SSSS.DYNAZENONを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
蓬たちダイナゼノンクルーに、打ち込まれた楔。
怪獣優成思想とガウマが抱える五千年の因縁に、イマドキキッズの心は追いついていかない。
怪獣による破壊を日常の一部と取り込み、流れていく時。
僕らの”今”は、一体何処にあるのか。
アキレスは、亀に追いつけない。
そんな感じの玩具の国の冒険譚、ダイナゼノン第三話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
勢いで流してきたお話の背景、ガウマが戦う理由を蓬達が問いただし、大事な休符を一つ入れる感じのエピソードである。
相変わらず体温の低い、生っぽい学生ライフと熱血怪獣特撮が混じり合わずに併存し、働きかけて合体していく。
何も歩み寄らないほど冷酷ではなく、無条件に熱血できるほどアツくもない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
二話までで醸造した蓬&夢芽の空気感が、怪獣がいる(這い出してきてしまった)現実の非現実をどう食べていくか、ガウマをどう受け入れていくかを描くエピソードだったのかな、と思う。
侵略者はなんかスルッと懐に入ってきて、敬語で関係構築を促す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
しかし野次馬は爆ぜ街は壊れ、敵は微塵に砕かれた後何もなかったかのように戻ってくる。
それがシュールなギャグなのか、理屈に支えられたもう一つのリアルなのか。
いまいち判然としないまま、蓬達はダイナゼノンへのシンクロしていく
ガウマが代表するアツく古い物語に、蓬が背負う今っぽさが歩み寄っていく歩調は何処か奇妙で、ザリザリした違和感が残り、だからこそ心地いい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
なんかしっくりこない、汚れまみれの僕らの”今”が、怪獣と出会うことでどう変わっていくのか。
自分がこのアニメを見る軸を、もう一回確認する話だった。
前回のヒキを直接受け止める形で、怪獣優成思想とガウマの衝突…から、どーも置いていかれてる現代っ子を画面は切り取っていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
お互いを”裏切り者”と罵り合う、5000年前からの訪問者の距離は遠い…が、共に戦う仲間が近いかと言われれば、そんなことはない
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/93Lsg7PnMq
ガウマと蓬たち、あるいは蓬と夢芽と暦の間にも、なんか埋まりきらない距離がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
お互い事情もよく知らないまま、巨大ロボットの選ばれしパイロットになってしまった女の子達、あるいはその縁者。
超越的なロボ戦闘と彼女達の日常は切れておらず、だからこそ在り来たりの遠さも維持される。
学校に行かない自分を語るちせも、それを聴く夢芽も、視線が何処に向いてるかは描写されない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
姉の遺品であるアンクを弄び(あるいはすがり)ながら、友達とも戦友ともいい切れない奇妙な距離感で、人間と人間、人間と怪獣使いは向き合っている。
ここの肌感覚は、独特でやっぱりイイ。
ドラマが転がる狭間を繋ぐように、描写される倫理の授業。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
ギリシャ哲学を扱い続けてる(第1話がストア派とエピクロス派、第2話がアキレスと亀、第3話が静止する矢)のは、この作品がダイナ”ゼノン”だからだろうか?
