魔界都市池袋、今回はブラフと拉致と空疎な中心のお話。
リーダーを捏造することで組織を維持していた小物二人が、性格最悪お鍋みんなで食べたいマンこと折原臨也くんの手玉に取られるエピソードでした。
映像で叙述トリックの再現は手間の割にリターンが少ないと見たのか、原作より素直なコンゲームにまとまってた印象。
株を上げたり下げたり忙しいクソイザヤですが、今回は小物をいたぶっていい気になり、お金で勝った再生怪人軍団も自慢していい気絶頂。
一期の放送から時間が開いているせいか、『折原臨也の軍勢』が誰だったか想い出すのに、結構手間がかかるな。
青葉にビビっていた泉井さんの一皮むけ過ぎ感とか、腹筋バキバキなゴリラ妹の無双っぷりとか、ここら辺のケレン味は期待感を煽るのに十分。
……ええ、『ここら辺』はね。
折原くんを拉致ったり、拷問モドキをしてみたり、漁夫の利を狙ってみたりした小物二人は、イザヤくんのスーパー謀略家っぷりを引き立てるのに良い材料でした。
原作は結構ややこしいことしてるわけですけど、尺の関係でスッパリ切られたのでほんとに調子に乗った小物だったな、あの二人。
ダーツで音符を自傷したり、涙ぐましい努力してて好きなんだけど、まぁ相手は天下の折原臨也様だからね。
この後起こる状況の中で、イザヤは再生怪人軍団を率いて第三極を担当しないといけないわけで、こういう風に凄みを取り戻しておくのは大事よね。
まぁ結局、未成年にあることないこと吹き込んでいい気になってる、寂しがりお鍋食べたいマンなんだけどさ、あの人。
来週はデュラララZEROであり、臨也くんだけではなく新羅とシズちゃんも掘り下げていく話。
中二病と高二病の複合患者が、現役の高校生だった時代の酸っぱい姿が見れるぜ！
……シズちゃん新羅はさておき、あまりにイタすぎるガラスの十代っぷりを放送して、イザヤくんの株は上がるのだろうか。
好感度は上がるか、多分。
