イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

JESUS 砂塵航路 6

七月鏡一&藤原芳希、小学館。ジーザス・サーガの六巻目。前巻で剣呑な空気を纏ってやってきた戦闘要員が、さっさとバトルバトル、と思ってたらジーザスのモチベーションが公開され水入り。もちろん戦闘狂はそんなの認めない、というところで第三勢力が乱入して続く! という流れ。
ちょっと忙しないけど、それ故盛り上がる展開に。2VS2の決闘は、アッシュの美味しさが目立った。24(こういう細かいクスグリ巧いなぁ)をBGMにしたバトルとか、「貴方は何故無関係な戦いに飛び込むの!?」「"負け犬"と、呼ばれたからさ」とか。ちょうカッコいい。さすが虎の弟子。んでデカブツが戦いを楽しみ始めて、「あー七月時空じゃそれは悪手ですよ。死亡フラグですよー!!」と思ってたら、クイーンが覚醒して止めに入った。
と思ったら、ジーザスが凄い勢いで拾い始めて、お話全体のモティベーションを語る語る。なるほどなー、という感じ。やっぱこうやって、細かくキャラの根っこを整理してくれると混乱しなくて良い。あと、まさかの小百合ルート補完でびっくりした。僕は小百合結構好きなヒロインなので、こうやって新エピが出てくると嬉しい。
綾木がキャラとして新しい段階に立ったり、新しい敵の顔も見えてきたりで、いい塩梅に纏まりが出てきた印象です。ヒキもヒジョーに気になる形であり、次が楽しみ。あと、どう見ても劉伊健な人がどう動くかもワクワクですな。やっぱ積み重ねてきたネタが回転し始めると、色々スゲェ、という感じです。