というわけで平日暇な生き物どもが集まり、田中君を歓待の方向性です。たーのしーな。
シナリオ：ネヴァーランド動乱 RL：田中君 システム：N◎VA−D
赤目君：”撃風”狗狼・ブラストウィンド：２０歳男性：イヌ◎●チャクラ、カタナ ケルビムの捜査官。実直な性格で、槍術を得意とする。 紹介文は短いが、中身は鬼のようにかっこよかった。オレの妄言を拾って三倍に返す赤目マニューバ。凄かったぜ。
OKINAさん：”ブラストウィンド”マーティン・谷崎：２６歳男性：トーキー◎ミストレス●タタラ 南米最強の指揮官にして兵士であったが、死しか生まない銃弾に飽き果ててカメラを握ったオカマ。オカマだけどとても優しいよ！！ 「オカマやりたいんすよね」というOKINAさん本能の叫びが、当日作った適当なキャラにインストール。チープ感を出そうと、名前はサタスペの表振りました。が、エクスポーズのゲロ吐くほどのかっこよさ、全体的なマニューバ、かつての兵振りとパーフェクト。すげぇ。
オレ：”ピエール・ジュモーの恋人”ドーラ：外見７歳女性：カブト◎●アヤカシ、カブトワリ １８世紀フランスにて、当代随一の人形師にアルドラ女大公が作成させた生き人形。が、人形師は目録にも載せられぬ、名前も付けられぬ異形の人形を愛し、生涯手放さなかったという。人形師の死後、女大公の庇護を受けながら世界を渡り歩き、二次大戦終戦時、打ち捨てられた四百ミリ列車砲ドーラの残骸と融合する。ニューロエイジにおいては、４０ミリサイボーグカノンに形を変えたドーラを使いこなし、人間物品を問わずに「壊れ、役立たずになること」を嫌い、防ぐ生き様を選んでいる。
はい、設定長いですね。ローゼン病ですね。でもカブトキーにしたので、相当まっとうに動けてよかった良かった。けだるげな人外ロリマニューバを思う存分取り大満足であります。しかし魔器一グスタフガンフーはつえええなぁ。ダメージ８０開始て。
キャスト間コネの段階でマーティンとは元バディ、狗狼は子供時代から見守ってきた、と永世者っつら。狗狼とマーティンはオレがほざいた「ブラストウィンドの名前は、マーティンの本名と一緒に戦場に捨ててきたんですよ！ それを狗狼が憧れてつけたんですよ！」という妄言を「じゃあそれで」で採用。
煮える素地を準備し、あえてシンプルなシナリオを素材に、三人という少ない人数ゆえに、ガッチガチに煮えて煮えて煮えまくるセッション開始。おのおののスタイルをむき出しにし、いや、吠えた吠えた、楽しかった。かなり煮込まれた温度の高いセッションでしたよ。大満足。オレタチカッコイー。
シナリオ：愛に時間を ＧＭ:赤目君 システム：ナイト・ウィザード
田中君：”戦場の老蛇”禍峰ダンテ：８０歳男性：強化人間
魔界の貴族であったが、人と争う魔の宿命に嫌気が差して出奔。現在は人間サイドでグレネードランチャーを使いこなす。
ＯＫＩＮＡさん：”ヘルメスの魔女”禍峰ベアトリーチェ：８０歳男性：転生者
ダンテの妹にして影武者。兄と共に逃げ出すも、道化の神ロキの陰謀により時空を彷徨い、魔王と戦う宿命を背負うはめに。魔界の甲冑とヘルメスの杖を使いこなす。
オレ：”駄犬”海江田アンリ：１６歳男性：大いなるもの
普段はだらけた肌の浅黒い高校生。実は悪神・アンリマユの転生体。かなり神様っぽくない。
さて、紹介文は一見まともですね。ええ、大惨事でした。
ジジイ（ダンテのこと）はとにかくグレネードランチャーぶっ放しては「スタイリッシュ！」「レッドオーブがたまったぜ！」とかの寝言を連発。ババア（トリッシュのこと）は完全に耄碌してて、電磁カタパルトで宇宙に射出されるときにイヌを連れてきてミンチにかえるは、ヘルメスの杖を流れの構えで取った、と思ったら突き出したり、コンサバマヌカン服を着て頬を赤らめたり、妄言炸裂。オレは見てのとおりアヴェンジャーのコピペで、ライフパスで取った妹に臆面もなく「カレン」とつけたり、えんえん台詞をコピペしたり、駄犬ブリを悪い方向で発揮したりと大迷走。
シナリオも相当に大惨事でしたが、キャラクターどものほうがヤバキチ。データは三人なので、死にたくなかった僕が色々考えてガチに組み上げ、強いのも良くなかった。トラップは実力を持って吹き飛ばし、ラスボスは行動する前に弱点を見抜いて瞬殺。思う存分シナリオを陵辱しきりました。人、それをグデという。
久々の大惨事でしたが、もっそい楽しかったです。一本目がキメの最高峰なら、二本目はグデの最高峰ということで。でも、どっちも楽しい。楽しいことはとても大切で、ＴＲＰＧってのは楽しいことが一番です。いいセッションだった。