ゼノンは空間と時間、永遠と一瞬の関係を考え続けた哲学者だ。
常識から隔離された、5000年前の御伽噺。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
引きこもり、居づらい家、バイトに思春期と、非常に生っぽい”今”を切り取った学生たち。
ガウマとそれ以外を取り巻く時間と価値観は奇妙にズレていて、しかし捻れて繋がってもいる。
話は通じるし、ガウマのほうが人として正しい論を取り回すことも多い。
しかし確かに何かがズレていて、それを埋めなければ作品が描くべき”今”も、その背景にある5000年の因縁も、しっくりハマっては来ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
今回のお話はそのズレを認識し、細かく埋めていく物語…その端緒なのかも知れない。
非-怪獣使いが自我の殻を強く持ちつつ、結構素直なのが面白い調整。
怪獣優成思想に不和の種を投げ込まれつつ、蓬の日常にはバイトがあり続ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
袖擦りあい、嘘つき少女の複雑な事情を知ってしまった歩みが止まることもない。
夢芽ちゃんが想定よりアクティブに、過去と死に切り込んでいく姿勢に巻き込まれて…
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/Pn4jPhnahz
蓬は他人の事情に、そこに宿ってる繊細な思いに寄り添っていくことになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
携帯越し、怪獣ニュースに視線を向ける”普通の”友達とは共有できない、放課後のヒミツ。
ダイナゼノンクルーであることが、たしかに二人の距離を縮めてはいる。
しかしそれより、蓬はアンクの鳴る音をよく聴いている感じだ。
気にかけつつも踏み込みはしない、半煮えで何処か心地良い距離感は、蓬を見守る友人にも共通している。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
この今っぽい空気感は、大声で叫び大袈裟に振る舞うガウマにはない…と、この話数までは描写されてきた。
しかし怪獣使いも、思いの外ナイーブで僕らに近いと、今回分かってくる。
ジュウガは凄く沸点の低い自然さで、蓬を当たり前に勧誘し、『バイトで忙しいから…』と断られる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
夢芽ちゃんも鳴衣ちゃんの体重を受け止めてるときは、ミステリアス少女の鎧を脱いで、無防備な自然体を晒す。
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/jE9UzISpdX
カラフルなビールケースがそれぞれの立ち位置を示す、暦と稲本さんの再開。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
発熱した初恋に複雑な心境を寄せる、ちせの柔らかな肩甲骨。
それぞれの日常は個別に動き回り、奇妙に連動もしている。
ここが噛み合った時、どんなドラマが動き出すのか。物語の歯車は、心地よい前駆を刻みだしている。
暦はヒキってる現状を、結婚して大人になってしまった同級生に隠す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
”今は”彼女いない、”今は”ダイナゼノンがある。
そうやって縁取られる現在に、一体何が埋まっているのか。
それを熱く強く吠えられる土台みたいなものが、非-怪獣使いにはない。
あるいは手に入れるために、夢芽ちゃんはお姉ちゃんの死…と繋がった、屈折した自分の”今”に本腰を入れ始めているのかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
蓬はそれに引っ張られる形で、彼自身の物語を駆動させつつある。
暦はちせと、静止した現在を歩き続けるのだろうか? それとも、初恋と再開して、矢は動き出したのか?
それは次回以降としても、非-怪獣使いの四人は噛み合わないなり連絡を取り、現状を共有・確認していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
真正面から向き合う圧力に絶えきれず、暦が視線を駐車場に逃がすのが、生っぽくて好きだ。
蓬も夢芽ちゃんも、結構キッチリ対峙できるからな…。
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/j6Kp2wpuRg
ここまで人間として向き合うべき正しさ、あるいは怪獣が存在してしまっている現実に正面から退治していたガウマは、今回5000年の時間と秘密を抱えて、遠い場所にいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
鉄塔に立った怪獣優成思想と、ブルーシート越しに人間と向き合うガウマの距離は、そこまで変わらない。
差し出されたたまごサンドの代わりに、そこらへんにいるカニをバリバリ食い散らかし、ガウマは異物たるヤバさを表に出してくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
そらー、四人組も色々不審に思うわなぁ、という書き方である。
その癖、作業服来て交通整理はする。怪獣がいない日常にも、ガウマは馴染んでいる。
あるいは当たり前の態度を着込んで、日常を侵略してくる。ここら辺は、フツーにマトモに接触してきたジュウガと同じか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
