ファック! となるいちかとシエルの対立だが、シエルの『目』を良くして、いちかの強みに自分から気づく形にすることで、巧く両方を立てている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
自分の理想とは違うけど、意味も価値もあるスタイルを見つけ、認められる素直さがある天才。隙がねぇなぁ。
そんなシエルに、ヘロヘロになりながら食らいついていくいちか。ドジでのろまな亀力高いパティシエモードから、ビブリーちゃんが超暴力を発揮するなりプリキュアに変身!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
すると、憧れだったシエルが無力な被害者となり、シエルに憧れる逆転が起きる。やっぱこのスイッチバックは面白い。
20話ペコリンが隣りにいても、妖精とはどんな存在で、プリキュアとどういう関係にあるかはまだ解らない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
ここら辺はプリモードの手際悪いところだと思うが、どうやらシエルにとってプリキュアは伝説であり、ずっと探していたものだ。その正体は、『いまいちパッとしないパティシエ』いちかである。
来週は正体バレ回なので、よりストレートにプリキュアとシエル、妖精とプリキュアの関係が表に出る回になるんだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
接触した瞬間に一発正体バレなので、シエルが全面に出ている間ペコリンが消えてるのもプリモードっぽいなぁと思う。ただでさえ存在感ないのに大変だな…。
いちかに極端に物語リソースを寄せ、エピソードゲスト(プリキュア含む)との一対一を作って話を勧めていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
安定感はあるが横幅は狭いこの作りが、プリモードの基本。今回も中学生組はシエルと接触せず、気づけば画面の外に出ている。いちかを経由しない繋がりとか見たいけども、どうなのか。
今後もいちかにリソースを寄せて走りきるのか、方針を変えて別のキャラを真ん中に据えた作りもやってみるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
そこら辺は今後次第で、次回の妖精の扱いが指針の一つになるかもしれん。美味しそうな素材がそこらに転がってるので、巧く組み合わせて新しい味を楽しみたい気持ちだ。
一方ビブリーちゃんは相変わらずそこらをヨロヨロし、勝手にムカついて勝手にノワールテロを仕掛けて反撃され、イライラしながら帰っていった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
地味に地方メディアに報道されているのがウケる。今後野良暮らしがやりにくくなるんじゃないかあれ。いちご坂はのんきだから良いのか。
主筋に一切絡まない割に今週のビブリーちゃんはなんか立ち回りが面白くて、勝手にテンション上げて空回ってる姿(そしてそれを主役たちが遠巻きにしている様子)にペーソスがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
この空気はリオくんとも共有で、個人的にはプリモードの強みだと思う。なんというか、悪役に哀しい可笑しみがある。
それは無視されている寂しさと表裏一体なので、ノエル重点で忙しいのも判るが、ちょこちょこ会話とかしてあげて欲しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
会話がいちかに一極集中しすぎてて、広がりがないのはもったいないなぁと思う。いい素材が混じり合わず、ダマになっている印象。キュアホイップなんだから撹拌するがいいよ。
というわけで、ノエルといちかの関係、ノエルのキャラと強み、いちかの弱さと強さをパンケーキづくりの中で確認していく回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
あくまで『家庭料理』の延長であるいちかのスイーツと、技術とプロ意識に下支えされた『店の料理』であるノエルのスイーツ。その対比が見えやすくなったのは良い。
ノエルが自分から『家庭料理』の強みに気づくのは、彼女の賢さを尊重している感じで好き。ここにキュアホイップへの憧れと、妖精という正体が合わさってどう回るか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月25日
話の横幅含めて、来週が気になるところだ。いちかをセンターに置き続ける構図自体は、シリーズの特徴として変化ない気もするなぁ…。