イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門

森村進講談社現代選書。個人を最大限に重視し、「大きなもの」である政府や司法の解体まで視野に入れる政治態度についての本。筆致や視点、資料の読み込みなどは非常によく出来ているのだがリバタリアニズム自身には疑問符。市場経済をそこまで信用していいのかな、とか、個人ってそんなに尊重するべきものか、とか。疑問を抱ける、ていうのは解るようにかけてる、ということだと思うのでいい本。