そんな態度を取られても、街がぶっ壊れ巨大ロボットが動いた現実、それを怪獣使いが連れてきた因果は動かない。
近づけば良いのか、距離をとってサヨナラすれば良いのか。
判然としない間合いを維持したまま、ガウマはバイトに行く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
この立ち回りは怪獣のいる日常から、蓬が距離を作る時と同じであり、今回の話しがガウマが蓬的に、蓬がガウマ的になる反転のエピソードだ、と言えるかも知れない。
お互いの”らしさ”を窃盗することで、否応なく距離は近づいていく。
オニジャの侵食を受けて怪獣は暴力兵器として目覚め、野次馬は多分死んでいる。悲鳴は聞こえるが、死体は描写されない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
オモチャなダイナゼノンがスーパーロボットになるための、大事な舞台。それが生み出すリアルな傷は、怪獣使いの視線には入らない。
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/xb9LRaKvD2
しかし夢芽ちゃんは、前回自分の足で歩み、自分の目で確かめた惨劇をよく覚えている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
通知表へのダメージを冷静に計算しつつ、誰にも言えない英雄活動で街を守ることに、少女は結構積極的だ。
不可思議で遠い印象なのに、オトコノコよりヒーロー活動に積極的な彼女が、僕は好きである。
蓬も夢芽ちゃんに引っ張られる形で、千葉まで足を伸ばしてヒーローやる決断を果たす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
人が生きて死ぬ重さ、喪失が生む傷。
蓬は夢芽ちゃんと出会い向き合う中で、彼女に引っ張られて何かを学んでいく。
それが、何もかもしっくりこない彼の”今”に、命を与えていくのか。
それも、今後転がっていく物語だろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
とりあえず目の前の暴力を止めるべく、バラバラのまま集まった四人はしかし、不格好に繋がってはいる。
巻き込まれた立場であっても、ガウマが戦う理由、自分たちが闘う意味は知りたい。
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/MzheMkgZl5
蓬はずっと抱えてた不信(それは信じたいからこそ、生まれる問いかけでもある)を緊迫した戦闘の中、ガウマに突きつける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
それは”今”じゃなきゃいけない。
地球を守る闘いと、バラバラな人間がお互いの内側を晒す当たり前の繋がりは、同じ重さを持っている。
これも、以前ガウマ自身が突きつけた。
かつてガウマが夢芽の裏切りを糾弾した時、使った正論の刃を蓬に突きつけられて、ガウマは90度腰を折ってスジを通す。僕の好きな、真っすぐで良い子のガウマくんが帰ってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
一度死に、五千年の時を飛び越えて、それでももう一度会いたい女(ひと)のために蘇る。
そんな怪獣使いのバックボーンを知ることで、合体は果たされ、ダイナゼノンは無事勝利する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
奇襲を合体解除&再変形で乗りこなし、逆に噛み砕く柔軟性すら見せる。
やっぱ大推力のロケットで吹き上がる絵面は、無条件にアガるな…。
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/hhpuBgPMsu
無重力空間で因果の逆転を語る夢芽ちゃんが余りにミステリアス美少女すぎて、『この絵面作りたかっただけだろ!』感はあるけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
彼女の歴編に隣り合ってきた蓬は、その視線に込められているものを確かに感得する。なにか凄く大事で、柔らかなものが響いていることを確かめる。
オモチャが世界を救うスーパーロボットに変わるように、輪郭しかなかった”今”に発見と意味が満たされていく変化。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
それが大事なのかなーと、今週の蓬を見ていると思う。
バイトに明け暮れる彼の物語は、まだ発火していない。だがアンクに導かれ、動き出した夢芽ちゃんの物語に引きずられて…
あるいはたまごサンドの縁が結んで、知り合ってしまった恋する怪獣使いのドラマと共鳴して、彼の物語も動き出しつつある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
新条アカネを退屈から救う物語という中心軸が、とても鮮明だった前作に比べ、群像劇としての色合い、各キャラの熱量と進行度の差が強い話…かなぁ?
ここにグチャグチャな部屋で静止してる暦の物語が、どう絡むかってのも気になるけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
つーか脇と背中がエグいちせちゃんの、従兄弟のにーちゃんへの想いがどう発火していくかも、ムッチャ目が離せねぇ…。
このままじゃHANZAIですよ山中さんッ!!
