イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ヨルムンガンド 6

高橋慶太郎小学館。GXの鉄砲バンバン漫画の六巻目。前回引いたバルメの過去話と、面白殺し屋三人組の話が並列して進んで終了。両方あっさり終わったな、という印象。特にバルメの方は正直拍子抜け感もあるボスのフツー力で、そらスケアクロウ先生も逆切れするわ、って感じ。まーカレン中尉に因縁が移って、むしろ面白くなりそうなのは流石の一言。
一方、面白殺し屋三人組は全員生存。チアキは即ぶっ殺しだったのに、今回の温情判定はどういうことか。CCAT社と同じく、トリオで行動すると生存率が上がるのがこの世界のルールなんでしょうか。さておき、死亡フラグをボッ立ちさせたウゴさんが普通に生き残る、どころか今までで最大の活躍をしていて面白かった。漫画のお約束を意外なところで空かしてくるサプライズは、センスの見せ所といったところでしょうか。
六巻とまぁまぁ長めの連載になったので、キャラの過去だの内面だのに回す紙幅が出てきました。キャラのツブが立っている漫画なので、群像劇っぽく話が回りはじめて、非常に面白くなってきました。今回のヒキがアールの過去っぽかったので、そろそろトージョさんの過去話もやるのでしょう。あとワイリさん。誰にカメラが移っても面白い、とてもいい漫画だと思うデスね。