スタミュ -高校星歌劇-(三期)を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
俺達は同期の桜。咲き方は違えど、同じ幹から思いを継いだ。
だからこそ変えたい。だからこそ守りたい。
純粋な思いが刃と変わり、お互いの背中を刺す。
コンプレックスに塗れた思いが、行く先を見失い暴走する。
さらば友よ。幼き日々よ。
そんな感じの、思いは暴走チャリオット、四季世代のクソ重感情大迷走がずっしり腹に応える第8話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
主席の座をめぐる複雑な関係。
結成時にカンパニーリーダーが定義した”自分らしさ”。
幼い時代を共有するが故の愛と障壁。
先輩世代の複雑怪奇に、ガッと踏み込む展開は食べごたえがあった。
冒頭、四季は”俺達の華桜会”を5つの花に例える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
同じ軸を共有する五弁の桜ではなく、同じ幹から出てバラバラに咲く5つの花であろう。
あんまベタベタしない距離感は、この一言から生まれていた。それは風通しのいい関係と、踏み込みきれない足踏みを生む
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五人は同じものを見ているようで、四季と残りの間に距離がある。主観のカメラと客観のカメラは、別のものを捉えている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
四季が”5つの花”を持ち出して共有したかったヴィジョンを、実は四人とも取り違えているのではないか。そういう疑念を深くする、横のアングル、合いた距離感である。
個別の花が、個別に咲きほこる。華桜会(自分たち)に乗せた理想は、王として君臨し見守る生徒、それを入れる箱としての学園の理想でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
四季はずっと、誰も取りこぼしたくなかった。花が花らしく咲く世界を夢見ていた。
その夢を思い出させたのが、カンパニー外の星谷だってのは残酷だなぁ…。
学園の伝統を揺るがす決断を、四季はフォローするはめになる。これまでは冬沢を矢面に立てていた折衝と事務処理を、一人でこなすことになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
五角形の均衡が崩れた、アンバランスな四人の世界。その外側から、冬沢先輩は演説する王を見る。あるいは見ない。
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華桜会が戦ってきた(戦っている)学園の伝統とか抑圧とかが、未だ具体的に描写されないため、いまいち彼らの苦労が身に染み込んでこないのは困りものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
どんな侮蔑と偏見を身に浴びて、彼らはこなくそと立ち上がったのか。何故体制を打破し、風穴を開けなければいけないのか。
四季と冬沢の間を引き裂く理想のズレ、譲れないものの重さが、どんな体温で迫っているかが判然としないため、喉元で軽くつっかえるのは困りものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
そこを漠然とさせても、状況と絵面のエモさでゴリゴリ飲み込めてしまうのはパワーがあるところだが。
まぁなんか、一個具体例欲しいよね。反抗の理由。
冬沢先輩は瞳を魅せない巨大なミステリであり、彼が不明であることが三期のエンジンを成立させてもいるので、なかなか具体的には書きにくいとも思うけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
彼があそこまで頑なな理由、頑なになって四季を守りたい理由は、強いエピソードと一緒に叩きつけて欲しいところだ。
そこら辺は今後の話として、一期・二期で軋轢を乗り越えた14人は、身内で仲良く切磋琢磨する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
上がむっちゃギス付いているので、仲良しムードは良い息抜きなのだが、辰巳と申渡の断絶がピリッと苦くもある。
四季-冬沢の断絶と重ねてる感じか。
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上がり調子の中でも、窓辺で一人たそがれる柊の王を、補佐役は見落とさない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
辰巳の才能にコンプレックス抱く段階はもう乗り越えてるだろうから、四季と冬沢ほどハードコアなぶつかり合いは無用だろうけど、ここの断絶も掘り下げて埋め直す必要ありそうだ。これも次の話かな?
