続けて第12話ッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
開幕オルゴールは、確実に死んでるムードだな…。サブタイが『妹全滅! 俺はお兄ちゃんだった!』になってもおかしくない。(おかしい)
すげー久々のメール。よく見ると、アドレスで既にネタバレしてんのね。
フラフラと潜水艦に引き寄せられる航の、洒落にならない入水ムードからウニ踏みつけ、そして喋る。無印トンチキ展開の真骨頂である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
『一家全滅して海産物』って、サザエさん最終回都市伝説のオマージュなのかなぁ…。
つーわけで、どっこいたくましく生きてました妹たち。サバイバル衣装も多種多様
航の絶望の象徴だった『片足だけ素足』を、妹が直してくれる。こういう演出のキレは好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
鍵がかかってなかったら、誰もいない家でも余裕で侵入。異形のサバイバビリティが唸る。
20年前でも”平凡パンチ”のパロは通じにくかったろうに…。
妹とサバイバル体験を最大限楽しめるよう、誂えたように発見された”丁度いい文明”。プロミスドアイランドそれ自体の戯画、作品全体の不自然さの凝縮である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
倫理面での問題点を、いつものように流されて突破する航。だんだんこの島の流儀に適応してる感じがする。
常識的な問を全て踏み倒して、アッパーテンションなイベントにだけ踏み込む。構造的に、実は第11話と同じ流れ。場所が変わっても、妹は妹。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
ここで可憐の表情を見て、あえて流れに乗ることにするのは第3話を引き受けた形か。たまにいいブリッジかけるな子のアニメ…。
木で作ったSOSが大雪山SOS遭難事件とそっくりなの、マジで底意地悪いなとずっと思ってる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
マミだけ泥臭いサバイバビリティあるの、プラスティックなヒロインとの対比で面白いなやっぱ。
そして生身の不安を、”妹”で唯一投げる咲耶。長女だなぁ…。そして今度は嘘泣きじゃないっつーネ。
ここの咲耶とのやり取りは、ずーっとプラスティックなシーンが続いていただけによく刺さる。航が”兄”になる決定的なイベント、その一つだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
そして咲耶に続いて、千影も歪な重力を出してくる。この子ファッション中二病じゃなくて、ガチ中のガチだしなぁ…。
年長二人、インモラルに見える咲耶が常識的で、静かな千影がその実黒い炎を胸に宿してる所、面白いんだよなぁ…長女と次女って感じする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
静止した波が動き出す。オカルティックで前衛的な演出、キマるところではキマるのが無印。すぐ予算が尽きて、統一してはやれないけど。
場所が変わっても、風鈴は鳴る。妹さえいれば、なんとか生きていける。航もすっかり”兄”になった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
この演出成立させるために、過去話でチリチリ鳴らしてたわけだね。
妹とペアルックになる航。異質な存在である特権を剥奪され、その状況を是とする意志が加速していく。
んで、鞠絵の貝ネタも回収、と。ウニに引きずられがちだが、シリーズ全体の要素を拾っていく意味合いでは、一番良く出来た回かもしれん。航の変化も見えやすいし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
鞠絵と相対してる時が、一番ギャルゲ主人公っぽいな航。
へー、弱者には優しく出来るんだ…(”ブルージャイアント”っ面)
響き渡る、幾度目かの『そんなバカな!』
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
つーわけで、命のかかった遭難は安全なバカンスでした、というお話。
無印全体の構造を戯画化するお話を、クール折返しに置く構成はなかなかいいと思う。まぁこの直後、監督変わって方向転換するけど。
麦わら帽子の女の子の伏線なども貼り、なかなか自然に”兄”やれてる航を写し。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年9月20日
第11話の空疎さに比べると、みっしり中身のある(これでもあるんだよ!)エピソードだった。
やっぱ航が主体的に、前に進んでる話のほうが、見てて楽だわな。