イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ブラック・ラグーン 7

広江礼威小学館サンデーGX(略)の一角。こっちは台詞回しが油っぽくて出てくる人たちは泥臭い、そこがかっこいい漫画でありますよ。今回はまるまるデスメイド・リターンズでありまして、話がなんだか大きくなってきましたね、ってところで終了。あんまドンパチしませんでしたが、広江先生がダイスッキなCIAが同じくろくでもない組織NSAと権益を巡って内ゲバ、という話の裏が見えてきて、ああ生ぐせえ、って感じ。
ほんま広江先生はCIAが好きすぎて困るぐらいで、最近のホリウッドでは悪のアメリカ情報組織のお株をNSAに奪われるのがダイナマイト不愉快なのか、エダっつー重要キャラをCIAサイドに配置しました。まあこの配置の時点でNSAサイドがゴミ捨て場以下の状態に追い込まれるのは眼に見えているわけですが。問題はその家庭で誰が泥飲んで誰が死ぬかっていう話ですな。
まーこれだけろくでもない世界だとすぱーんとメイン組みが死んでもおかしかないとは思いますが。色々と戻れないところにきてしまったメイド長・ザ・猟犬さんは割りと回避不能な大きさの死亡腫瘍がCTスキャンに写っている感じですね。まぁせいぜいみじめったらしく死ぬデスよ。この作品で善人面したヤツは、ヤクザのナオンしかり銀さんしかりがっつり死ぬのだ。
まぁそこらへんの油っこさと、相も変わらずの台詞のくどさが持ち味でもあり、いい加減喉にも垂れる感じでもあり、でもだからこそ止められない要因でもあり。一言で言えば好きってことですよ。