急にロボアニメ時空に巻き込まれた人間が、当然感じる当惑。大事なことを隠されている…からこそ、知りたいと思う熱量。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
そういうものを結構ストレートに叩きつける蓬の、屈折してても折り曲がってない人格が見えてきて、キャラの理解が深まる回だったと思います。
なんつうかな…ジャンルと制作スタッフとキャラデザから想起されるパッケージより、全然真っ直ぐで、でも繊細で、かなり面白い位置にキャラとテーマを置いてる感覚がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
見た目とズレてんだけど、描かれていくと『あ、そこしかないね』と納得する感じ…つうか。
この不思議で面白い歯ざわりが僕の錯覚なのか、作品がまさに描いていくものなのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
それを確認する意味でも、噛み合い出した群像の歯車を見守る意味でも、今後も見逃せない感じです。
謎は多いが、人間関係と心理の変化は停滞せず、毎話確かな手応えがある。この塩梅も、独特でイイ。
多分”死”を巡る話にもなると思うんだが、『死ぬかと思った~』とギャグ調で告げるオニジャの頚椎は、まぁ折れてる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
常識から外れた怪獣と怪獣使いは、夢芽ちゃんが囚われてる不可逆の檻からも、自由な存在なのか。
(画像は"SSSS.DYNAZENON"第3話より引用) pic.twitter.com/lnCMYstjTo
合唱コンクールに誘われた理由を、二度と聞くことは出来ない後悔を取り戻せるとしたら、少女は奇跡を願うのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
蓬と同じく、僕もそこが気になっている。
爆煙渦巻くヒロイックな闘争と同じくらい、思春期の少年が恋と死を見つめていく筆が太いの、好みの味付けだなぁ…正調ジュブナイルSF味。
ペースダウンと逆転を巧く使って、それぞれが抱える物語、動き出す予兆を見事にスケッチする回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
ここで見せた兆しを今後、どう活かしどう噛み合わせて物語を転がしていくか。
半煮えのようで妙に爽やかな、独特の風通しも相変わらず心地よく、次回が楽しみですね。
追記 別人のように見えても、それは画角の違いでしかなく、2つの顔は同じ胴体にくっついているのだ。
追記
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
蓬に見せるミステリアスな顔と、鳴衣ちゃんに見せる無防備な表情。
気風の良いバイトの先輩と、湿り気あるかつての初恋の顔を併せ持つ稲本さん。
見る人、向き合う人が変われば人間のあり方は変わるってのは、このお話に大事かもしれないね。
5000年の長さを持ちつつ、常識の外に置かれて突如来襲してきた怪獣使いの物語も、多分別角度から見れば何処かに繋がっていて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
分割していけば接触不能な点になってしまう、連続体としての時間。
ゼノンが解決不能なパラドクスを設立したのは、考え方の枠組み…論理数学の知見が足らなかったからだ。
運動し連動しているはずなのに孤立していると、”今”を捉えているナイーブな視線。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
それがパラドクスから解き放たれて、一繋がりに動き出すまでの物語なのかなぁと、個人的には現状受け止めている。
蓬たち個人のありふれた人生が動く音と、怪獣使い達のデカくて遠い闘いは多分、今後噛み合っていく。
そのためのキックスタートとして、蓬の結構熱くて真っ直ぐな(今までのガウマ的な)問いかけと、そこにピシッと答えるガウマくんがあるのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
やっぱガウマくんが屈折せず、自分と世界に背筋伸ばしてる姿を見ると心が暖かくなるな、僕は。
第2話までは、それは自律的な運動だった。
しかしガウマくんにも過去があり、因縁と情がある。怪獣使いも、厄介な人間なのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年4月16日
複雑な隘路に囚われそうになった時、彼を本道に戻したのは蓬…かつて彼が縁もないのに怒り、夢芽ちゃんとの縁を繋いだ少年だった。
そんな風に混じり合いながら、”今”が動き出す。変わっていく。多分、そういう話