イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ジゼル・アラン 2

笠井スイエンターブレイン。可愛いかわいいジゼルお嬢様の、ユカイな何でも屋稼業漫画二巻目。可愛いエンジンだけで実質回していた一巻と比べると、「お嬢にとって何でも屋って、実際どういうもんなのよ」ということを突きつけるお話になっておりました。ふうむ。
執事さんがお嬢の過去を持ってきたり、わるい何でも屋ギーの話がお目目キラキラのジゼルお嬢と巧い対比になっていたり、全体的に漫画としての奥行きを付ける巻だったかな、と思います。そのものずばりな過去エピも出てきたし。お姉ちゃんがいい人で良かった。親父様も間合いが解らないだけで、基本いい人みたいだし。
そして相変わらずお嬢可愛いエンジンの出力は快調であり、この漫画を読み続けるフックとしてやはり太い。ロングお嬢も可愛いかわいいであり、くるくる表情が変わる素直な感じが今回も良く出てました。ところどころ森薫リスペクトが漏れでてるカットとかあったけどね! 十話冒頭とか。それは横において、いい塩梅にキャラの奥行きが出てきて、加速が付いてきた感じの二巻でした。三巻楽しみ。