今回はとにかく華桜会、特に四季と冬沢と千秋の超こんがらがった巨大感情が大事な話なので、主役は一旦置物…というか、W主人公たる四季の話なのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
イヤまー、とにかく濃い。暴走するチャリオットは全てを押し流し、絡み合った糸がお互いを縛る。この激重感…”待ってた”ぜ…(痛む腹を抑えつつ)
星谷の何気ない言葉で原点に回帰した四季は、冬沢の思いを置き去りにする形で突き進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
孤独な玉座で精勤する四季に、負担がのしかかる。しかしそれは、冬沢が矢面に立って背負ってくれた重荷でもある。冷たい憎まれ役が、実は愛ゆえ背骨を軋ませていた展開だ~いすき
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四季はサンドウィッチ(カンパニーの仲間の手製、王を労りたいという思い)を、一緒に食べないかと誘う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
冬沢は柱時計の境界線を乗り越えることなく、同じ場所で同じものを食べる暖かさを拒絶する。背中を向け、昏倒する四季にも気づくことはない。
あるいは、気づいて歩み去ったか。
冬沢が四季の差し出したものを食べないのは、彼の物語的立場からも、その心境からも当然ではある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
しかし四季自身も、仲間が用意してくれた労りを口にせず、結果倒れる。桜の例えが巧く染み込まなかった時代から、四季はあんまりうまく、カンパニーを構築できていない。
そんなギクシャクが悪意よりむしろ善意で構築されているところが、なんともやるせなく、愛おしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
みんな優しくなりたいと思っているのに、優しさの使い道がわからない。権力を持っているようで、より巨大なものに翻弄されている。
現華桜会のテーマは”不器用”と、断言したくなるギクシャクである。
第1話からずっと描かれている、白と青と赤の書物。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
これが『ミュージカル入門』ではなく『ミュージカル教育入門』なところが、四季らしいなぁと思っている。
どう、星を輝かせるか。花を咲かせるか。そこに目が行き過ぎて、自分と仲間が疎かになる。
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彼が一演劇人として、一つの花としてしっかり咲ききることが、過剰に”外”に対応しギクシャクしている現華桜会がより良くなるための、大事なステップな気はする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
教育を気にかけ、上に立つ意味を考え続ける四季は本当に優しいし、立派なんだけどね…でも君は、教師じゃなくて役者なのよ、やっぱり。
夢の中で、四季はあの倉庫…四季と冬沢が”俺達”でいられる場所に帰還する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
主席の地位をめぐる複雑な思いが、冬沢の視線を逸らさせる。そこは、俺が立つはずの場所。損な思いを跳ね返すほどに、四季の光は強く、冬沢もその輝きを確かに見ていた。
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ガラじゃないと言いつつ、玉座に立って自分の居場所を奪った四季。それが嫉妬や憎悪の闇ではなく、才気と理想の輝きに満ちていた時代。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
それはもう、想い出の中にしか無いのか。ガラス越し、一緒に見た広い世界は夢でしか無いのか。
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二人が想い出に共有する改革は、あくまでガラス越しの夢でしか無いとも取れるし、ガラスをぶち破る困難はあっても、確かに理想は共有されていた、とも取れるシーケンスである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
俺冬沢くんの巨大感情好きなので、拗らせに拗らせた挙げ句愛で突破する柊先輩ルート、期待したいね。
(ガラス越しに何かを見つける、というのは、決別に傷ついた冬沢の陰りを見る星谷にも共通のモチーフである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
星谷は拗らせまくった年上世代を、イノセントな眼で見つけたもので変化させていく触媒系主人公だ。
それにはまず見る。そして飛び込む。攻略準備万端!)
