それでは、シスプリリピュア第10話”鞠絵”の実況感想でございます。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月14日
今回のコアスタッフは宮崎なぎさ。このリピュアの監督であり、別名二宮ハルカ。最近は絵コンテ仕事が多い。
初手裸眼。『メガネキャラとしてそれで良いのか』という出だしだが、作画が良い…。
療養生活の無力感がみっしり染み付いている鞠絵。クラいキャラである。そこが好き。あとミカエルいるし…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月14日
溢れる感情、バケツから溢れる水。結構真っ直ぐな比喩表現を使う。そしてそれは、身体を蝕み焼くのだ。
なんかエロい独白だが、鞠絵はガチ病身なのでシャレになってない。
真っ白な世界。黒い空。どう考えても渡ってるよな…”三途”…。足元だけに色づく季節も、秋から冬へ。患者のバイタルがヤバいッ!!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月14日
風の前の塵のように、かき消える命。流れる涙は”兄上様”が吹きちらしてくれる。鞠絵はブラコンなってもしゃーないとおもう。”死”が身近すぎる…。
そして雪の世界は消えて、ピンクに色づいた春が来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月14日
リピュアで切り取られる妹の慕情にも、年代や個性に応じたグラデーションがあるわけだが、鞠絵の場合は明瞭に”恋”である。それは性と生に繋がっているのだ。
しかし山本佐和子作画の鞠絵、ど真ん中に美少女だな…。黒髪の”艶”が凄い。
夏は現実世界にあるので、死と生の世界では描かれないわけだな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月14日
というわけで、アコースティックな”守りたい人がいて”のムードをしっかり掴まえた、生きるか死ぬかの瀬戸際回。かなりガッツリ死にかけるので、よく記憶に刺さっている。
イマージュが強く、映像詩という側面が強く出た仕上がりだ
年へて見直してみると、当時はキャラ属性の一つでしかなかった若い病身が痛ましく、キャラ萌えとか妹萌えとは違うところを抉られる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年10月14日
サナトリウムに縛り付けられている焦燥とか無力感とか、綺麗な描画にしっかり焼き付けてあって、結構情念フィルムだな、と思った。好きだなこの回…。