イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/12/05 ブラッドパス『地獄城血風録』

今日はしのやんさんと潜鯰さんをお相手に、四度目の地獄城血風録を遊んでまいりました。

シナリオタイトル:地獄城血風録 システム:ブラッドパス GM:コバヤシ

しのやんさん:弓削黎明:外見36才男性:夜者/界律 任侠の世界に身を置いていたが、敵対する組織にいた業血鬼に組ごと殺され、不死者として起き上がった男。待ち受ける長い生に倦んではいるものの、仁義の徳を重んじる心は未だ死んでいない。
潜鯰さん:日暮紫苑:30才男性:讐人/戦衛 家族と平穏を奪った鬼を殺すべく、斬鬼衆に身を寄せた青年。軽薄を装いつつ、式をただの道具と見ない強さ、見れない弱さを抱え生きる業深き男。哀れみを置き去りに、血塗られた道を進んでいく微笑みの修羅。

こんな感じの二人が、悪魔の領地と化した超高層タワーマンションを攻略していくセッションでした。とても楽しかったです。

このシナリオも結構遊んでいるのですが、今回は超☆一緒に修羅場をくぐり抜けてきた練度13血盟を練度1にデチューンしてもらい、関係性も血盟結成当初に巻き戻して”ゼロ”をやるという、結構トリッキーな遊び方で挑んでもらいました。
自分的にも初めての試みでドキドキだったんですが、やっぱ『こういうことがしたい! こういうことで楽しみたいっ!』ってヴィジョンを力強く突き出してくれると、GMとしても対応が死しやすく、対応しやすいセッションとなりました。
何しろ歴史のある血盟なんで結構ビクビクしてたのですが、お二人の間で蓄積されたものをしっかり楽しみつつ、こっちが置き去りにはならない見事な塩梅で立ち回っていて、練達を感じました。ありがたい。

既に積み上がった物語や関係性から逆算して、そこに繋がるよう出会いを演出し直していくのって結構高度なロールだと思うのですが、一個一個の演出がそのコアをビシバシ狙い撃ってて、大変力強かったです。
自分も引っ張られるようにちょっち濃いめのロールをしたわけですが、濃い味付けが胃に持たれて持て余すということもなく、ビシバシ殴り返してくれて、手応えと満足のあるセッションとなりました。
強そうな敵がもりもり出てきては、判定無しでバッタバッタ倒れていくシナリオなので、いい感じのバトル描写を沢山摂取できたのも、マスターしてて楽しかったです。
ブラッドパスは血盟の縁をたくさん食べるようにシステムが出来ているので、それを観客サイドで楽しむ醍醐味もたっぷり味わえて、これは数多のセッションをくぐり抜けてきた錬鉄の血盟故だなー、lと思ったりもした。

そんなわけで、大変楽しいセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。