イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

キャンペーンだ!

というわけでオレのルーズなタイムコントロールで時間が押す中、大急ぎでブライトナイffの構えを取る一堂。TRPGグループカッツェはアルシャードffを熱烈に応援しています。
シナリオタイトル:ブライトナイトff第一話『その名はブライトナイト』 システム:アルシャードff マスター:田中君
赤目君:ジーン・ジャニス:16歳男性:ブライトナイト1ファイター1ハンター1 帝国西方辺境、ファーランドヒルにすむ少年。好奇心と正義感は人一倍ながら、いまだ外の世界を知らないキラキラした瞳の持ち主。帝国の最新人型戦死者、ブライトナイトと、とある少女との出会いにより運命の渦中に投げ込まれることになる。もちろん額にゴーグルをつけている。 赤目君、久々の得意玉、真ん中まっすぐ超高速のストレートです。イスカ以来かな、PC1はもしかして。赤目君はもともとPC1に圧倒的な適正を示す人間なのですが、PC3〜PC5あたりのビッグナンバーの動きをきっちり抑え、今PC1街道に復帰。スピードも切れもコントロールもタイミングも、一段と増した真っ直ぐでした。完璧です。
シェンツさん:ミーカール・ロブライゼ:19歳男性;ブライトナイト1エレメンタラー1ーソーサラー1 精霊人として切子の瞳を持って生まれ、忌み子として母ともども放逐された帝国貴族出身者。母への愛情と父への復讐心を原動力にカバラを学び、軍務枢機卿マクシミリアンに見出されてOKRAの監査官に。父を処断するも復讐の蜜は苦く、母は心の平静を失う。己の過ちに気付くも過去は戻らず、現状を変える力を求めて教会直轄の特殊部隊ヴァーチャーズへと転属する。それが運命の始まりだとも知らず。 というわけでジーンがスーパー系主人公ならば正しく90年代リアル系主人公。暗くて欝くてうじうじ悩む、だがそれが心地いい。ビバロボットアニメ。「PC間コネですが。ジーンとはかつての親友ですよ」という完璧なムーブをノータイムで出したり、とりあえずパーティーアタック(茶番)を率先して演出したり。いや、パーフェクトでございました。
OKINAさん:"灰使い"ウォルド:40歳男性:オラクル3 存在するはずのない男性のオラクル。何の問題もなく平々凡々と暮らしていたが、オラクルであった妻と娘を帝国のオラクル狩りによって失い、人生急転直下。しかしその遺灰がウォルドに新しい道を示し、クエスターとしての道を知る。シャードでもある灰は普段マントに文様として擬態してあるが、オラクルの力をルーンに託して刻むとき、ひとりでに動き力ある文字を描く。 と、いうわけでいきなり少年時空から年齢が引きあがります。「ワキです」とハンドアウトに書いてある立ち居地に、完璧なワキを提示。そして禁じ手である男性オラクルをここまでかっこよくやったのはすごいなぁ。かっこよさと渋さの両輪でアクトを大車輪回転。素晴らしい。
浅間さん:ルイス・アーヴィング:26誌男性:ファイター1ミッショナール1 元帝国軍付け従軍牧師。"黒の森掃討作戦"におけるヴァーチャーズの独断専行が原因で一度死に、カバラ技術の被検体として絶望的な実験を潜り抜け、生きる力を得る。ラフでタフな神父さんとしてファーランドヒルに駐留していたが、そこにヴァーチャーズが訪れたことにより再び過去と向き合うことに。シャードを動力源として動いており、絶対神罰兵器"シュバルツ"を操るガンナー。 アルシャキャンペーンのPC5が「キャンペーン全体を別角度から見つめて〆る」位置なのは毎回のことですが、今回はアヴェンジャー枠。といいながら、力強く奥歯を噛み締めるハイブリッド・ミッショナール爆誕。軽すぎず重すぎず、そしてたっぷりの熱をこめたムーブは非常にグッド。ポジション取りも最適でした。
オレ:"無貌の月(ムーンスライダー)"サリエル:外見27歳女性型:ヴァルキリー2パンツァーリッター1 ラグナロクにおいて、"新しき神"デウス・エキス・マッキーナの尖兵として戦い抜いた古い天使。人の世をひそかに生き抜き、人と共に暮らす珍しいタイプの天使であった。帝国の軍拡と共に、その能力を特殊任務に生かすことに。カバラ技術とレリクス技術の融合した高機動型フライトユニットと、量子観測能力による武装の『取り出し・送り込み』を活用した攻防一体のユニットとして、数々の特秘任務に参加。
帝国の送り出した第四次奈落調査隊に守護者として同行するも、調査隊は奈落の浸食を受け壊滅。生き残りを帝国に帰すべく単機で遅延戦線を構築、生存者の奈落脱出を成功させる。が、帝国上層部は機関車を奈落に汚染されたクリーチャーとして銃殺、サリエル自身も機械神の加護を失った堕天使として追放される。逃亡生活の後、GM社の"剃刀"パトリック・ウォンに拾われ、秘書兼ブラックオプスとしてGM社の特秘任務に身を投じることになる。

いや、あのですね。

ブラナイff、マジ面白いんですけど。
とりあえずハンドアウトをよく読みこみ、夢いっぱいマンチいっぱいのキャラクターが勢ぞろい。こいつぁ面白くなるワイ、と思っていましたが、シナリオにちりばめられた僕たちのダイスッキなロボット味がシーンの隙間からあふれるあふれる。PLがげらげら笑いながら拾う拾う。みんなスパロボダイスッキだからね! 延々笑いながら、今まで食ったロボット飯成分を大量に吐き出し、煮えたり抜いたり煮えたり煮えたり、とにかくテンション高く一気に駆け抜けた第一話でした。
もう完璧なキャンペーン第一話で、「これからどうなるんだろう?」「こいつら何なんだろう?」「これからどうしようか?」という大量の?マーク=期待と希望を胸いっぱいにあふれさせてくれるネタで満載でした。このシナリオはすごい。出来ないスパロボネタがなかった。そのくせきっちり腰の深い話になっているので、そこの掘り込みもみんなやれた。んー、グッド。ffのシナリオ集はホントにすごいなぁ。
オラはサリエル+女アーチャー+眼鏡で邪眼を隠してるライダー+V2アサルトガンダム少女というあからさまに過積載な生き物を投入。ウォルドと大人連合を組みつつ、熱のある直球を投げるウォルドと、シニカルなムーブで対比を狙ってみました。常に皮肉を忘れず、片唇を吊り上げるアーチャースマイルを振り回しながら、Yシャツネクタイスラックス眼鏡ナオンという性的ファンタGも過積載な生き物。大丈夫なのか。大丈夫だろうたぶん。
データ的には以前使ったバロールの発展完成系で、ハンドアウトテンプレート「奈落の侵食」とギフト<堕落:放心>を悪用し、レベル3なのに回避12装甲ぶ厚めのディフェンスモードと、飛行状態+範囲攻撃+パンツァーによる能力底上げを駆使したオフェンスモードの切り替えをするデータ。とにかく放心が悪魔じみた強さで、今後は狼狽に切り替えることにします。攻撃が「こちらに」命中しないのがこんなにストレスだとは思わなかった。
ともあれげらげら笑いながら眼をキラキラさせて楽しみました。うはー、おもしろー。