イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

アイカツフレンズ!:第11話『告白はドラマチック!』感想ツイートまとめ

追記 やりたい事とやるべき事が無理なく愛に満ちて一致してる奴は、ほんとに強い。

追記 見た直後に書き殴った怪文章

フレンズ今見て、ちょっと感想はかけないんですけども、確実に湊みおのオタク女が眼球枯れるまで泣く展開だな、と思いました。
あいねちゃんがあんな多くの観客の前で「幸せになります♡」と披露宴した裏では、みおのあいねになれなかった二億人の凡人共が轢き潰されとるんやな…。

あいねってアイドルに縁ないところから、みおに見出されてアイドルになって、至近距離で支えてもらって実力を付けて、ぐんぐん伸びてきて。 そういう『出会う』才能と『伸ばす』資質両方に恵まれた超シンデレラの注目度って、作中世界でかなり強いと思うんですよ。

ラブミーティア結成秘話が神話のように流布する世界、アイドルの巨大な物語は強く望まれてると思うから、ピュアパレがどういう出会いをして、どう関係を育んでいったかは超絶巨大コンテンツとしてガンガン流通するわけじゃないですか。(作中既成事実の捏造)

みおのオタクは当然みお好きだから、そういう情報もガンガン集めて、それを見るたび『友希あいねと同じように平凡なところから始まり、ピュアパレットではない自分』を思い知らされるわけじゃないですか。
スタートは同じだったはずなのに、なんで! と思いを巡らせ枕を濡らすじゃないですか。

でもみお視点で考えれば、あいねとの出会いは運命の鐘が祝福する乾坤一擲愛のイナズマであり、あいね以外にクールハートがホットになっちまう瞬間ってのはずっと来なかったわけじゃないですか。
そういう特別な電波が、二人の間で交わったからこそ物語は始まり、ここまで来たじゃないですか。

ブルーでクールな湊みおの良さを、本気で判ってるのは私ッ!っていう強火夢女は『選ばれた』あいねと『選ばれなかった』自分の板挟みで神砂嵐、ぼろぼろになりつつでもオタクだからプラチナチケットなんとか入手して、結成ライブ行くわけじゃないですか。

そしたら実際のステージで、お互いのカラーを混じり合わせて弾み、歌う、一人のときよりも五億兆倍輝く湊みおを見て、あいねちゃんのなんの淀みもないピュアスマイルを見て、二人が生み出す感情のビッグバンを肌で感じてしまうわけじゃないですか。
歌の前には何も隠せないじゃないですか。

それで凝り固まった感情ごとフレンズアピールで粉々に粉砕されて、ばらばらになった心に二人の歌声が降り注いで、涙の中でオタク女は生まれ直すわけじゃないですか。
自分の知ってる『湊みお』を、ピュアパレットの『湊みお』として受け入れる白紙のカタルシスじゃないですか。

そういう魂の大嵐が、あの世界でビュービュー吹き荒れ、女の涙で出来たゴンドラの上でピュアパレットの伝説は積み上がっていくわけですよ。
それを見つめる『あいねになれなかった女たち』の頭上に、ダイヤモンドフレンズの夢が輝くわけですよ 。
すげーよなアイカツフレンズ
いいアニメだと思います。