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赤い夢から覚めた四季を、春と夏の仲間が見守る。入夏先輩は特に明るく振る舞って間を繋ごうとしてて、頼もしいくも痛ましい…んだが、あくまで二人は影法師。揺らぐ現状に、決定打を打てないままである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
かけられたジャケットは華桜会の重責、外面の鎧か。
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四季が主席としての対外責務を果たしている時、彼はジャケットを着続けている。2年組のように、私服や練習着になるシーンはほぼ無い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
あるとすれば、無邪気を特質とする星谷の前だけだ。
後に続く冬沢との対面シーンでも、彼はジャケットを脱がず、主席の立場から降りれない。
適切にジャケットを脱いで、カンパニーに素肌の自分を見せることが断絶を乗り越えるためには必須なのだが、今はその段階ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
休息は一時のもので、ジャケットはあくまで一時預かりである。四季は王と革命家、二つの外面に揺れつつ、”四季斗真”を見せきれないまま走る。
その鎧を分厚く着込む必要が、冬沢という憎まれ役を失った華桜会主席にはある、つーことでもあろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
失って初めて分かる厳しさ、それを自分に届かせないよう頑張ってくれたありがたさを、四季は見落としていない。
だが感謝を伝える真摯さ(あるいは器用さ)は持ち合わせていなくて、どうにもすれ違う
今回は現状のままだと、華桜会がどう失敗し分裂していくかを描くエピソードである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
みんなお互いを思っているのに、それを伝えられない。サンドウィッチは食べてもらえないし、すれ違いは加速していく。
どうにかしなきゃいけないが、このままではどうにもならない。そこで、主役の出番となる…のか?
その一端として、幼馴染コンビ図書館の決闘である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
背中合わせ、一度も視線が合わないアングルがバチッと決まり、緊張感があった。
千秋もまた、優秀な幼馴染にコンプレックスを抱いている。光と憧れた相手が、自分を見下していると思い込んでいる
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それでも、どうしようもなく惹きつけられる光だから。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
千秋は冬沢の闇を覗き込もうとして、冬沢は視線を外す。背中を向ける。
四季にこじれた感情を持つ冬沢が、千秋が至近距離で肥大化させてるコンプレックスには気づかない(あるいは、見て見ぬ振りをする)のは皮肉で、納得もする。
主席を蹴っ飛ばされた辺りから、冬沢のプライドはズタズタで。王様になれると信じていた幼さが傷になって、自己評価がかなり下がっているんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
となると、自分を信じて苦言を呈する幼馴染の期待も重い。マトモに見据えれば感情がグチャグチャになるので、クールに見ないふりもする。
そのスカシが腹立たしいから、千秋もまた思いを発火させ、断絶が加速していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
新しく出会ったからこそ傷が深い、四季と冬沢の関係。
昔をお互いよく知るからこそ、歩み寄れない冬沢と千秋。
才能、外面、承認、受容。混沌なる思いを載せて、戦車が走っていく。
良いぞ…青春の獣達が走り出した…。
スタミュのお歌は、通常空間では吐き出せない思いや関係性を、特殊なシーケンスに押し上げて視聴者に見せる。かなり大事なストーリーパートである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
全てが輝いていて、王様にだってなれると思っていた幼い時代。それを共有すればこそ、冬と秋は背中合わせである。
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『お花畑で半ズボンマジやめろ!(歓喜)』って感じだけども、フルカラーの幼年期は見事に埋葬され、セピアに染まった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
高い塔に不安定に立つ憧れを、千秋は見つめ、冬沢は蹴落とされる。み、見返り視線の重力が強い…。
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劣等感に沈み込む冬沢を挟んで、背中合わせの三角形。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
このバランスから抜け出せないまま、誰が深海に手を伸ばすのか。
あの時高い場所から手を伸ばしてくれたお前が、今は遠い。光はあくまで遠い舞台の上、今の俺達には届かない。
千秋くん…”激重”じゃん…
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あんなに一緒だったのに、夕暮れははもう違う色。(年寄りはすれ違う巨大感情に出会うと、鳴き声のようにSEED主題歌を囁きだす習性があります)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
