イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

次はブレカナですよー

シナリオ:亡霊、三度死す システム:ブレカナ3rd GM:オレ 年代:1069
シェンツさん:ネーベル:51歳男性:イグニス=レクス=ルナ ウニオンの猛将、シャッテンビルトの右腕。老兵ながらも漆黒の投擲具による戦闘術は圧倒的であり、"霧"の異名をほしいままにする。その正体は"スローハンド"エリックの夜の騎士にして、1040年継承戦争随一の忠臣ハスバッハ家唯一の生き残り。
ザ・鍋島ブシドーの老骨、三王会戦に爆誕。そんな感じの解りやすく、そしてシナリオの骨をきっちり見切ったキャラで、夜の騎士→闇は闇へに流れるキャラクターとしてはこれ以上ないんじゃないの、と思えるほどの共有性、かっこよさ、煮えを持っておりました。マジカッコイイ。こっちの投げる戦争/政治ネタを全部打ち返す反射神経のよさはやっぱり凄いPL力だね。
ジニアさん:"白鴉"ルヴィア:18歳女性:グラディウス=ディアボルス=アダマス 魔剣を操る少女。その剣技を魔神を崇める教団やフォーゲルヴァイデ本家に狙われ、謀略の果てに悔恨を得る。今は剣の下に剣を、剣の上に剣を重ね、矛盾の塊として生きる日々。己を陥れたフォーゲルヴァイデの暗殺者を追いかけ、三王会戦の戦塵に飛び込む。
つーわけでガッツリ歴史とは関係ない枠。アダマスとしての性能のよさもさておくことながら、シナリオの本筋である歴史潮流からと多い部分を維持しつつ、自分の煮え材料はきっちり回収し、道に迷わないロールプレイ姿勢は流石。キャラクターの芯として「悔恨」を持ち続け、それを突っついてみたら煮えてくれる反応のよさもヴェリグでした。
田中君:"男爵"ミュウハウゼン:50代男性:アングルス=ステラ=ファンタスマ ほらばかり吹いているウニオンの軍師。実は魔神に呪われた身の上であり、真実を見据えるが故に嘘をつく宿命にある。三王会戦の只中にあるケルバーにて、ウニオン維持のため必死の努力を重ねる。
他の人がぎらついた、と見るや否や、割合抜きの多いキャラクターを投げることの出来るソフトな受身の取り方は田中君の持ち味かな、と思います。周りが見えてるプレイヤーは、いいプレイヤーです。そのくせシナリオのテーマが持ってる硬さ重さ太さに逆行しない、ぶっとい芯も持っている素晴らしいキャラ。グ。
浅間さん:ブロスナン:40歳男性:マーテル=ステラ=ステラ グラディウシア騎士として新派旧派骨肉の争いを体験し、ブルーダーシャフトの力を借りてその過去を捨てれば北狄大征伐にてエステルランド・ウニオンの瓦解を知る。理想ゆえに擦り切れた男がたどり着いたのは、ウニオンの"隻眼将"シャッテンビルトの元であった。
実は直前までキャラが決まっていなくて、正直ダイジョブかい、と思っていましたが。いざ出してみれば見事な戦さ人。シナリオが戦争のシナリオなので、きっちり芯を捉え、コネクションであるシャッテンビルトもいい角度で拾ってもらいました。動き始めてからの、他人が取ってない角度からのロールプレイ投擲は非常に素晴らしかったでごたる。
つーわけでブレカナオリジナル。1069年、三王会戦シナリオです。三王会戦は色んな角度から攻めれるネタなのですが、今回はシャッテンビルトが死ぬ話を作ってみました。シャッテンビルト=エリック=エーリッヒ王子がかっこいいシナリオを作ろう、という初期衝動のままに突っ走り、NPCがマウントを取ってロールプレイパンチを落とすシナリオに。
そこをきっちりかっこいいキャラで返し、ロールプレイを落とし返してきたPLには大感謝です。エピックネタやる以上はある程度NPCが上から殴ってこないとダメなんですが、リソースハックになってもだめで。かなり強めに追いかぶさったのですが、そこをきっちりかっこよさで切り返してくれたおかげで、シナリオがあったまりました。カッコイイは正義。
まぁオレのかっこいいシャッテンビルトがかっこよく駆け抜けたので大満足です。素晴らしいセッションだったなハッハッハ。
そのあとはグリル・アッキーというところでもぐもぐお肉を食べた。しっかりと詰まっていて美味しゅうございました。TRPGの話を、お久しぶりなジニアさんを中心に沢山したりした。たのしかったでお。