イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2005-05-25から1日間の記事一覧

倫理思想の世界

川島秀一、晃洋書房。ギリシアから宗教改革までの倫理思想の変遷を追いかけた教科書的な本。良く纏まっていて文章も理解しやすい。全体を貫く批判的な視点もあり、面白く読めた。

しおんの王 2

安藤滋郎、講談社。今一番激アツな女流将棋漫画。今回はキャラクター安定編というか、登場人物がめらめらしだしてよかった。そしてしおんはかわいい。この作画の人の絵は親父もお兄さんもいいんですが、やっぱり女の子が可愛い。絵がいい漫画はいい漫画。三…

自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門

森村進、講談社現代選書。個人を最大限に重視し、「大きなもの」である政府や司法の解体まで視野に入れる政治態度についての本。筆致や視点、資料の読み込みなどは非常によく出来ているのだがリバタリアニズム自身には疑問符。市場経済をそこまで信用してい…