千秋の軽蔑と期待を込めた視線を、冬沢は背中で受け流し、瞳を隠して自分を守る。これまでと同じ、拒絶の闇色。
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ここ、千秋自身も冬沢(に反射する、自分のコンプレックス)を真っ直ぐ見れていないところが、最高に拗らせてて最高なんだよなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
絡みに絡んだ思いの糸が、お互いを強く縛り付けて動かさない。どうにもならない自縄自縛は、行き着く所まで行くしか無い。良いじゃん地獄じゃん。
閉ざされた冬沢の視線はあくまで自分自身の憧れ(であり、嫉妬と憎悪の対象)に向いている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
あのときと同じように、赤く染まる世界で。一時の休息を終えた王を、冬沢は向かい入れる。
離別のための合流。脱がれていたジャケットは、再び装着される。
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主席である四季が後ろに下がり、冬沢が前に出る歩み。実務では圧倒的に優秀な補佐役を、四季だってありがたく思っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
でも胸を高鳴らせる思いは蘇ってしまった。夢を諦める方法なんて、やっぱり知らないのだ。たとえ、共に背中を向けることになっても。
決別のシーンで、あの時5つの花をお互いに届けた枝が映るのマジ天才だな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
四季はあの桜を栞にするくらい、クソ重感情で華桜会の絆を大事にしてんだけども、その思いがホント伝わらない。
あの枝に賭けた思いは捻れた道を通って、かつての憧れへの対立、決別を生む。人生、ままならないね。
時は過ぎ行き、咲いていた花も散る。しかし大事に守れば、鮮やかな色彩を保ちもする。そしてそれは、ひっそり栞に隠すだけじゃ伝わらない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
”桜”を軸にした時間と思いの乱舞が、上手く切り取られたエピソードだと思う。
星谷ー! 無敵の主人公力でなんとかしてくださいよー!!! って感じ。
自分の居場所を蹴り飛ばし、主席に輝いた男への羨望と嫉妬。強すぎるスポットライトは、鬱屈の闇を生む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
お前を守りたいから、対面に拘った。硬直してでも、叶えたい夢があった。それは俺達の野心であって、誰かのための博愛じゃない。
俺達は脇役じゃない。
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四季は主席として”みんな”を大事にしたくて、冬沢は新しい伝説を生み出す”俺達”に拘ってる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
愛情の力点が違う(と思いこんでいる)がゆえのすれ違いなのだな…そこに折られた鼻っ柱と、愛憎半ばする感情が絡むと。うわー、ネットネトじゃん。好物じゃん。
かくして冬沢は決別を、四季は対立を望む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
重たすぎるコンプレックスに背中を向け、全部なかったことにしたい冬沢と、あくまで真っ直ぐ仲間に向き合いたい(たとえ殴り合いでも)四季の対比が面白い。
図式としてはマッチョとウィンプよね、この二人。冬沢が弱虫。
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背中合わせの距離感を、グイッと引き寄せ対立に持ってったことは、果たして嵐の予感か、変革の予兆か。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
花が散り落葉舞う学園で、華桜会分裂。
OPセレモニー参加がOKでて、のんきに喜ぶ2年生がある意味道化な、激重ねっとり感情絵巻となりました。
うーむ、大満足ッ!
秋冬四季の三角形はマジで拗らせていて、このままだと自縄自縛でどうにもならない。外部からの介入がどうしても必要な状況を、どっしり重たいカメラワークで切り取るエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
こうして内面を丁寧に掘り下げ、キャラを縛る桎梏を活写しておくと、そこに風穴開ける星谷の仕事も鮮明になるね。
サブプロットとして、過去(そして現在進行系)の王と補佐役に重ねるように、team柊の軽い溝も描かれました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
こっちはまぁ、基本人間が良い奴らなんでスルスルと解決しそうではあるが。
イヤでも、涼しい顔の申渡からも巨大感情飛び出して、全然おかしくない状況だからな…油断はできねぇ。
”みんな”←四季←冬沢←千秋と、一方通行の視線が複雑に絡むこの対立。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年8月19日
優しさの使い方がサーッパリわからない、ギザギザハートの華桜会は一体どこに転がっていくのか。身軽な立場の2年坊主は、この沼にどう分け入っていくのか。
感情の嵐が唸る、スタミュ三期後半戦。マージで面白い。来週も楽しみ。