このすば二期を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
寒いし温泉回でテコ入れ! と思わせておいて、温泉入る前のコントで一話使って、しかもそれがとても面白いという、非常にこのすばらしい回。
今回は作監も原画も人数をぶち込み、勝負を仕掛けてくる回だった。作画がカッチリしていると、それだけで妙に面白い不思議なアニメ。
成金コント、バニルさんとの結界コント、馬車乗る前コント、馬車コントと、題材と場面を入れ替えつつ延々コントし続けるお話であり、このすばの強みである『個別のキャラ立ち』とその相乗効果を堪能できる、楽しい回だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
キャラがキャラらしくグダグダしているだけで、こんなに面白いのは強い。
今回は天性のコメディエンヌであるアクアを真ん中に据えて、話が進んでいた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
雨宮さんのきったない演技(褒め言葉)も冴え渡り、作画力の恩寵も全身に受けて、まさにアクア絶好調。
ヒドい目に会い調子に乗りつつも、生き生きした可愛げが死なないところがアクアは凄いと思う。なんだかんだ可愛い。
アクアに限らずこのすば全体に言えるんだが、クズ人間(クズ神)として大暴れしつつも、PTの仲間を大事に思う人間性が随所で輝いていて、それが笑いを支えているところが、やっぱり好きだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
好きな相手だからこそ甘えるし、大抵その甘えは愛を込めた反撃でぶっ飛ばされる。人間関係の風通しが良い。
こういうバランス感覚はカズマさんが一番しっかりしていて、さんざんドタバタ暴れまわり、汚い成金ムーブも堪能した上で、『うちの仲間が原因だから、俺が体を張るよ!』と来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
クズクズ言われつつも、こういう一線はちゃんと守ることが、彼が好かれ、彼が主人公である物語が好かれるポイントだろう
アクアとカズマの夫婦漫才に重点しつつも、めぐみんにダクネス、バニルにウィズと、いいタイミングで別キャラがかき回してくる賑やかな回でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
色んなトンチキ人間がいて、ダメっぷりが綺羅星のように引き立て合うのもこのアニメのいいところなので、人数多いのは良い。
馬車が出立するシーケンスが非常にじっくり描かれていたのは、僕はすごく好きでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
このすばはコメディとしての強さ、変則的サクセスストーリの強さが目立ちやすいけど、『身近な異世界ファンタジー』であることを怠けず積み重ねていることが、その土台にあると思う。
慣れ親しんだ街を離れ、ちょっと高級な馬車が出立するときの特別な感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
町の人々の生活の一片。
それは体温をもっているけど、普段のドタバタとはちょっと違う、綺麗でスローな映像として切り取られれ、演出される。
そういう高揚感がちゃん実感できるのは、結構大事な気がする。
『世界の危機!』とか『運命とは、正義とは!』といったデカいネタをあえて外し、ゆるーい親近感を大事に進めている話なんだが、こういう感じで『身近な特別』をちゃんと描くことで、普段のまったり加減との対照が生まれて、強さが際立つ感じがある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
なんだかんだ、ちゃんとファンタジックなのが好き
まぁ『あ、なんかいい感じ…』と視聴者に思わせた後は、またドタバタヒドイ系コメディが展開されるわけなんだけども。ダクネスはほんとヒドイな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
イイハナシはあくまでスパイスと見切って、『いつものこのすば』にちゃんと戻して次回に引いてくれる親切心も、僕は好きです。
というわけで、肌色への期待感を煽るだけ煽って、一度も風呂にはいかずに終わった前代未聞の温泉回(未遂)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月22日
迫りくるダチョウを捌いた後、温泉街でまたヒドいドタバタがあって、ちょっとほっこりするのだろう。
新しい展開へ向けて安心感と期待感が同居するのは、なかなかすごいなぁと思う。楽しみ。