イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ガルパ履修日記:この胸満たすあたたかさは

追記 思春期の児童が、自分なり積み重ね固めてきた”生き様”が新しい出会いを生み、さらなる自己発見・自己実現に繋がっていくだろう正しきリンクが見れたことが、今回のイベストで特に良かったポイントだったりする。やっぱ自分、ガルパを発達心理学の文脈で読んでると思う。

プレイレポート 20/09/19 スチームパンカーズ『騎士の誓いは大空に』

昨日はシェンツさんのオリジナルシナリオで、スチームパンカーズを遊びました。蒸気飛空艇が青空に舞うッ!

田中くん:”トリスタン”イーニッド・ハックワース:18歳女性:ノーブル・スパイテック:貴族 若い身空で両親を蒸気事件に奪われ、ハックワース家督を継いだ青年貴族。スパイという稼業も引き継ぎ、国家安定の歯車となる厳しい宿命に苦しみつつ、高貴な生き方を貫くパンクス。
コバヤシ:ジャン・ジュネ:24歳男性:エセティック・エッジモービル:悪党 男娼、泥棒、悪徳詐欺師。生きるためなら何でもやりつつ、その立ち居振る舞いに奇妙な”風”を宿すピカロ・ロマネスク。愛機”薔薇の奇跡”と二人で、抑圧に満ちた世界に聖なる逸脱を投げ込む堕天使。

こんな生き方正反対の二人が、ブリテンの名誉をかけた世界一周飛行にまつわる陰謀に立ち向かいました。今回はスチームパンクなガジェットが前面に出たシナリオで、世界観の”コク”を腹いっぱい吸い込むような仕上がりでした。むっちゃ面白かった。
背景性が分厚く背中を支えてくれるので、シナリオにしてもキャラにしても自由に豊かに遊べるのは、スチームパンカーズの非常に有り難いところです。白紙渡されて『自由にやれ』言われても、骨格なしでフリーハンドってのは相当にキツいからな……。
やっぱ想像力やモチベーションをバチ上げるような公式設定がしっかりあった上で、そこに自分なりの燃えやら萌えやらをトッピングして仕上げていくのが、TRPGという共犯メディアの面白いところでして。
僕でいえば史実をこねくり回す伝奇(あとノータムでブッパされるド下劣スラング)、シェンツ先生ならエスピオナージ、田中くんなら貴種ゆえの悩みと、それぞれやりたいことは別々ながら、リッチに構築された蒸気世界はそれを受け止め、膨らまし、楽しく共有する素地になってくれます。
ここらへんはプレイグループによっても求めるものが違うと思うのですが、ウチは『出してみろよ……お前の獣をッ!』って感じなので、やっぱ濃い口の設定ややる気をキャラシーに乗っけて、けんか神輿でバチバチやるのが好きなんですよね。分厚い世界設定は、そういう楽しみの、最高の助けになってくれます。

シナリオの方は戦争の傷、空への祈り、騎士の矜持と悪魔の呪いが渾然一体となった、卑近でありながら高貴で清廉な、とても面白いシナリオでした。やっぱモチーフが綺麗に背骨を支えてると、シナリオはスッと胸に入ってくるな……今回は”空”ね。
プレイはPL2人ということもあってスルスル進み、ノーストレス楽しさ山盛りでたっぷり堪能しました。やっぱ新しいシステムははえーわ食いごたえあるわ、よく出来とるわー……あんだけ濃くやって、プレイ時間二時間半だもんな。
スチームパンカーズもプレイ回数を重ねて、システムの癖、世界観の味わいとかが判ってきた感じがあります。馴染んできた、というか。そろそろ自分もシナリオ作りてーな、という気持ち。植民地関係の歴史が相当変わってるので、そこらへんをイジった伝奇ネタがやりたい。アラビアのローレンスが大アラブ王国設立の先頭に立ってるネタとか良いよなぁ……。

そんな感じで、非常に楽しいセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。

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