イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

はやて×ブレード 12

林家志弦集英社。百合チャンバラスポ根漫画の十二巻目。結構長くやってた気がする乱捕りが、今巻で終了。序列無視のバトル展開に、主役コンビの関係強化と盛り沢山の内容でした。あと「卒業生」という存在の扱い。思い返すと、群像劇に必要なポイントを細かく突いたな、というエピソードだったと思います。
乱捕り自体は、キャラのバトル性能を一気に見せる場所として機能していたと思います。一回一回試合でやってたら紙幅いくらあっても足らないところを、端折りつつも勢いある状況で押し込んだ感じ。個人的な見所は、おかーさんこと紗枝が槍使いだったのと、想像以上に強かったナンシーと、いつもどおり世界を革命しそうな槙先輩のバトルバカっぷりです。
そして主役組のモティベーション再確認も、無事終了。この漫画複数主人公なので、実は結構綾那はやてにカメラ回ってこない。特にはやてはバカなので、シリアスな主役回似合わない。そんな状況を一気に吹き飛ばす、刀友との心の真っ向ぶつかり合いでした。青春ぽくてベネ。オヤビンはスポット参戦ながら美味しいキャラで、結構綺麗に退場。後気になるのは、無痛症っぽいナギの刀友が誰になるか、かな。個人的には炎雪希望。