GRANBLUE FANTASY The Animation Season2を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
砲火に追われ、迷い込んだ霧の島。そこは気のいいゾンビと幽霊が彷徨う、死霊達の牢獄だった!
同じく迷い込んだ傭兵コンビと手を組んで、島の秘密を解き明かしにかかるグラン達。幽霊少女との思わぬ出会いが、脱出の手がかりとなるか!?
そんな感じの新章開幕、グラブルアニメ2である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
先週真の仲間ッ面でハロウィンしてたフェリちゃんが、エピソードヒロインとして『はじめまして』してて、かなり脳が混乱する。
まぁジータ主役の世界線は、グラン主役の物語とは全く別だからな…切り離して考えよう。
さておき、ヴィーラさんの極大情念にどっしり寄り添ったアルビオン編に比べると、かなりサクサク進む印象な霧の島編。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
冒頭、暴力で船を霧の島に追い込みつつ、どんだけヤベェ場所か危機感まで煽るポンメルンの仕事っぷりがマジスゲェ。ダルい導入は一気に省略だ!
ゾンビ相手に誤解でドタバタしたり、帝国サイドとバチバチしたりとかも上手く回避して、フェリちゃんと出会い島の秘密の一端を掴む所まで、一話で一気に駆け抜けた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
スピード感が心地よくもあるが、グラブル世界の芳醇な空気をゆっくり吸い込むのが心地よいアニメなので、もうちょい見たい感じもあり
とまれ、不要にギスギスしないのはとても良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
この進行に一番寄与しているのはドランクで、お軽いキャラを最大限に活かし、不気味な島とも、敵対関係にある騎空団とも、手早く協調路線を組み上げていく。
かなり積極的に状況に関与している印象だが、モチベアップする”何か”があるんだろうか?
村と異邦人、騎空団と帝国が和解するイベントとして、紫色のデススープを腹に入れる描写が入るのは、なかなか面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
二度と帰れぬヨモツヘグイ…というには、ゾンビたちの描写に邪気がないからなぁ。ここはとっとと偏見を乗り越えて、協力体制を作る所なのだと思う。
同じ”青の少女”として、ルリアはオーキスちゃんが気になるご様子。おずおずと不器用にコミュニケーションを取ろうと頑張るルリアを、グランくんがしっかり見守ってるのが愛おしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
相棒がなんか頑張ってる様子を見落とさないのは、スツルム殿も同じかな?
グランくんがルリアをむっちゃ見てる描写は、二期非常に多い。あんだけのロマンスをくぐり抜けた後だと、まぁ自然と眼が向かうのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
周囲を見渡し、方向を定める。団長としての頼もしさ、視野の広さと優しさが、少年らしい真っ直ぐさと同居しているのが、二期のグランくんって感じだ。
そんな一行が出会うエピソードヒロインが、幽霊少女のフェリちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
過去と死を奪われ、誰にも観測されることのない寂しさを百年抱え込んだ、永遠の少女。基本設計が可憐かつ堅牢で、ベタ足で恐れずぶん回すグラブルらしいなぁ、などと思う。
ど真ん中にオーソドックスで強いの入れる。強い。
欠落は常に充足を求めるものなので、フェリちゃんは失った記憶、奪われた死、取りこぼした認知を回復しようとあがく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
これは全て、セレストと絡み合った霧の島の問題を解決しないと満たされない。『島から出る』という騎空団のクエストと、ヒロインの問題が重なり合う展開だ。
フェリちゃんは100年先行していろいろ調べていたので、ルリアが彼女を見つけることで、調査は一気に進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
同時にそれは少女の尊厳を取り戻す倫理的な行動でもあり、冒険の中にドラマが、具象の中に抽象的価値が埋め込まれた展開と言える。
この二重写しは創作の基本で、同時にしっかりやるのは難しい
『島からの脱出』という自分の都合を叶えるには、フェリちゃんという他人の望み、死からも他者からも阻害されている彼女の尊厳回復を果たさないといけない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
一見繋がらないお人好しを果たすことで、デカい何かが動いていく。こういう構造をちゃんと組むと、お話を消化しやすくなるし、満足感も強い。
やや早足の展開ながら、そういうところきっちり組み上げているのは強いなー、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
フェリちゃん、ビジュアル的にも助けたくなる”強さ”あるからね…グラブルの子、みんな別角度から可愛くて素敵なの凄いよね。
そんな子供チームの奮戦を、じっと見つめる母船の大人組。
ラカムが急に『夢を叶えた先にも、夢はあるのかな…』みてぇに煮え始めてビックリであるが、これがこの島で解決されるクエストなのか、後に生きる伏線なのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
実際一期の範疇で、ラカムの物語燃料は結構燃やしちゃっている。新しい夢を継ぎ足すタイミングでもあろうし、掘り下げるのは大歓迎である。
子供チームのほうが推進力が強いので、表舞台に立つことが多いけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
大人だって色々事情と夢を抱えて、自分の物語を持っている。意識して後ろに引いて、『俺は終わってるから…』感出してるオイゲンのお話は、二期最終盤で取り回すんかなぁ…。
んで、出れない島のカラクリも、死ねない人の悲しみも、全部星晶獣セレストに繋がってる、と構図が見えたところで次週に続く、と。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
幽霊船の星晶獣だから”セレスト”なのは、センスが良くて好きだなぁ…。
大体の厄介事は星晶獣起因で起こるのは、ヒロインたるルリアの唯一性が強調されて、良い構造よね
というわけで、霧の島の物語第一章でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年11月18日
フェリちゃんは可憐だし、帝国サイドとの呉越同舟もいい感じ。アーバンでメッシーな雰囲気だったアルビオンとは、また違った大空陸の冒険が見れて、なかなか楽しいです。
やっぱグイグイ来てるドランクの伏せ札だよなぁ…気になるのは。来週も楽しみ。