ガルパ履修記録
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
イベスト:SAKURA BLOOMING PARTY
バンストも(基本)下からやっていく。
こころの豪邸にヤベー奴らが大集合し、飲めや歌え屋の大騒ぎ。一般人演技の代償としてストレスを貯め続ける市ヶ谷有咲と、後ろでニヤニヤする奥沢美咲の未来は…。
重さのない柔らかで賑やかなお話。全体的にヤベー奴らがとにかく騒ぎまくるエピソードで、パスパレから唯一参戦となったイブちゃんの切れ味が冴える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
ここで培われた『ヤベー奴に惚れちまったもんだねアタシら一般人同盟』が今後どう生きるか。結構楽しみ。奥沢の余裕ズラがやべー。
・思い繋ぐ未完成な歌
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
YUKINAパパの遺作(死んでない)を巡り、友希那さんがナイーブな心を暴走させ、バンドメンバーがそれぞれ慮ったり思いをぶつけたりするお話。
Roselia特有の曲を”食った”時のリアクションが冴え、遺作の”凄味”が良く見える。
パパンの『未熟さも納得行かなさも、全部曲にぶつけろ。それは意味のある音だろう』が非常に良いアドバイスで、どーしてあんたの娘あんなに拗らせてるの感…善人だからこそ拗らせたのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
こうやって一歩ずつ、未熟さや不純さも仲間と分け合い、音にぶつけ客に伝えれるようになると良いな、と思う。
あこちゃんが曲を聞いた時に、具体的なプレイのプラン、自分の感動をどうドラムスティックに伝えて共有していくかのイメージが即座に湧き上がるところに、ドラマーとしての天稟と修練を感じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
インストゥルメントを握るまでのスピードが早いのよね…豊かな感性と情熱を鍛えてる証拠だと思う。
やっぱガルパは物語の要素を使い切らず、余白を残したままゲームの寿命を残したまま、ストーリーを展開させるのが基本戦術なのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
その永遠の未完成が、少女という題材、青春という時間と巧く噛み合っているのだろう。でもリセットはない。巧い調整だ。
飛ばしてうっかり読んじゃった比較的最近の
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
・有咲の悪くない休日
市ヶ谷と牛込が、今井の無責任で責任感有るいじりを通じ、赤い狂犬とちょっと仲良くなるお話。お前らの中で欄ちゃんはどんな存在なんだ…。
友希那さん以外にも面倒見が良く、お姉さんぶれる…けど少しズレてる今井が美味しい。
・ジブン、アイディアル
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
”パスパレの大黒柱”大和麻弥が己のアイデンティティに悩むエピソード。事務所のクソ仕事っぷりが冴え渡る。
あまりに上手いトス上げ役、状況整理役な麻弥は便利に使えすぎて、スポットライトを当てにくいキャラだと思う。パスパレの魅力であるアクの強さは、彼女がいて成立する
のだが、そういう彼女の強さだけでなく、弱さや思い込みをちゃんと掘り下げに行く物語が見れてとても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
毎週イベントごとに女々巨大感情物語が襲いかかってくる、ソシャゲという形式を活かした尺の使い方だと思う。主役をしっかりリボルビングさせて、固定した役割に落とさない。
研究生を続けた丸山、子役から流れてきた白鷺とはまた別の、”裏方”であり続けたからこその麻弥の憧れ。輝きを求めつつ、生粋のサポーター気質が邪魔をする…と思いこんでいる麻弥が既に”アイドル”な自分に気付けるまでのお話は、希望と優しさに満ちていてよかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
これに気づく道のりを作るのが日菜というのは、彼女の才覚を考えれば当然なんだが、人格を考えると非常に意外で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
怪物が怪物のまま、他人に優しく出来るメソッドを手に入れらたのだとしたら、これは非常に素晴らしいことだ。一章からここに至るまで、何があるのか。履修は続く。
・儚き夜の夢
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
家族と喧嘩した奥沢美咲が、薫くんの一晩の子猫ちゃんになるお話。パスパレメンバー全員集合ッ!
当然のように”奥沢の”パジャマを用意してくる黒服は、一体高校一年生に何を期待しているのか。あの世界のパートナーシップ行政支援制度を洗い直す必要がある。
自室や家族を露わにしても”王子性”みたいのが破綻せず、むしろ完成された美意識と裏表のない生き様が強調され好感に繋がる辺り、薫のキャラ付けは面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
ギャップで加速させる所はそうして、真っ直ぐ押し続ける所はそのまま行く。ノリとソリの選球眼が良いんだな、ガルパ脚本班。
格言野郎が自分の言葉を使うのは定番大勝利シチュ、仮面ライダーで言えばマスク割れみたいなもんだが、それを奥沢美咲のセンチメンタルのためにズバッと差し込む所が、ほんと人間力高い女だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
多分奥沢美咲相手じゃなくても、こういう支えと優しさが出せる人なんだと思う。やはり聖人…。
ご本を沢山読んで、少しでも自分の見ているものを他人と共有する言葉を探そうとしている薫の努力も見えて、キャラを尊敬できるようになるエピソードだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
そらー子猫ちゃんも学校中に生まれるわなぁ…既に”演劇”という天職にしっかりであっている芯の強さが、他のキャラと一線を画すか。
奥沢くんがキレた理由が『ハロハピと、音楽と初めてであった思い出だから』というのが、彼女の幸福な世界を忍ばせ良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日
家族が本をゴミに出すのではなく、図書館に寄贈しているのも地味によし。なんだかんだ、ヒーローを育む家庭環境なんだよなぁ…。
あの後花音先輩が『昨日薫さんと寝たんだ~』とうっかり白鷺にパなして、凄まじい地獄が発生しなかったことを祈りたい。(唸るビンタ。流れ始める”POWDER SNOW”。原田宇陀児は永遠に不滅です)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月2日