イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

俺なりのアウターエッジ

そのあとは僕のNOVAです。
シナリオタイトル:マァトの羽根 システム:NOVA-D RL:コバヤシ
田中くん:ミー:11才女性:ニューロ◎ミストレス●ハイランダー ネバーランドで元気に生きてる、電脳系小娘。どのくらい小娘かというと、3班にウィザード級でも超人でもないが、優しく強い心を最大の武器に、NOVAの深い闇に挑む。
シェンツさん:"エンフォーサー"灰谷芥:36才男性:イヌ◎レッガー●カブトワリ ブラックハウンドに所属しつつ、暗殺を始めとする犯罪に手を染める悪徳警官。人を殺した後は、妹にドレスを送る悲しき人間の屑。エルロイ時空正式武術である、ダッシュしながらショットガン乱射を得意とする。
新米GMくん:ステファニー=イェン:22才女性:トーキー◎フェイト●ミストレス 世界の闇に怯え、自己の安心のために真実を調査するダイム・ノヴェリスト。傷つけられた友の願いのため、怯える心を抱え込んだまま、巨悪に立ち向かっていく。
Braveoneさん:ノウメン:20〜30代男性:クグツ◎カゲ●ヒルコ R&Rからヘッドハントされ、3班に所属するブラックワークス。生体毒を使いこなすブーステッドであり、クグツという生き方に迷いはない。普段のヘラヘラした態度は、無論仮面。顔に張り付いて、もはや区別はつかないが。
自分にとってNOVAは非常に大事なシステムで、結局好きで、しかしながら回数を重ねすぎたせいか手癖になってる部分、形骸化してしまっている部分があまりに多くなり、あまり触らなくなってしまっていました。ルパン見てたら電波来たので「じゃあNOVAでシナリオ作るか」と考えた時、自分の中で蟠りになっている部分と、それでも好きな部分をちゃんとより分けて、システムとして処理できるようにやってみよう、というシナリオでした。
例えばワークスでの導入。例えばプレアクト情報。例えば達成値。例えば情報構造。例えばシーンメイキング。例えば神業が使用されるフェイズのバランス。色々考えながら、それをゲーミングしていく作業はぶっちゃけ大変でしたが、まぁ出来たかな、というのがやってみた感想です。やっぱりNOVAが持っているポテンシャルは、思い出補正と身びいきを抜いてもかなりあって、同時にやり過ぎて擦り切れちゃった部分もたくさんあった。そこは、ちゃんとメンテナンスしなきゃいけない所だった。
今回のPLも自分と同じ問題意識を抱いている面子(まぁパーソナルなプレイ環境っていうのは、そこが共有されないと維持できないもんだと思ってます。もう十年くらい一緒にやってるメンバなわけで)だったおかげか、かなり変則的なプレアクト情報を受け止めて、「自分のやりたいようキャラ」をやってくれたと思います。今回システムアプローチでいじった部分は、結局そこを取り戻すべく触られてるわけで、慣習や不要なデータ的圧力を一旦外すことで、それが出来たならなによりです。思い返すだに非常にありがたいと、痛感する次第。
今回のシナリオはまず何より、NOVAがあんま好きじゃなくなってた自分のために作ったシナリオで、エゴイスティックなもんです。しかしながら、そう言う「私」の問題を、「みんな」の問題に出来る(そして解決することまで出来る)のが、TRPGというゲームが持っている強力な力だな、というのが、シナリオを終えての感想です。やはりTRPGは素晴らしい。NOVAは面白い。